オペレーションマニュアル

ご使用になる前に「安全上の注意/使用上の注意」を必ずお読みください
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Notices

本マニュアルの一部または全部を無断で複製/転載することを禁じます。

文中の製品名、登録商標、会社名は、それぞれの会社に帰属します。文中のすべての商標および登録商標は、
それらの識別のみを目的として記載されており、各所有者の著作権を侵害する意図はありません。

白黒端末では正しく表示できません。

オペレーションマニュアルについて

本書の内容および製品の仕様は予告なしに変更されることがあります。

  • Windows® は、Microsoft® 社の商標または登録商標です。

  • iPhone、iPad、iPadOS および Mac は、Apple Inc. の商標です。

  • App Store は、Apple Inc. のサービスマークです。

  • iOS は、米国 Cisco の商標または登録商標です。

  • Android™, Google Playは、Google LLCの商標または登録商標です。

  • microSDXC ロゴは商標です。

  • Bluetooth® のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc. が所有する登録商標であり、株式会社ズームはこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。

  • HDMI、High-Definition Multimedia Interface、およびHDMIロゴ は、米国およびその他の国におけるHDMI Licensing Administrator, Inc. の商標または、登録商標です。

  • 文中のその他の製品名、登録商標、会社名は、それぞれの会社に帰属します。

  • 文中のすべての商標および登録商標は、それらの識別のみを目的として記載されており、各所有者の著作権を侵害する意図はありません。

  • 他の者が著作権を保有する CD、レコード、テープ、実演、映像作品、放送などから録音する場合、私的使用の場合を除き、権利者に無断での使用は法律で禁止されています。著作権法違反に対する処置に関して、株式会社ズームは一切の責任を負いません。

  • 文中のイラスト及び表示画面は、実際の製品と異なる場合があります。

各部の役割

背面(LCD 画面を閉じた状態)

LCD画面
映像や各種情報を表示します。
機能キー
ディスプレイに表示されている機能ボタンを操作します。
DISP/CHECKキー
録画画面や再生画面で画面表示を変更します。確認画面では操作の決定を行います。
PLAYキー
Q8n-4Kで録画/録音したファイルを再生します。
SETTING/EXITキー
設定画面の表示・終了などを行います。設定や確認の画面ではキャンセルを行います。

背面(LCD 画面を開いた状態)

電源ボタン
電源をON/OFFします。
PADスイッチ
インプット1/2に接続した機器の入力信号を20 dB 減衰させます。
ファンタムスイッチ
インプット1/2のファンタム電源をON/OFFします。

ファンタム電圧は、+12 V / +24 V / +48 Vから選択できます。(→ファンタム電源を使用する

チャンネルキー
各チャンネルをON/OFF します。
microSDカードスロット
microSDカードを挿入します。

左側面

マイクカプセル
目的に応じて付け替えることができます。
UNLOCKボタン
押し込むことでマイクアームを動かせるようになります。
バッテリーカバー
バッテリーの取り付け/取り外しをするときに外します。

右側面

インプット1/2
マイクや楽器を接続します。XLRプラグに対応しています。
インプットボリューム1/2
インプットボリュームを調節します。
アウトプットボリューム
アウトプットボリュームを調節します。
ストラップ穴
ストラップを取り付けるときに使用します。
PHONE OUT端子
ヘッドフォンに音声を出力できます。
Micro HDMI端子
HDMI 対応 TV などに動画と音声を出力できます。
USB(Type-C)端子
パソコンやiOS/iPadOS デバイスと接続して、Q8n-4K をWEB カメラ、カードリーダー、USB マイクとして使用できます。

専用のAC アダプター(ZOOM AD-17)を接続して、AC 電源で使用することもできます。電源OFF 時に接続すると、バッテリーを充電します。

正面

レンズ
明るさ F 2.8 で、広角 150°のワイドレンズです。
REMOTE端子
専用無線アダプター(BTA-1 など)を接続します。専用コントローラーアプリケーションを使って、iOS/iPadOS/Android デバイスから Q8n-4K を操作できます。

上面

マイクインプットボリューム
マイクのインプットボリュームを調節します。
スピーカー
ファイルの音声や操作音を出力します。
RECボタン
録画/録音を開始/終了します

本体底面

三脚取り付けネジ穴
市販の三脚を取り付けるためのネジ穴です。

準備する

充電池をセットする

  1. 電源をOFF にして、ツメを左へ押さえながらバッテリーカバーを開ける
  2. 電池を取り付ける
  3. バッテリーカバーを閉じる

電池を充電する

  1. Q8n-4Kの電源をOFF にする
  2. USB 電源(起動しているパソコンまたは専用のACアダプター ZOOM AD-17)に接続する

    電池充電中は充電LED が点灯し続けます。

  3. 充電が完了したら、USB 電源からケーブルを取り外す

    充電が完了すると充電LED が消灯します。

    NOTE
    • 電源が入っているときは充電されません。

    • 電池を発熱、破損、劣化させる原因になるおそれがあるので、周囲温度が 5℃~ 35℃の範囲で充電してください。

    • 充電完了後は、ケーブルを挿したまま長期間放置しないでください。

    • その他、電池の取り扱いについては、「電池についての安全上の注意」の内容に従ってください。

マイクアームについて

マイクアームを引き出す

マイクアームの を押しながらマイクが固定される位置まで引き起こす

マイクアームを収納する

マイクアームの を押しながらマイクを折りたたむ

microSD カードをセットする

  1. 電源をOFF にしてからmicroSDカードスロットカバーを開ける
  2. microSDカードスロットにmicroSD カードを挿し込む

    microSD カードを取り出すときは、一度スロットの奥に押し込んでから引き抜いてください。

    NOTE
    • 対応記録メディア

      microSDHC:4 GB ~ 32 GB

      microSDXC:64 GB ~ 512 GB

    • Class 10 以上のmicroSD カードをご使用ください。

      4K 画質で撮影するときはUHS スピードクラス3 以上のmicroSD カードをご使用ください。

    • microSDHC カードで長時間録画すると、録画ファイルは4 GB ごとに分割されます。

      microSDXC カードを使用すると、ファイルサイズが4 GB を超えても1 つのファイルに収めることができます。

電源を入れる/切る

電源を入れる

  1. LCD 画面を開く
  2. を押す

電源を切る

  1. を長押しする

    「電源オフ」 と表示され、電源がOFF になります。

NOTE

オートパワーオフを設定している場合、一定時間が経過すると自動的に電源がOFFになります。

初回起動時の設定(言語設定・日時設定)

初回起動時または初期化後の起動時は、自動的に言語設定・日時設定画面が表示されます。

  1. 電源をONにする

    言語設定画面が表示されます。

  2. またはを押して言語を選択する
  3. を押す

    言語が確定し、続けてSET DATE画面が表示されます。

  4. 対応するを押して、日時を変更する
  5. を押す

    日時設定が確定し、録画画面が表示されます。

    NOTE

    電源OFF中に電池を抜いた状態で4分以上経過すると、日時設定が初期化される場合があります。

接続する

マイクカプセルを取り付ける/取り外す

マイクカプセルの取り付け

マイクカプセルをロックされる位置まで押し込む

マイクカプセルの取り外し

マイクカプセルの左右にあるボタンを押しながら本体から引き抜く

NOTE
  • 取り外すときは無理な力を加えないでください。マイクカプセルおよび本体が破損するおそれがあります。

  • 録画中にマイクカプセルを取り外すと、録画が終了します。

マイク・楽器・ミキサーなどを接続する

Q8n-4K のインプット1/2 にはマイクやミキサーなどを接続できます。マイクカプセルの入力(L/R 入力)とインプット1/2 の入力を合わせて、同時に最大4 チャンネルの録音が可能です。

コンサートの撮影

L/R入力
会場全体の臨場感がある音を録音します。
インプット1/2
PAミキサーからのライン出力を接続して、楽器やボーカルの鮮明な音を録音します。
PAミキサー

ギター演奏の撮影

L/R入力
ボーカルとギターが合わさった部屋の響きを録音します。
インプット1
ボーカルマイクを接続して鮮明な歌声を録音します。
インプット2
ギターマイクを接続して鮮明な音を録音します。
ギターマイク
ボーカルマイク
HINT

コンデンサーマイクにはファンタム電源(+12 V / +24 V / +48 V)を供給することもできます。

音声を調節する(入出力を設定する)

録音するチャンネルを有効にする

  1. 録音したいチャンネルのチャンネルキーを押す

    選択されたチャンネルキーはインジケーターが赤く点灯し、入力されている音声をヘッドフォン出力からモニターできるようになります。

  2. インプット1/2 をステレオとして扱う場合(ステレオリンク)は、を同時に押す

    ステレオリンクを解除する場合は、もう一度を同時に押してください。

ファンタム電源を使用する

インプット1/2はファンタム電源に対応しており、+12 V / +24 V / +48 V の電源を供給できます。

ファンタム電源をONにするには、をON側にスライドします。

ファンタム電圧を変更する

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. 「ファンタム電圧」を押す

録音(入力)レベルを設定する

マイクカプセルの場合

を回す

インプット 1/2 の場合

本体右側面のを回す

HINT

入力がクリップすると、チャンネルキーのインジケーターが点滅します。大きい音量が入ってもチャンネルキーのインジケーターが点滅しないレベルに調節してください。

パッド機能を使用する

を-20dBにすることで出力基準レベルが+4 dB のミキサーなどに対応できます。

パッド機能を使用するには、を-20dB側にスライドします。

ミキサー画面

  1. 録画・録音待機画面、WEBCAM画面、USB MIC画面でを押す

    ミキサー画面が表示されます。

  2. 設定するを押す

    ミキサー画面では、チャンネルごとに PAN / LEVEL / FX / LOCUT の設定ができます。

    キー説明
    音声を左に寄せます。
    音声を右に寄せます。
    音量を下げます。
    音量を上げます。
    エフェクトを設定します。
    ノイズを低減します。
    選択チャンネルを変更します。
    ミキサー画面を抜けます。

NOTE

録画中・LIVE中(WEBカメラ)はミキサー画面を表示できません。

ノイズを低減する(低域カット)

風雑音やボーカルのポップノイズなどをカットすることができます。

  1. ミキサー画面でを押してチャンネルを選択する
  2. を押して設定を選択する
    設定説明
    OFFLOCUT を無効にします。
    80Hz80 Hz 以下の音声をカットします。
    120Hz120 Hz以下の音声をカットします。
    160Hz160 Hz以下の音声をカットします。
    200Hz200 Hz以下の音声をカットします。
    240Hz240 Hz以下の音声をカットします。

エフェクトを設定する(コンプ / リミッター / ゲート)

入力信号のレベルに応じて音量を調節し、より明瞭な音声を録音することができます。

  1. ミキサー画面でを押してチャンネルを選択する
  2. を押して設定を選択する
    設定説明
    OFFエフェクトを無効にします。
    Compressor (Comp)小さな音を持ち上げ、大きな音を抑えることで音量をそろえます。

    バンド演奏などを録音する際、音圧を上げて迫力のある音にすることができます。

    Limiter音量を一定以下に抑えて、音が歪むのを防ぎます。
    Leveler入力音が小さいときに録音される音量が一定になるように自動調節します。

    コンサート演奏中とMCのように音量差が大きい場合に有効です。

    De-esser (DeEss)会話の中でサ行などの歯擦音を抑えることによって聞きやすい声にします。
    Noise Gate (Gate)入力が一定以下である場合にバックグラウンドノイズを一定以下に抑えます。

録画する

ディスプレイ表示

録画可能時間
録画可能な残り時間を表示します。
電池残量
電池残量を表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を充電するか、ACアダプターを接続してください。
記録モード
現在選択されている記録モードを表示します。
解像度
現在選択されている解像度を表示します。
フレームレート
現在選択されているフレームレートを表示します。
録音フォーマット
現在選択されている録音フォーマットを表示します。
視野角
現在選択されている視野角を表示します。
シーン設定
現在選択されているシーン設定を表示します。
明るさ
現在選択されている明るさを表示します。
クリップインジケーター
クリップインジケーターが点灯する場合は、入力レベルまたはミキサーのレベルを調節するか、リミッターを設定してください。
チャンネル名
各チャンネルのON/OFFを表示します。チャンネル名が点滅する場合は、入力レベルを調節してください。
レベルメーター
各チャンネルのレベル(ポストフェーダー)を表示します。

記録モードを選択する

録画画面で記録モードを変更することができます。

  1. 録画画面でを押す
    設定説明
    MOV映像とステレオの音声をMOVファイルに記録します。
    MOV+WAVMOVファイルとチャンネル個別のWAVファイルを記録します。
    WAV(STEREO)ステレオの音声をWAVファイルに記録します。
    WAV(MULTI)ステレオの音声とチャンネル個別の音声をWAVファイルに記録します。
    ファイル名説明記録モード
    MOVMOV

    +WAV

    WAV

    (STEREO)

    WAV

    (MULTI)

    ZOOMXXXX.MOV映像とステレオの音声を記録したMOVファイルです。
    ZOOMXXXX.WAV音声を記録したステレオWAVファイルです。
    ZOOMXXXX_MIC.WAVマイクカプセルの音声を記録したステレオWAVファイルです。
    ZOOMXXXX_INPUT1.WAVインプット1の音声を記録したモノラルWAVファイルです。
    ZOOMXXXX_INPUT2.WAVインプット2の音声を記録したモノラルWAVファイルです。
    ZOOMXXXX_INPUT12.WAVステレオリンクしたインプット1とインプット2の音声を記録したステレオWAVファイルです。
NOTE

チャンネル個別のWAVファイルにはミキサーの PAN / LEVEL / FX / LOCUT を通らない音声が保存されます。

録画フォーマットを設定する

解像度を設定する

  1. を押して解像度を変更する
    設定解像度説明ファイル
サイズ
    4K3840 x 2160画質を優先して撮影する場合に適しています。

    10801920 x 1080あらゆる撮影に適しています。
    7201280 x 720長時間撮影する場合に適しています。
    NOTE

    4Kと60 fps / 50 fpsは同時に選択できません。画質を優先する場合は4K 30 fps、フレームレートを優先する場合は1080 60 fpsを選択してください。

フレームレートを設定する

  1. を押してフレームレートを変更する
    設定フレームレート説明
    6060 fps動きの速い被写体を撮影したい場合や、動きの滑らかな映像を撮影したい場合に適しています。
    5050 fps
    3030 fps一般的なフレームレート設定です。
    2525 fps
    2424 fps映画やミュージックビデオの撮影に適しています。

録音フォーマットを設定する

録画画面で録音フォーマットを変更することができます。

  1. 録画画面でを押す
    設定説明
    96kHz/24-bitサンプリング周波数(kHz)/ 量子化ビット数(bit)の数値が大きいほど、高音質になります。
    96kHz/16-bit
    48kHz/24-bit
    48kHz/16-bit
    44.1kHz/24-bit
    44.1kHz/16-bit
    NOTE

    記録モードがMOV+WAVまたはWAV(MULTI)のときは、96kHzを選択できません。

画質を調整する

録画画面で画質を調整することができます。

視野角を調整する

  1. 録画画面で押す
    設定説明
    WIDE広角
    標準
    TELE狭角

シーンを選択する

  1. 録画画面でを押す
    設定説明
    AUTO撮影環境に応じて自動で設定が切り替わります。
    INDOOR屋内での撮影に最適な設定です。
    OUTDOOR屋外での撮影に最適な設定です。
    CONCERT LIGHT明るく、変化が激しいコンサート照明に適した設定です。
    NIGHT夜間や暗いシーンに適した設定です。

明るさを調節する

  1. 録画画面でを押す
    設定説明
    HIGH明るい
    NORMAL標準
    LOW暗い

録画を開始する

  1. 録画画面でを押す

    録画が開始されます。

    録画を終了するにはもう一度を押します。

    NOTE

    録画中は視野角(FOV)と明るさ(BRIGHT)のみ設定の変更が可能です。

    その他の設定の変更、ミキサー画面の表示を行うには録画を停止してください。

セルフタイマー機能を使用する

SYSTEM画面でセルフタイマーの設定をすることができます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. 「セルフタイマー」を押す
    設定説明
    オフを押してすぐに録画を開始します。
    3秒を押してから3 秒後に録画を開始します。
    5秒を押してから5 秒後に録画を開始します。
    10秒を押してから10 秒後に録画を開始します。
    HINT

    カウントダウン中にを押すとすぐに録画を開始することができます。

    また、カウントダウン中にを押すとカウントを中断することができます。

再生する

再生する

  1. 録画画面でを押す

    最後に録画したファイル、または直前に再生したファイルの再生が開始されます。

    再生を停止して録画画面に戻るにはを押してください。

NOTE

Q8n-4Kで撮影された動画のみ再生できます。

再生画面

再生ステータス表示
現在の再生ステータスを表示します。
電池残量
電池残量を表示します。電池の残量が少なくなった場合は電池を充電するか、ACアダプターを接続してください。
ファイル情報
再生中のファイル情報を表示します。
リピート設定
リピート設定を変更します。
ファイル選択
再生するファイルを選択します。
ファイル番号
再生中のファイル番号 / 総ファイル数 を表示します。
再生位置変更
早戻し、早送りを行います。
ファイル削除
再生中のファイルを削除します。

音声チャンネル選択
再生する音声チャンネルを選択します。
ファイル名
再生中のファイル名を表示します。
レベルメーター
音声チャンネル選択で選択された音声のレベルを表示します。
再生位置
現在の再生位置、経過時間、動画時間を表示します。
NOTE

再生開始から一定時間でプレビュー画面上のアイコンは自動的に消えます。再度表示させたい時はを押してください。

再生中の操作

再生中は以下の操作ができます。

キー説明
10 秒送り・長押しで早送りします。
10 秒戻し・長押しで巻き戻します。
次のファイルへ移動します。
前のファイルへ移動します。
ファイルの一時停止/再生を行います。
NOTE

再生するファイルの長さが1分以内のとき、での操作は1 秒送り・1 秒戻しとなります。

連続再生を設定する

再生画面で連続再生を設定することができます。

  1. 再生画面でを押す
    設定説明
    REPEAT OFFファイルの再生が終わると先頭に戻り、停止します。
    REPEAT ONEファイルの再生が終わると先頭に戻り、再生を繰り返します。
    REPEAT ALLファイルの再生が終わると次のファイルを連続して再生します。

    録画時刻の順にファイルを再生し、最新のファイルを再生した後、先頭のファイルへ戻り連続して再生します。

再生する音声チャンネルを変更する

MOV+WAV, WAV (MULTI)で録音されたファイルを再生する場合、再生画面で再生する音声チャンネルを変更することができます。

  1. 再生画面でを押す
    設定説明
    MIXEDMIC、CH1、CH2で録音され 、ミキサーで調整された音源を再生します。
    MICマイクカプセルで録音された音声を再生します。
    CH1インプット 1 で録音された音声を再生します。
    CH2インプット 2 で録音された音声を再生します。
    CH1/CH2ステレオリンクされたインプット1/2で録音された音声を再生します。

ファイルの管理

ファイル情報を表示する

再生画面でファイルの情報を表示することができます。

  1. 再生画面でを押す

    いずれかのキーを押すと再生画面へ戻ります。

ファイルを削除する

再生画面で再生・停止中のファイルを削除することができます。

  1. 再生画面でを押す

    削除確認画面が表示されます。

  2. を押してファイルを削除する

    キャンセルする場合はを押します。

USB機能を使う

パソコン、iOS/iPadOSデバイスと接続する

USB ケーブルでパソコンや iOS/iPadOS デバイスと接続し、WEB カメラやカードリーダー、USB マイクとして使用することができます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. を押す

    USB設定画面が表示されます。

  3. またはを押して使用する機能を選択する
  4. を押す

    「Card reader」または「USB MIC」を選択した場合は、手順5に進んでください。

    「Webcam for PC/Mac」を選択した場合は、手順7に進んでください。

  5. またはを押して接続する機器を選択する

  6. を押す

    「PC/Mac」を選択した場合は、手順7に進んでください。

    「iOS/iPadOS」を選択した場合は、手順9に進んでください。

  7. またはを押して電源を選択する
  8. を押す
  9. USBケーブルでパソコンやiOS/iPadOSデバイスと接続する

  10. 終了するには設定画面からを押す

パソコンと接続した状態で電源をONにした場合

USB設定画面が表示されます。

使用する機能に対応した項目を選択することでUSB機能を使用することができます。

を押すことで録画画面へと移動できます。

WEBカメラとして使用する

Q8n-4KをWEBカメラとして使用し、パソコンに映像と音声を出力できます。

  1. Q8n-4Kをパソコンと接続する
    NOTE

    iOS/iPadOS デバイスでは、WEB カメラとしては使用できません。

  2. パソコン上でカメラを使用するアプリケーションを起動し、Q8n-4Kを選択する
    NOTE

    最高で 1080 p の画質の動画、48 kHz/16-bit の音声を同時にパソコンへ送ることができます。

    パソコンの再生信号をQ8n-4Kから出力することはできません。

  3. 接続を終了するには、パソコンで接続解除の操作を行う

映像と音声のズレを補整する

WEB カメラとして使用中、映像と音声にずれが発生した場合には、音声の遅延時間を設定して映像とのタイミングを合わせることができます。

  1. WEB カメラとして使用中にを押す
  2. またはを押して遅延時間を調節する

    で+10 ms、で-10 ms遅延時間が変化します。

    設定説明
    0 ms遅延時間を10 ms 刻みで設定します。

    最大で 300 ms 遅らせることができます。

    300 ms

USBマイクとして使用する

Q8n-4Kを USB マイクとして使用し、パソコンや iOS/iPadOS デバイスに音声を入力できます。

  1. Q8n-4KをUSBケーブル(Type-C)を使ってパソコンや iOS/iPadOS デバイスと接続する
  2. パソコンや iOS/iPadOS デバイスでマイクを使用するアプリケーションを起動し、 Q8n-4Kを選択する
  3. 接続を終了するには、パソコンや iOS/iPadOS デバイスで接続解除の操作を行う

ダイレクトモニター設定

WEBカメラまたはUSBマイクとして使う場合に、入力音声を直接モニターすることができます。

  1. WEBカメラまたはUSBマイクとして使用中にを押す

    ダイレクトモニターのOFF/ONが切り替わります。

SDカードに記録したファイルを管理する

Q8n-4Kをカードリーダーとして使用し、パソコンや iOS/iPadOS デバイス上でデータを読み書きできます。

  1. Q8n-4KをUSBケーブル(Type-C)を使ってパソコンや iOS/iPadOS デバイスと接続する
  2. パソコンや iOS/iPadOS デバイスでファイル管理画面を表示し、 Q8n-4Kに取り付けた microSD カードの内容を表示する
  3. microSD カード内のファイルを操作する
  4. 接続を終了するには、パソコンや iOS/iPadOS デバイスで接続解除の操作を行う
  5. を押す

    設定画面が表示されます。

  6. 設定画面からを押す

SDカードを管理する

SDカードの情報を確認する

SD カードの空き容量や、サイズを確認することができます。

  1. 録画画面からを押して設定画面に入る
  2. を押してSDカードを選択する

  3. 「SDカード情報」を押す

    SDカードの情報が表示されます。

    いずれかのキーを押すと表示が消えます。

SDカードを初期化する

  1. 録画画面からを押して設定画面に入る
  2. を押してSDカードを選択する
  3. SDカード画面で「SDカードフォーマット」を押す

  4. を押して初期化を実行する

    初期化をキャンセルするにはを押します。

iOS/iPadOS/Androidデバイスから操作する
(Q8n Control)

iOS/iPadOS/Androidデバイスと接続する

専用無線アダプター(BTA-1 など)を接続すると、専用のコントローラーアプリケーション「Q8n Control」を使用して、iOS/iPadOS/AndroidデバイスからQ8n-4Kを操作できます。

NOTE

あらかじめ専用アプリ「Q8n Control」をiOS/iPadOS/Androidデバイスにインストールしておく必要があります。専用アプリ「Q8n Control」はApp StoreもしくはGoogle Play からダウンロードできます。

アプリでの設定や操作の方法については、専用アプリ「Q8n Control」のマニュアルを参照してください。

  1. REMOTE 端子のカバーを外し、専用無線アダプター(BTA-1 など)を接続する

  2. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  3. 設定画面からを押す
  4. 「接続」を押す
  5. iOS/iPadOS/Androidデバイスで専用アプリ「Q8n Control」を起動し、接続操作を行う

iOS/iPadOS/Androidデバイスとの接続を解除する

  1. 録画画面でを押す
  2. 設定画面からを押す
  3. 「切断」を押す

テレビ/モニターとHDMI接続して使用する

テレビ/モニターとHDMI ケーブルで接続することで、Q8n-4Kの映像をテレビ/モニターに表示させることができます。

HDMI-CEC 対応テレビのリモコンを使用することで、撮影した動画の再生/停止などもできます。

HDMI 対応テレビ/モニターで録画画面を確認する

HDMIケーブルを使用して、Q8n-4Kの録画映像をテレビ/モニターに表示させることができます。

録画画面でMicroHDMI端子にHDMIケーブル(市販品)を接続するとQ8n-4Kで撮影している映像がテレビ/モニターに表示されます。

録画可能時間
録画可能な残り時間を表示します。
電池残量
電池残量を表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を充電するか、AC アダプターを接続してください。
カラーキー
[赤色キー]で画面表示の変更、[黄色キー]で動画の再生を行います。

HDMI 対応テレビ/モニターで再生する

HDMIケーブルを使用して、Q8n-4Kの動画をテレビ/モニターに表示させることができます。

  1. Q8n-4Kとテレビ/モニターをHDMIケーブル(市販品)で接続する
  2. を押して動画、音声を再生する

    テレビ/モニターの画面に、録画したファイルが再生されます。

    テレビ/モニター出力中、本体もしくはテレビのリモコンで操作を行うことができます。

    ファイル番号
    再生中のファイル番号 / 総ファイル数 を表示します。
    ファイル名
    再生中のファイル名を表示します。
    電池残量
    電池残量を表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を充電するか、ACアダプターを接続してください。
    カラーキー
    [青色キー]で再生する音源の選択、[赤色キー]で画面表示の変更、[黄色キー]で録画画面の表示を行います。
    上下キー
    再生するファイルを選択します。
    左右キー
    早戻し、早送りを行います。
    決定キー
    再生/一時停止します。
    再生位置
    現在の再生位置、経過時間、動画時間を表示します。
    NOTE
    • テレビ/モニターによってサポートされている音声フォーマットの種類が異なるため、正しく再生できない場合があります。

    • 録画・録音画面表示時はハウリングの恐れがあるため、テレビ/モニターの音声出力を消音してください。

    • Q8n-4Kで撮影した動画のみ再生できます。

    • HDMI 接続時に操作音は出力されません。

本体の設定をする

SYSTEM画面からQ8n-4Kの各種設定を行うことができます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

    SYSTEM画面で以下の設定を行うことができます。

    キー説明
    設定画面へ戻ります。
    「操作音」操作音の音量を変更します。
    「ファンタム電圧」ファンタム電圧を変更します。
    「セルフタイマー」セルフタイマーを設定します。
    「省電力」ディスプレイバックライトを設定します。
    「オートパワーオフ」オートパワーオフを設定します。
    次のページを表示します。

    SYSTEM画面でを押すと次のページを表示します。

    次のページでは以下の設定を行うことができます。

    キー説明
    設定画面へ戻ります。
    「日付/時刻」日時を変更します。
    「初期化」設定をリセットします。
    「言語」言語を変更します。
    前のページへ戻ります。

操作音の音量を設定する

Q8n-4Kの起動音やボタン操作音の音量を設定します。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. 「操作音」を押して、音量を設定する

    設定説明
    操作音を鳴らしません。
    操作音を小さい音量で鳴らします。
    操作音を大きい音量で鳴らします。
  4. を2回押す

    録画画面に戻ります。

省電力を設定する

ディスプレイのバックライト点灯時間を設定する

バックライトの点灯時間を短くすることで電力を抑えることができます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. 「省電力」を押して、バックライトが暗くなるまでの時間を選択する
    設定説明
    オフバックライトは常に明るい状態です。
    1分1 分間何も操作しない状態が続くと、バックライトが暗くなります。
    3分3 分間何も操作しない状態が続くと、バックライトが暗くなります。
    5分5 分間何も操作しない状態が続くと、バックライトが暗くなります。
  4. を2回押す

    録画画面に戻ります。

電源の自動 OFF 機能を設定する

電池による動作時、一定時間何も操作をしないと、自動的に電源が切れるように設定します。

NOTE

録画、再生中および USB 端子から電源を供給している場合は無効になります。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. 「オートパワーオフ」を押して、電源が切れるまでの時間を選択する
    設定説明
    オフ自動 OFF 機能は無効です。
    1分最後の操作から 1 分後に電源が切れます。
    3分最後の操作から 3 分後に電源が切れます。
    5分最後の操作から 5 分後に電源が切れます。
  4. を2回押す

    録画画面に戻ります。

日時を設定する

日時を設定しておくことで、ファイルに録画日時を記録することができます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. を押す

    次のページが表示されます。

  4. 「日付/時刻」を押す

    SET DATE画面が表示されます。

  5. 対応するを押して、日時を変更する
  6. を押す

    SYSTEM画面に戻ります。

表示言語を設定する

ディスプレイの表示言語を設定します。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. を押す

    次のページが表示されます。

  4. 「言語」を押して、言語を設定する
  5. を2回押す

    録画画面に戻ります。

設定を初期値に戻す

Q8n-4Kの設定を工場出荷時の状態に戻します。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    SYSTEM画面が表示されます。

  3. を押す

    次のページが表示されます。

  4. 「初期化」を押す

    初期化の確認画面が表示されます。

  5. を押す

    Q8n-4Kの初期化が開始されます。

    初期化が完了すると、自動的に電源が OFF になります。

    初期化をキャンセルするにはを押します。

ファームウェアを管理する

ファームウェアのバージョンを確認する

Q8n-4Kのファームウェアバージョンを確認することができます。

  1. 録画画面でを押す。

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す。

    Q8n-4Kのファームウェアのバージョンが表示されます。

  3. を2回押す

    録画画面に戻ります。

ファームウェアをアップデートする

Q8n-4Kのファームウェアを、最新のバージョンにアップデートできます。

最新のファームウェアアップデート用ファイルは ZOOM の Web サイト(zoomcorp.com)からダウンロードできます。

Q8n-4Kのダウンロードページにある「Q8n-4Kファームウェア・アップデートガイド」に従ってください

マイクカプセルについて

マイクカプセルの情報を確認する

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    MIC CAPSULE画面が表示されます。

  3. 「情報」を押す

    マイクカプセルの情報が表示されます。

    いずれかのキーを押すと表示が消えます。

オプションのマイクカプセルを使用する

Q8n-4Kはシーンに応じて付属のマイクを別売りのマイクカプセルへ交換することができます。

オプションのマイクカプセル使用時には基本的に付属のマイクカプセル使用時と表示・操作に変更はありませんが、マイクカプセルごとに固有の設定を変更することができます。

Q8n-4Kに対応/非対応のマイクカプセルは以下の通りです。

マイクカプセル説明Q8n-4K対応
XAH-8XY-ABステレオマイク
VRH-8アンビソニック方式のVRマイク
EXH-84-ch XLRインプット非対応
XYH-690° / 120°対応XYステレオマイク
XYH-5ショックマウント搭載XYステレオマイク
MSH-6Mid-Sideステレオマイク
SSH-6Mid-Sideステレオショットガンマイク
SGH-6ショットガンマイク
EXH-62-ch XLR / TRSインプット

XAH-8を使用する

XAH-8は2つのステレオ方式 (「X-Y 方式」および「A-B 方式」 )を使い分けることができるステレオマイクカプセルです。

付属のマイク使用時と操作・表示に変更はありません。

VRH-8を使用する

VRH-8は4個のマイクを使用して上下の広がりや前後の奥行きを加えた 360º 録音が可能なアンビソニックマイクカプセルです。AmbiX / FuMa / Ambisonics A の3つの録音フォーマットに対応しています。
VRH-8をQ8n-4Kで使用した場合の機能制限

  • 利用可能な録音フォーマット

    - 48 kHz/24-bit

    - 48 kHz/16-bit

    - 44.1 kHz/24-bit

    - 44.1 kHz/16-bit

  • 利用可能な記録モード

    - MOV+WAV

    - WAV(MULTI)

  • 再生可能な音声チャンネル

    - MIXED: 録音時に選択したステレオミックスダウン方式の音声

    - Ambix / FuMa / Ambisonics A: Wチャンネル (Omni) の音声

  • VRH-8のマイクポジションはUprightに固定されます。

  • 入力端子のINPUT1とINPUT2は無効になります。

録音フォーマットを変更する

録音フォーマットを AmbiX / FuMa / Ambisonics A の3つから選択できます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    MIC CAPSULE画面が表示されます。

  3. 「フォーマット」を押す

    フォーマットが切り替わります。

ステレオミックスダウン方式を変更する

VRH-8使用時には、ステレオ音声ファイルのミックスダウン方式を選択することができます。

ミックスダウン方式説明
360° OMNI全方向の音をミックスしたモノラル音声を出力します。
90° STEREO前方90°の音声をステレオで出力します。
  1. 録画・録音待機画面、WEBCAM画面、USB MIC画面でを押す

    ミキサー画面が表示されます。

  2. またはを押す

    ミックスダウン方式が変更されます。

XYH-6を使用する

XYH-6はマイクの交差角を90° / 120°から選択可能なXYステレオマイクカプセルです。XYH-6 にはMIC/LINE IN入力端子(プラグインパワー対応)が搭載されており、外部機器からの音を入力することができます。

プラグインパワーを使用する

プラグインパワーに対応しているマイクをマイクカプセルの MIC/LINE IN 入力端子に接続して使用する場合は、次の設定を行います。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    MIC CAPSULE画面が表示されます。

  3. 「プラグインパワー」を押す

    プラグインパワーがオンになり、マイクに電源が供給されます。

XYH-5を使用する

XYH-5はショックマウント機構を搭載したXYステレオマイクカプセルです。XYH-5にはMIC/LINE IN入力端子(プラグインパワー対応)が搭載されており、外部機器からの音を入力することができます。

プラグインパワーを使用する

プラグインパワーに対応しているマイクをマイクカプセルの MIC/LINE IN 入力端子に接続して使用する場合は、次の設定を行います。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    MIC CAPSULE画面が表示されます。

  3. 「プラグインパワー」を押す

    プラグインパワーがオンになり、マイクに電源が供給されます。

MSH-6を使用する

MSH-6は前面に向いた単一指向性マイク(Mid)と、側面を向いた双指向性マイク(Side)を組み合わせたMS方式のステレオマイクカプセルです。MSサイドレベルを調節することで、ステレオ幅を自在に変えることができます。

MSサイドレベルを調節する

MSH-6使用時にはMSサイドレベル(ステレオ幅)を0°(モノラル)~ 150°まで30°ごとに設定できます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    MIC CAPSULE画面が表示されます。

  3. 「MSサイドレベル」を押す

    MSサイドレベルが変更されます。

SSH-6を使用する

SSH-6はセンターの音を拾う超指向性のショットガンマイク(Mid)と、左右の音を拾う双指向性マイク(Side)を組み合わせたMSステレオマイクカプセルです。MSサイドレベルを調節することで、ステレオ幅を自在に変えることができます。

MSサイドレベルを調節する

SSH-6使用時にはMSサイドレベル(ステレオ幅)を0°(モノラル)~ 150°まで30°ごとに設定できます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    MIC CAPSULE画面が表示されます。

  3. 「MSサイドレベル」を押す

    MSサイドレベルが変更されます。

SGH-6を使用する

SGH-6は超指向性マイクにより、周囲の雑音を抑えて、目的のサウンドをシャープに捉えることができるモノラルのショットガンマイクカプセルです。モノラル音声がMICのL/R両方に入力されます。付属のマイク使用時と操作・表示に変更はありません。

EXH-6を使用する

EXH-6は2チャンネル分の外部入力をプラスするXLR/TRSコンボ・カプセルです。ダイナミックマイクやラインレベルの楽器、ミキサー、音楽プレイヤー等の信号を入力できます。

ステレオ信号をモノラルにミックスする

EXH-6使用時にEXH-6の入力2チャンネル分をモノラルでミックスすることができます。

モノミックスをオンにすると、EXH-6の2チャンネル分の外部入力がミックスされたモノラル音声がMICのL/R両方に入力されます。

  1. 録画画面でを押す

    設定画面が表示されます。

  2. 設定画面でを押す

    MIC CAPSULE画面が表示されます。

  3. 「モノミックス」を押す

    モノミックスがオンになります。

故障かな?と思う前に

音が出ない、もしくは非常に小さい

  • 接続している出力機器の接続状態および音量の設定を確認する。

  • Q8n-4Kの音量が下がっていないか確認する。

録音した音が聞こえない、もしくは非常に小さい

録画/録音できない

  • 録音するチャンネルキーのインジケーターが赤く点灯していることを確認する。

  • microSDカードに空き容量があることを確認する。(→SDカードの情報を確認する

  • microSDカードスロットにmicroSDカードが正しくセットされていることを確認する。(→microSD カードをセットする

本体が温かくなる

  • 本体およびmicroSDカードが温かくなりますが故障ではありません。

  • Q8n-4Kの使用中に内部の温度が上がると警告音が鳴り、自動的に電源がOFF になります。温度が下がるのを待ってから使用してください。

頻繁に「カードへの書き込みが間に合いませんでした」の警告が表示される/録画停止に異常に時間がかかる

  • microSDカードは消耗品です。書き込み・消去を繰り返していくうちに速度の低下がみられることがあります。

  • Q8n-4KでmicroSDカードの初期化を行う。(→SDカードを初期化する

  • microSDカードの初期化を行っても動作が改善されない場合、microSD カードを交換する。動作確認済みリストはZOOM のWEB サイト(zoomcorp.com)から確認する。

充電が遅い/充電できない

USB端子をパソコンに接続しても認識されない

  • データ転送に対応したUSB ケーブルを使用していることを確認する。

録画画面のチャンネル名が点滅し続ける

  • インプットボリュームを下げる、PADスイッチを-20dBに設定する、または外部機器の出力レベルを下げてください。

仕様

撮影素子1/2.3" 16 M ピクセル CMOS センサー
レンズF2.8 150° FOV
動画フォーマットMPEG-4 AVC/H.264 (MOV)
動画解像度4K/30, 25, 24

1080/60, 50, 30, 25, 24

720/60, 50, 30, 25, 24

音声フォーマットWAVのみ

96 kHz/24-bit, 16-bit

48 kHz/24-bit, 16-bit

44.1 kHz/24-bit, 16-bit

音声機能LoCut:Off / 80 Hz / 120 Hz / 160 Hz / 200 Hz / 240 Hz

Fx:Off / Limiter / Compressor / Leveler / DeEsser / NoiseGate

Level:-∞ dB ~ +10 dB

Pan:L100 ~ Center ~ R100

Delay:0 ms, 10 ms … 300 ms (WEBカメラ使用時)

Direct Monitor:On/Off (WEBカメラ、 USBマイク機能使用時)

映像機能FOV5段階
SCENEAUTO / INDOOR / OUTDOOR / NIGHT / CONCERT LIGHT
セルフタイマーOff / 3 秒 / 5 秒 / 10 秒
BRIGHTLOW / NORMAL / HIGH
ディスプレイ2.0" フルカラーLCD 320x240
オーディオ入力MICXYマイク:XYQ-8 (XY ステレオ方式 120°)

最大音圧:120 dBSPL

入力ゲイン:-∞ dB ~ 43 dB

INPUT 1/2入力端子:XLR

入力ゲイン (PAD OFF):-∞ dB ~ 55 dB

入力インピーダンス:1.8 kΩ 以上

最大許容入力レベル:+26 dBu (PAD ON)

ファンタム電源:+12 V / +24 V / +48 V

入力換算雑音:-120 dBu 以下

出力端子ライン/へッドフォン兼用ステレオミニジャック

HDMI micro Type D

内蔵スピーカー300 mW 8 Ω Mono Speaker
記録メディアmicroSD / microSDHC / microSDXC (最大 512 GB)
USBUSB Type-C

<WEB カメラ>

Class: UVC 1.0 + UAC 1.0、

仕様:ビデオ WVGA、720 p、1080 p

オーディオ 48 kHz/16-bit 上り ステレオ

< カードリーダー >

Class:USB Mass Storage Class

< USB マイク>

Class: UAC 1.0、仕様:44.1 kHz/16-bit

上り:2 ch、下り:2 ch

※カードリーダーとUSB マイクはiOS/iPadOSデバイスに対応

※ USBバスパワー動作対応

※ データ転送に対応したUSBケーブルを使用してください

REMOTE専用無線アダプター (ZOOM BTA-1)
電源リチウムイオン電池:最大電圧DC4.2 V、公称電圧 DC3.7 V、容量1,600 mAh

ACアダプター (ZOOM AD-17):DC 5 V/1 A

充電時間USB2.0ポート 経由:約4 時間30 分

USB3.0ポート 経由:約3時間00 分

ZOOM AD-17 経由:約 3時間00 分

電池寿命4K/30 1時間20分

1080/30 2時間30分

※ MOV モード、48 kHz/24-bit、XYQ-8接続、XLR入力なし、省電力モード有効時

外形寸法本体(アーム収納時、マイクあり):全長159×幅68×高さ65 mm

本体(アーム起こした時、マイクあり):全長134×幅68×高さ135 mm

マイク単品:全長45×幅66×高さ51 mm

質量367 g(電池含む)
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-4-3
Z2I-4439-04