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L6maxの概要
ミキシング時に高音質を実現
L6maxはデュアルADコンバータ回路の搭載と32-bit float形式への対応により、ミキシング時に最高な音の品質を保つことができます。
L6maxではINPUT 1からINPUT 4端子にデュアルADコンバータ回路を搭載しています。
入力
デュアルADコンバータ回路により、ゲイン調節なしで大きな音から小さな音まで入力が可能です。
ミキシング
入力した音声は32-bit float形式で処理されるので、入力時の音質がミキシング時も保たれます。
デュアルADコンバータ回路について
L6maxは1つのインプット回路に対し、入力ゲインの異なる2つのADコンバータを搭載しています。この仕組みにより、従来必要不可欠であった入力のゲイン調節を行わずに高品質なミキシングを行うことが可能です。
L6maxではINPUT 1からINPUT 4端子にデュアルADコンバータ回路を搭載しています。
圧倒的なダイナミックレンジを実現
2つのADコンバータを組み合わせることで、1つのADコンバータでは実現できなかった幅広いダイナミックレンジを実現しています。
2つのADコンバータの切り替え
L6maxは2つのADコンバータのデータを常に監視し、最適な入力結果が得られるように自動でADコンバータの選択を行います。
32-bit float WAVファイルについて
L6maxでは入力音声やミキシングした音声を録音することができますが、録音した音声は32-bit float WAVファイル形式で保存されます。32-bit float WAVファイルは、従来の16/24-bit WAVファイルに比べて以下のような特長があります。これらの特長により、録音後のDAWなどのソフトウェアでの編集でも録音時の音の品質を保つことができます。
解像度の違い
32-bit float WAVファイルは、小さな音でも高い解像度を保つことができるという特長を持っています。そのため録音後に小さな音を大きくする編集を行っても音の品質が失われません。
■ 16/24-bit WAV | |||
音量を上げる | 解像度が低い |
■ 32-bit float WAV | |||
音量を上げる | 解像度が高い |
クリップの違い
32-bit float WAVファイルは、録⾳後の編集によりL6maxの出⼒やDAWアプリケーションでクリップしたように聴こえる波形もWAVデータはクリップしていないので、⾳量を下げることでクリップの無い波形に復元することができます。
■ 16/24-bit WAV | |||
クリップして録音 | 音量を下げる | クリップしたまま |
■ 32-bit float WAV | |||
クリップして録音 | 音量を下げる | クリップしていない |
各部の役割
本体上面
- 電源キー
- 電源をON/OFFします。
- チャンネル操作部(→チャンネル操作部)
- マイクやシンセサイザー、エフェクターなどを接続したり、各チャンネルの入力設定や、音質/定位/音量やエフェクトへの送り量の調節などの操作をします。
- MIDI IN/OUT接続端子
- 3.5 mm TRSケーブルを使用して、MIDI機器を接続します。
5pin DIN端子のMIDI機器と接続する場合は、5pin DIN-TRS MIDI(Type-A)の変換ケーブルを使用してください。
- USB端子(Type-C)
- パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続して以下のことができます。
アプリで本体の詳細設定やSOUND PADの設定を行う(パソコンのみ)
ファイル転送機能を使用する(パソコンのみ)
L6maxをオーディオインターフェースとして使用する
L6maxをMIDI機能を使ってコントロールする
USBバスパワー動作に対応しています。
- センドエフェクト部(→センドエフェクト部)
- 内蔵エフェクトの選択や、内蔵エフェクトのボリュームを調節します。
外部エフェクターを接続することもできます(2系統)。
- アウトプット部(→アウトプット部)
- パワードモニター、PAシステムやヘッドフォンを接続して、マスター出力、モニター出力およびサブアウト出力の調節をします。
マスター出力にコンプレッサーを使用して、音圧を上げつつ、音割れを防ぐこともできます。
- シーン選択キー
- L6maxの設定を保存したり呼び出したりします。(→設定を保存する(シーン))
- ディスプレイ
- 各種情報を表示します。
- ファンクションキー
- レコーダー部
(録音キー)を押すと録音を開始します。録音中は
(録音キー)が点灯します。
(再生/停止キー)を押すと録音したファイルを再生します。再生中は
(再生/停止キー)が点灯します。再生中に
(再生/停止キー)を押すと再生を停止します。
(BOUNCEキー)を押すと、録音済みの8つのトラックの音をバウンストラックにまとめて、トラック1~8を空にします(バウンス)。
- SOUND PAD部
(1キー)〜
(4キー)にオーディオファイルを割り当て、押すことによって再生できます。
(SOUND PADノブ)でSOUND PADの音量を調節できます。
チャンネル操作部
- INPUT 1~INPUT 4端子(モノラルチャンネル)
- マイクや楽器などを接続し、チャンネル1~4に入力します。XLR/TRSプラグに対応しています。
- INPUT 5(L/R)、INPUT 6(L/R)端子(ステレオチャンネル)
- シンセサイザーやエフェクターなどを接続し、チャンネル5、6にステレオ入力します。TSプラグに対応しています。
(MONOキー)を押して点灯させると、ステレオ機器1台の代わりにモノラル機器2台を接続することもできます。
- INPUT 7(L (MONO)/R)、INPUT 8(L (MONO)/R)端子(ステレオチャンネル)
- シンセサイザーやエフェクターなどを接続し、チャンネル7、8にステレオ入力します。TSプラグに対応しています。
モノラル機器を接続するときは、L (MONO)端子に接続してください。
L6maxをオーディオインターフェースとして使用するときは、
(USB 1/2キー)/
(USB 3/4キー)を押して点灯させると各チャンネルにパソコンやスマートフォンからステレオ音声を入力できます。
- イコライザーキー
- 調節したいキーを押して点灯させ、各チャンネルの
(エンコーダー)で音質を調節します。
(HIGHキー):高域を調節します。
(FREQキー):中域で調節する中心周波数を変更します。(100 Hz~8 kHz)
(MIDキー):中域を調節します。
(LOWキー):低域を調節します。
- シグナルインジケーター(チャンネル1〜8)
- 入力信号の状態を表示します。
音声入力中:
、クリップ状態:
- ハイインピーダンスキー(チャンネル1、2)
- 入力インピーダンスを切り替えます。ギターやベースを接続するときに、押して点灯させます。
- ミュートキー(チャンネル1〜8)
- 押して点灯させると、押したチャンネルをミュートします。
- チャンネルエンコーダー(チャンネル1〜8)
- 各チャンネルの音量、音質、左右の定位、エフェクトへの送り量を調節します。
調節量はエンコーダー周りのインジケーターで表示されます。
- ファンタム電源キー(チャンネル1、2)
- 押して点灯させると、INPUT 1、2(XLR)端子に+48 V のファンタム電源を供給します。
- ファンタム電源キー(チャンネル3、4)
- 押して点灯させると、INPUT 3、4(XLR)端子に+48 V のファンタム電源を供給します。
- MONOキー(チャンネル5、6)
- 押して点灯させると、モノラル2系統の入力ができます。
音量、音質、左右の定位、エフェクトへの送り量の調節は、モノラル2系統共通となります。
- PADスイッチ(チャンネル5~8)
- 接続した機器の入力信号の減衰量を0 dBまたは-20 dB に切り替えます。
- USB 1/2キー(チャンネル7)
- 押して点灯させると、L6maxをオーディオインターフェースとして使用しているときにパソコンまたはスマートフォンのチャンネル1、2の音声をL6maxのチャンネル7に入力します。
点灯中は、INPUT 7(L (MONO)/R)端子からの音声は入力されません。
- USB 3/4キー(チャンネル8)
- 押して点灯させると、L6maxをオーディオインターフェースとして使用しているときにパソコンまたはスマートフォンのチャンネル3、4の音声をL6maxのチャンネル8に入力します。
点灯中は、INPUT 8(L (MONO)/R)から端子の音声は入力されません。
- LEVELキー
- キーを押して点灯させ、各チャンネルの
(エンコーダー)で音量を調節します。
- PANキー
- キーを押して点灯させ、各チャンネルの
(エンコーダー)で左右の定位を調節します。
- SUB-MIXキー
- キーを押して点灯させ、各チャンネルの
(エンコーダー)でSUB-MIXの音量を調節します。
- エフェクトセンドキー
- エフェクトへの送り量を調節したいキーを押して点灯させ、各チャンネルの
(エンコーダー)で効果を調節します。
(AUX1キー):AUX SEND 1端子に接続したエフェクターへの送り量を調節します。
(AUX2キー):AUX SEND 2端子に接続したエフェクターへの送り量を調節します。
(EFXキー):内蔵エフェクトへの送り量を調節します。
センドエフェクト部
- AUX SEND 1/2端子
- 外部エフェクターを接続します。TRSプラグに対応しています。
- TAPキー
- 内蔵エフェクトの「Delay」または「Echo」を選択しているときに、押した間隔でディレイタイムを設定できます。
設定したディレイタイムの間隔で
(TAPキー)が点滅します。
内蔵エフェクトの「AI Noise Reduction」を選択しているときに押すと、周囲の騒音を学習します。(→AI Noise Reductionを使用する)
- 内蔵エフェクトインジケーター
- 選択中の内蔵エフェクトのインジケーターが点灯します。
- SELキー
- 内蔵エフェクトを選択します。押すたびに内蔵エフェクトが切り替わります。
- EFX RTNノブ
- 内蔵エフェクトの音量を調節します。「AI Noise Reduction」を選択しているときは調節できません。
アウトプット部
- MASTER OUT L/R端子
- PAシステムやパワードモニターなどに接続し、L6maxでミキシングしたステレオ音声を出力します。TRSプラグに対応しています。
- マスターレベルメーター
- MASTER OUT L/R端子から出力される音量を-48 dB ~ 0 dB の範囲で表示します。
- COMPキー
- 押して点灯させると、MASTER OUT L/R端子から出力される音声の音圧を上げつつ、音割れを防ぎます。
- MASTERノブ
- MASTER OUT L/R端子から出力される音声の音量を- ∞ ~ +20 dBの範囲で調節します。
- MONITOR OUT端子
- ヘッドフォンを接続し、L6maxでミキシングしたステレオ音声をモニターできます。
- SUB-OUT端子
- ヘッドフォンを接続し、L6maxでミキシングしたステレオ音声をモニターできます。
- SUB-OUT出力切り替えスイッチ
- SUB-OUT端子から出力する音声を切り替えます。(→SUB-OUT端子から出力する音声を選ぶ)
- SUB-OUTノブ
- SUB-OUT端子から出力される音声の音量を調節します。
- MONITORノブ
- MONITOR OUT端子から出力される音声の音量を調節します。
本体右側面
- microSDカードスロット
- microSDカードを挿入します。
- 電源用USB端子(Type-C)
- 専用のACアダプター(AD-17)または5 Vモバイルバッテリーなどを接続して、L6maxに電源を供給します。
本体底面
- ユーロラックアダプター(ERL-6)取り付け用穴
- 別売りのユーロラックアダプター(ERL-6)を使うと、L6maxをユーロラックに取り付けることができます。
- 電池カバー
- 単三電池の取り付け/取り外しを⾏うときに開けます。(→電池を入れる )
表示される画面について
ここではL6maxのディスプレイに表示される画面について説明します。
ホーム画面
L6maxの電源をONにしたときにディスプレイに表示される画面です。
- プロジェクト名
- 選択中のプロジェクト名を表示します。
- ステータスアイコン
- 状況をアイコンで表示します。
[■]:停止中
[▶]:再生中
[●]:録音中
- 電池残量表示
- 電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。
- 経過時間
- 録音または再生開始から経過した時間を表示します。
- プロジェクト最大時間(再生・停止時)/残り録音可能時間(録音時)
- 再生・停止時にはプロジェクト最大時間を、録音時には残り録音可能時間を表示します。
メニュー画面
フォルダー選択、SOUND PAD設定、SDカード管理、USB機能、本体の設定を行う画面です。
ホーム画面表示中に(操作キー1)を押すと表示されます。
- メニュータイトル
- メニュー項目
- 設定項目や設定値などを表示します。
- スクロールバー
- 項目が多くディスプレイ内に収まりきらないときに表示されます。
接続例
- ボーカル、コーラス用マイクやドラム用マイクなど(→マイクを接続する)
- シンセサイザーなどの楽器(→シンセサイザーやエフェクターを接続する)
- MIDIキーボートやMIDIコントローラーなどのMIDI機器(→MIDI機器を接続する)
- パワードモニター、PAシステムなど(→ヘッドフォンやパワードモニター、ミキサーを接続する)
- 外部エフェクター(→外部エフェクターを接続する)
- パソコンやスマートフォン/タブレット(→パソコンやスマートフォン/タブレットを接続する)
- ACアダプター(→ACアダプターを接続する)
- ヘッドフォン(→ヘッドフォンやパワードモニター、ミキサーを接続する)
信号の流れ
- 録音ファイル(赤色)
- チャンネル1〜8の入力、マスター出力がmicroSDカードに録音されます。
L6max上での再生時のファイルは、録音時の「Recorder Mode」の設定によります。デフォルト設定の「Multi Track」のときは各トラックが再生され、音質や音量の再調整が可能です。「Master Only」のときはMASTER L/Rの録音ファイルが再生されますが、MASTER L/Rの録音ファイルはマスター音量とコンプレッサーON/OFFが反映された状態ですので、再生時のマスター音量調節とコンプレッサーON/OFFについてはその点ご留意ください。(→録音するファイルを選択する)
- USB入力(水色)
- オーディオインターフェースとして使用しているときに、パソコンまたはスマートフォン/タブレットに入力される音声です。
- USB出力(青色)
- オーディオインターフェースとして使用しているときに、パソコンまたはスマートフォン/タブレットから出力される音声です。
- MONOキー
- チャンネル5、6のステレオL/Rの音声について、ステレオまたはモノラルとして扱うかどうかを切り替えることができます。
- イコライザー
- チャンネル1〜8の音質を調節します。
- ミュート
- チャンネル1〜8の音声をミュートします。
- 音量
- チャンネル1〜8の音量を調節します。
- AUX1(2)出力(橙)
- AUX SEND 1(2)端子へ出力します。各チャンネルからの送り量を調節できます。
AUX1(2)出力の位置は「LEVEL」前に変更することもできます。(→AUX SEND1/2端子へ送る信号の位置を選択する)
- EFX(緑)
- 内蔵エフェクト(AI Noise Reductionは除く)に出力します。また、各チャンネルからの送り量を調節できます。
- SUB-MIX
- SUB-OUT端子に出力するチャンネル1〜8の音量を調節します。
- パン
- チャンネル1〜8の左右の定位を調節します。
- MASTER L/R(黒)
- MASTER端子へ出力します。
- SUB-MIX L/R(黒)
- SUB-OUT端子へ出力します。
- SOUND PAD L/R/SOUND PAD音量(SOUND PAD 1〜4の音量およびSOUND PAD全体の音量)(紫)
- SOUND PADを出力します。また、SOUND PAD 1〜4の音量を調節したり(→SOUND PADの音量を設定する)、SOUND PAD全体の音量を調節します。
- 内蔵エフェクト/EFX音量
- 6種類のエフェクトから選択できます。また、内蔵エフェクト(AI Noise Reductionは除く)の音量を調節します。
- コンプレッサー
- ミックスした音声の音圧を上げつつ、音割れを防ぎます。
- MASTER音量
- MASTERの音量を調節します。
- MONITOR音量
- MONITORの音量を調節します。
- SUB-OUT音量
- SUB-OUTの音量を調節します。
- SUB-OUT出力切り替えスイッチ (MASTER/SUB-MIX)
- SUB-OUT端子から出力する信号をMASTERもしくはSUB-MIXに切り替えます。
準備する
電源をセットする
L6maxはUSB端子に接続された電源(ACアダプター、USBバスパワー、モバイルバッテリー)、電池のいずれかで動作することができます。
電源は本体右側面のUSB端子>本体上面のUSB端子>電池の順に優先されます。
電池を入れる
L6maxを電池で駆動する場合は、単三電池を4本使用します。
アルカリ乾電池、ニッケル水素蓄電池、リチウム乾電池のいずれかを使用してください。
電池残量を正確に表示するために、使用している電池の種類を正しく設定してください。(→電池の種類を選択する)
電池残量がなくなったときは、すぐに電源をOFFにし、新しい電池と交換してください。電池残量はディスプレイで確認できます。(→本体上面)
ACアダプターを接続する
本体右側面のUSB端子(Type-C)に専用のACアダプター(AD-17)のケーブルを接続して、ACアダプターをコンセントに接続します。
その他の電源について
本体上面のUSB端子(Type-C)にパソコンを接続すると、USBバスパワーでL6maxを駆動することができます。また、市販の5 Vモバイルバッテリーで駆動させることもできます。
接続する
マイクを接続する
ダイナミックマイク、コンデンサーマイクを接続する場合は、XLRプラグをINPUT 1~4端子に接続します。
コンデンサーマイクにはファンタム電源(+48 V)を供給することもできます。ファンタム電源を供給するには、(ファンタム電源キー)を押して点灯させます。
INPUT 1、2端子にギターやベースを接続するときは、(ハイインピーダンスキー)を押して点灯させます。
(シグナルインジケーター)が赤点灯する場合は、マイクを音源から離すなどして、
(シグナルインジケーター)が赤点灯しないように調節してください。
ファンタム電源に対応していない機器を接続する場合は、ファンタム設定をONにしないでください。機器が破損することがあります。
L6maxは⼊⼒信号を扱いやすいレベルにするために、⼊⼒端⼦に接続するプラグに応じた⼊⼒レベル設定を⾏います。XLRプラグで接続する場合は、マイクレベル機器としてください。
ファンタム電源とは、コンデンサーマイクなど、外部電源で動作する機器に電力を供給する機能です。
+ 48 V が一般的です。
シンセサイザーやエフェクターを接続する
シンセサイザーやエフェクターなどのライン機器をINPUT 1〜8端子に接続します。
INPUT 1~4はモノラル入力、INPUT 5~8はステレオ入力です。
INPUT 1~4端子に接続する場合
各入力に機器をTRSプラグで接続できます。
ファンタム電源(+48 V)を供給することもできます。ファンタム電源を供給するには、
(ファンタム電源キー)を押して点灯させます。
INPUT 1、2端子にギターやベースを接続するときは、
(ハイインピーダンスキー)を押して点灯させます。
INPUT 1~4端子は⼊⼒信号を扱いやすいレベルにするために、⼊⼒端⼦に接続するプラグに応じた⼊⼒レベル設定を⾏います。TRSプラグで接続する場合はラインレベル機器としてください。
INPUT 5、6 (L/R)端子に接続する場合
ステレオ機器を各入力のL/R端子に接続します。TSプラグに対応しています。
接続した機器の入力信号の減衰量を、PADスイッチで0 dBまたは-20 dB に切り替えます。
INPUT 5、6端子にモノラル機器を2台接続することもできます。その場合は
(MONOキー)を押して点灯させます。
INPUT 7、8 (L (MONO)/R)端子に接続する場合
ステレオ機器を各入力のL/R端子に接続します。TSプラグに対応しています。
接続した機器の入力信号の減衰量を、PADスイッチで0 dBまたは-20 dB に切り替えます。
モノラル機器は、L (MONO)端子に接続してください。
パソコンやスマートフォン/タブレットからステレオ音声を入力することもできます。INPUT 7に入力するときは
(USB 1/2キー)、INPUT 8に入力するときは
(USB 3/4キー)を押して点灯させます。(→オーディオインターフェースとして使用する)
パッシブタイプのギターやベースの⼊力には対応していません。この場合は、ミキサーやエフェクターを通して接続してください。
(シグナルインジケーター)が赤点灯する場合は、該当するチャンネルに接続した機器の音量を小さくするなどして、
(シグナルインジケーター)が赤点灯しないように調節してください。
ヘッドフォンやパワードモニター、ミキサーを接続する
各チャンネルをミキシングしたステレオ音声は、MASTER OUT端子に接続したパワードモニターやPAシステムから出力できます。
MONITOR OUT端子、SUB-OUT端子にヘッドフォンを接続して⼊⼒音をモニターすることもできます。
パソコンやスマートフォン/タブレットを接続する
パソコンやスマートフォン/タブレットはL6max上面のUSB端子に接続します。
- スマートフォン/タブレット(USB Type-C)
- iPhone/iPad(Lightning)
- パソコン(Windows/Mac)
データ転送に対応したUSBケーブルをご使用ください。
Lightning コネクタを搭載したiOS/iPadOS デバイスと接続するには、Lightning - USB 3カメラアダプタが必要です。
スマートフォン、タブレットを使うときはACアダプターを接続して電源を供給してください。(→ACアダプターを接続する)
L6maxをパソコンやスマートフォン/タブレットに接続すると以下のことができます。
本体の詳細設定やSOUND PADの設定は、パソコンにインストールしたアプリ「ZOOM L6 Editor」で行います。(→アプリを使う)
L6maxの⼊⼒信号をパソコンまたはスマートフォン/タブレットに送ることができ、パソコンまたはスマートフォン/タブレットの再⽣信号をL6maxから出⼒することができます。(→オーディオインターフェースとして使用する)
L6maxにセットしたmicroSDカード内のファイルの確認や移動がパソコンでできます。(→パソコンにファイルを転送する)
パソコンまたはスマートフォン/タブレットのDAWソフトウェアなどとMIDI信号のやりとりができ、L6maxをコントロールできます。(→MIDI機器を使う)
microSDカードをセットする
microSDカードをセットすると、各チャンネルに入力した音声やミキシングしたステレオ音声を録音することができます。
また、SOUND PADで使用するオーディオファイルは、microSDカードに保存して各SOUND PADに割り当てることができます。
使用例
シンセミキサーとして使用する場合
複数のシンセサイザーをミキシングして、ライブやレコーディングで演奏します。
ポッドキャスティングでライブストリーミングする場合
外出先で使用する
L6maxを電池またはモバイルバッテリーで使用すると、外出先で音声の収録をすることができます。収録した音声はmicroSDカードに記録され、パソコンに転送して編集/配信することができます。
電源をON/OFF する
電源を入れる
電源を切る
日時、電池の種類を設定する(L6maxを使用する前の初期設定)
ご購入後初めて電源をONにした場合、またはL6maxを工場出荷時の状態に戻したときは、日時と電池の種類の設定画面がディスプレイに表示されますので、それぞれ設定してください。
日時は録音ファイルが保存されるフォルダー名として記録されます。また、電池残量を正確に表示するために、L6maxで使⽤する電池の種類を正しく選択する必要があります。
アプリを使う
本体の詳細設定は、パソコンにインストールしたアプリ「ZOOM L6 Editor」で行います。
アプリの画面について
- SOUND PADの設定(→SOUND PADを使用する)
- SOUND PADにオーディオファイルを割り当てたり、再生方法や音量などSOUND PADの設定をします。
- ファイル転送モード(→パソコンにファイルを転送する)
- L6maxをパソコンに接続してファイルを転送できます。
- 日時(→日時を設定する)
- L6maxに設定された日時を表示します。(「ZOOM L6 Editor」を起動すると、パソコンから日時を取得し自動的にL6maxの日時が設定されます。)
- microSDカード情報(→microSDカードの状態を確認する)
- microSDカードの容量や空き容量、録音可能時間を表示します。
- 電池の種類(→電池の種類を選択する)
- L6maxで使用する電池の種類を選択します。
- オートパワーオフ(→電源を⾃動でOFFする(オートパワーオフ))
- 操作をしない状態で一定時間が経過すると自動的に電源が切れるように設定できます。
- レコーダー設定(→録音するファイルを選択する)
- 録音するチャンネルを選択します。
- オーディオインターフェース設定
- L6maxをオーディオインターフェースとして使用するときの設定をします。
- USB Mix Minus(→USB Mix Minus の設定をする)
- USB Mix Minusのオン/オフを切り替えます。
- MIDI設定(→MIDI機器を使う)
- MIDIに関する設定をします。
- 内蔵エフェクトパラメーター設定(→内蔵エフェクトパラメーターを調節する)
- 内蔵エフェクトのパラメーターを調節します。
- Monitor Point
- MONITORに送る信号を選択することができます。(→MONITORに送る信号を選択する(Monitor Point))
- Sub-Out Point
- SUB-OUTに送る信号を選択することができます。(→SUB-OUTに送る信号を選択する(Sub-Out Point))
- AUX SEND1/2端子へ送る信号の選択(→AUX SEND1/2端子へ送る信号の位置を選択する)
- 各チャンネルからAUX SEND 1/2端子へ送る信号を、音量調節する前/後の信号どちらかに設定できます。
- 初期化(→工場出荷時の状態に戻す)
- L6maxの設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。
ミキシングを行う
各チャンネルの音量を調節する
全体の音量、モニターの音量を調節する
L6maxでミキシングした音声は、MASTER OUT端子に接続したパワードモニターやPAシステムから出力したり、MONITOR OUT端子やSUB-OUT端子に接続したヘッドフォンでモニターすることができます。
MASTER OUT端子の音量を調節する
(MASTERノブ)でMASTER OUT端子から出力する音声の音量を- ∞ ~ +20 dBの範囲で調節します。レベルメーターでMASTER OUT端子から出力されるレベルを確認できます。赤色で点灯しないように調節してください。
(COMPキー)を押して点灯させると、MASTER OUT端子から出力される音声の音圧を上げつつ、音割れを防ぐことができます。
MONITOR OUT端子の音量を調節する
(MONITORノブ)でMONITOR OUT端子から出力される音声の音量を調節します。
SUB-OUT端子から出力する音声を選ぶ
(SUB-OUT出力切り替えスイッチ)を出力したい音声に切り替えます。
設定値 説明 MASTER MASTERと同じ音声を出力します。 SUB-MIX SUB-MIXキーで設定した音声を出力します。
SUB-OUT端子の音量を調節する
(SUB-OUTノブ)でSUB-OUT端子から出力される音声の音量を調節します。
SUB-MIXの音量を調節する
チャンネルを消音する(ミュート)
各チャンネルの左右の定位を調節する
各チャンネルの音質を調節する
各チャンネルの各帯域のブースト/カット量を調節して、音質を調節します。
エフェクトを使用する
各チャンネルにL6max内蔵のエフェクトをかけることができます。また外部エフェクターを接続して(2系統)外部エフェクターの効果を加えることもできます。
内蔵エフェクトを使用する
内蔵エフェクトの音量を調節します。
内蔵エフェクトパラメーターを調節する
アプリを使って内蔵エフェクトのパラメーターを調節する
外部エフェクターを使用する
外部エフェクターを2系統まで接続して、各チャンネルに効果を加えることができます。
外部エフェクターを接続する
:音声信号の流れ
- L6maxのAUX SEND 1または2端子と、外部エフェクターの入力端子を接続
- L6maxから各チャンネルの音声を外部エフェクターに送ります。
- 外部エフェクターの出力端子と、L6maxのINPUT 5〜8端子を接続
- チャンネル5~8で外部エフェクターの音声を入力します。外部エフェクターのボリューム調節は、接続したチャンネルで行います。
接続した機器の入力信号の減衰量を、PADスイッチで0 dBまたは-20 dB に切り替えます。
外部エフェクターを使用する
AUX SEND1/2端子へ送る信号の位置を選択する
各チャンネルからAUX SEND 1/2端子へ送る信号は、音量調節する前/後の信号のどちらかを選択できます。
AI Noise Reductionを使用する
AI Noise Reductionを使用すると、マイクが拾った振動や風切り音など環境音のノイズや電子楽器のノイズを軽減することができます。
AI Noise Reductionは各チャンネルのエフェクトのかかり具合を調節できません。また、(EFX RTNノブ)で内蔵エフェクターのボリュームは調整できません。MASTER L/R出力にのみ効果があります。
MONITORに送る信号を選択する(Monitor Point)
MONITORの出力位置を選択することができます。
アプリを使ってMONITORに送る信号を選択する(Monitor Point)
SUB-OUTに送る信号を選択する(Sub-Out Point)
SUB-OUTの出力位置を選択することができます。
アプリを使ってSUB-OUTに送る信号を選択する(Sub-Out Point)
設定を保存する(シーン)
現在のミキサーの設定をシーンとして最大で4つ保存でき、保存した設定はいつでも呼び出すことができます。
シーンを保存する
シーンで保存されるのは以下の設定です。
チャンネル5、6のモノラル設定/チャンネル7、8のUSB入力設定/ミュート/イコライザー/エフェクト送り量/AUX送り量/AUX送り位置/SUB-MIXの音量/パン/音量/エフェクト選択/エフェクトパラメーター/タップテンポ/コンプレッサー
シーンを呼び出す
ミキサー設定を初期化する
SOUND PADを使用する
SOUND PADはオーディオファイルを割り当て、押されるとそのファイルを再生するパッドです。
あらかじめ録音したインタビューを再生したり、オープニングやクロージング用の曲、ジングルを再生したいときに便利です。各パッドごとに、音量、再生方法を設定したり、MIDI機器でSOUND PADを再生することもできます。
オーディオファイルをSOUND PAD に割り当てる
SOUND PADには、あらかじめmicroSDカードに保存したオーディオファイルを割り当てることができます。
また、割り当てるオーディオファイルをL6maxで録音することもできます。
microSDカードに保存したオーディオファイルをSOUND PADに割り当てる
SOUND PADにはL6maxにセットしたmicroSDカードに保存されたオーディオファイルを割り当てることができます。
オーディオファイルは特定のディレクトリに保存する必要があるため、使用するmicroSDカードは必ずL6maxでフォーマットしてください。(→microSDカードを初期化する)
SOUND PADは以下のオーディオファイルに対応しています。
ファイル:WAV フォーマット
サンプルレート:44.1/48/88.2/96/176.4/192 kHz(割り当て時に48 kHzに変換します。)
ビット深度:16/24/32(float)-bit
チャンネル数:1または2
アプリを使ってmicroSDカードに保存したオーディオファイルをSOUND PADに割り当てる
SOUND PADに割り当てるオーディオファイルをL6maxで録音する
L6maxでミキシングして録音したステレオファイルを、SOUND PADに割り当てることができます。

SOUND PADの再生方法を設定する
SOUND PADを押したときの再生方法を、各SOUND PADごとに設定できます。
SOUND PADの音量を設定する
SOUND PADを押したときの音量を、各SOUND PADごとに設定できます。
アプリを使ってSOUND PADの再生方法や音量を設定する
SOUND PADを再生する

(LEVELキー)を4回連打すると、すべてのSOUND PADの再生を停止することができます。
パソコンやスマートフォン/タブレット、MIDI機器でSOUND PADを再生する
パソコンやスマートフォン/タブレット、MIDIキーボードなどのMIDI機器でSOUND PADを再生できます。
MIDI CLOCKに合わせてSOUND PADを動作させる
録音開始、録音終了、再生開始をMIDI CLOCKの拍に合わせて動作(クオンタイズ)するように設定できます。
動作させるSOUND PADを設定する
アプリを使って動作させるSOUND PADを設定する
同期させるMIDI CLOCKの機器を設定する
録音/再生する
L6maxにmicroSDカードをセットすると、各チャンネルの音声やすべてのチャンネルをミキシングしてステレオ化した音声を録⾳することができます。
録音されたファイルを再生することもできます。
録音されるファイルは以下の形式で保存されます。
サンプルレート:48 kHz
ビット深度:32-bit float
チャンネル1~4:モノラルファイル、チャンネル5~8:ステレオファイル、MASTER OUT:ステレオファイル
録音されるファイルについて詳しくは、「プロジェクトを管理する」を参照してください。
録音する

録音するファイルを選択する
録音したときに保存するファイルを選択します。
アプリを使って録音するファイルを選択する
再生する

多重録音をする
録音したトラック1 ~ 8をステレオのバウンストラックにまとめて(バウンス機能)、新たにトラック1 ~ 8に録音します。この操作を繰り返し行い、多重録音したステレオファイルを作ることができます。
バウンスできる回数は最大99回です。
トラックの最大録音時間が93分を超えるとバウンスは実行できません。
BOUNCEモードを終了する
プロジェクトを管理する
L6maxで作成したプロジェクトはmicroSDカードに保存されます。
microSDカードに保存されたプロジェクトは、プロジェクト名の変更、コピーや削除を行うことができます。
microSDカード内のフォルダー・ファイル構成
L6maxでフォーマットしたmicroSDカードで録音すると、次のようなファイルが作成されます。
- プロジェクトフォルダー
- プロジェクトの録音データや設定が格納されています。
「yymmdd_hhmmss」の名前でフォルダーが作成されます。(→録音ファイルフォルダー、ファイル名について)
- 録音ファイル
- 録音ファイル名については「録音ファイルフォルダー、ファイル名について」を参照してください。
各チャンネルの録音ファイル、各チャンネルをステレオミックスしたステレオファイルが以下のように保存されます。
チャンネル1~4:各チャンネルのモノラルファイルが保存されます。
チャンネル5、6:各チャンネルのステレオファイルが保存されます。
チャンネル7、8:各チャンネルのステレオファイルが保存されます。(L端子のみ接続した場合もステレオファイルが保存されますが、L、Rチャンネルともに同じ音が録音されます。)
マスターチャンネル:ステレオファイルが保存されます。
- プロジェクトファイル
- プロジェクト固有の各種設定を保存します。
- SOUND PADフォルダー
- SOUND PADに割り当てたオーディオファイルを各SOUND PADごとにまとめたフォルダーです。
- SOUND PAD設定ファイル
- SOUND PADの設定を保存したファイルです。
- PAD1〜PAD4フォルダー
- SOUND PADに割り当てたいオーディオファイルを各SOUND PADごとに保存します。(→オーディオファイルをSOUND PAD に割り当てる)
- SOUND PADに割り当てるオーディオファイル
- 割り当て可能なオーディオファイルのフォーマットについては、「オーディオファイルをSOUND PAD に割り当てる」を参照してください。
- システムファイル
- L6maxで使用するシステムファイルです。削除しないでください。
録音ファイルフォルダー、ファイル名について
録音ファイルフォルダー名は、録音した日時が数値で記録されます。
フォルダー名の例 | 説明 |
---|---|
|
ファイル名は以下の形式で記録されます。
ファイル名の例 | 説明 |
---|---|
|
ファイルサイズが2 GBを超えると、自動的に新しいファイルが作成され録音が継続されます。このとき新しく作成されるファイルの名前の末尾に「_01」~「_99」が付加されます。
空のプロジェクトを作成する
プロジェクトを選択する
ホーム画面で(操作キー2)/
(操作キー3)を押してもプロジェクトを選択できます。
トラックにファイルをアサインする
microSDカードに保存した音声ファイルをプロジェクトのトラックに割り当てることができます。
ライブの同期演奏やギターの練習などに便利です。
アサインできるのは、Recorder ModeをMulti Trackにして、新しく作成したプロジェクトのみです。(→録音するファイルを選択する)
ファイルブラウザーでは、microSDカードのルートから数えて最大5階層までのフォルダーにアクセスできます。
RECORDER、SOUND_PADフォルダーは表示されません。
アサインできるファイルは、48 kHz/32-bit float、Mono/Stereo WAVファイルです。
MonoファイルはTrack 1~4に、StereoファイルはTrack 5~8にアサインできます。
アサインできるのは、録音ファイルが存在しないトラックのみです。
同期演奏用の音源ファイルをアサイン後、生演奏音を重ねて録音するには、一度バウンスしてください。(→多重録音をする)
プロジェクトを削除する
プロジェクト名を変更する
プロジェクトを保護する
プロジェクトを編集、削除できないように保護します。
プロジェクトを複製する
バウンス済みのプロジェクトを複製する場合、最新の録音ファイルのみがコピーされてUNDOを行うことはできません。
オーディオインターフェースとして使用する
L6maxへの⼊⼒信号をパソコンまたはスマートフォン/タブレットに送ることができ、パソコンまたはスマートフォン/タブレットの再⽣信号をL6maxから出⼒することができます。
Macまたはスマートフォン/タブレットで使用する場合、ドライバーは必要ありません。
MacでL6maxを32-bit float動作させるには、「Macで使うには」を参照してください。
WindowsでDAWアプリケーションに録音する場合は、「Windowsで使うには」を参照してください。
パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する
Macで使うには
MacでL6maxが送受信するデータのフォーマットを選択することができます。
Windowsで使うには
ドライバーをインストールする
ドライバーのコントロールパネルを設定する
USBオーディオの設定をする
L6maxをオーディオインターフェースとして使用するときの、USBオーディオの設定をします。
USBオーディオをL6maxの入力に割り当てる
USB Mix Minus の設定をする
L6maxをオーディオインターフェースとして使用し通話するときに、通話先へのフィードバックを防ぐことができます。
アプリを使ってUSB Mix Minus の設定をする
パソコンにファイルを転送する
L6maxをパソコンに接続して、microSDカード内のファイルの確認や移動ができます。
アプリを使ってパソコンと接続する
アプリを使ってパソコンとの接続を解除する
MIDI機器を使う
MIDI機器を接続する
パソコンやMIDI機器をL6maxに接続します。
- MIDI機器
- MIDIコントローラー、MIDIキーボードなどのMIDI機器を、3.5 mm TRSケーブルで接続します。
5pin DIN端子のMIDI機器と接続する場合は、5pin DIN-TRS MIDI(Type-A)の変換ケーブルを使用してください。
MIDI CLOCK入力中はタップテンポが音符(
/
/
/
/
/
/
/
/
)でクオンタイズされます。この状態でMIDI CLOCKのテンポが変更されると、タップテンポも追従します。
- スマートフォン/タブレット(USB Type-C)
- iPhone/iPad(Lightning)
- パソコン(Windows/Mac)
データ転送に対応したUSBケーブルをご使用ください。
Lightning コネクタを搭載したiOS/iPadOS デバイスと接続するには、Lightning - USB 3カメラアダプタが必要です。
USB MIDIポートについて
L6maxをパソコンに接続すると、DAWソフトウェアなどのMIDIポートを使用するアプリケーションから3つのMIDIポートが認識されます。
ポートごとに機能が異なりますので、以下を参照して選択してください。
ポート名(Windows) | ポート名(Mac/iPhone/iPad) | 説明 |
---|---|---|
ZOOM L6max | L6max MIDI I/O Port | MIDI IN/OUT端子をUSB MIDIインターフェースとして使いたい場合、このポートを選択してください。 DAWソフトウェアなどでMIDI IN端子に入力したMIDI信号を記録したり、MIDI信号をMIDI OUT端子から出力し外部MIDI機器をコントロールすることができます。 |
MIDIIN2/MIDIOUT2 (ZOOM L6max) | L6max Mixer Control Port | L6maxをコントロールしたい場合、このポートを選択してください。 DAWソフトウェアなどで「MIDI CC# Mapping」で割り当てたMIDIコントロールナンバーでL6maxのパラメーターをコントロールしたり、L6max本体操作を記録することができます。(→L6maxのパラメーターにMIDIコントロールナンバーを割り当てる) SOUND PADをMIDIノートで再生したい場合や、内蔵エフェクトのディレイタイムをテンポに追従させたい場合もこのポートを選択してください。 |
MIDIIN3/MIDIOUT3 (ZOOM L6max) | for L6 Editor Port | パソコン用アプリ「ZOOM L6 Editor」との通信専用のポートです。使用しないでください。 |
「ZOOM L6 Editor」を起動する前にパソコンでDAWソフトウェアなどのMIDIポートを使用するアプリケーションを起動していると、「ZOOM L6 Editor」用 のMIDIポートが使われてしまい、正常に接続できない場合があります。「ZOOM L6 Editor」を起動してからアプリケーションを起動するか、アプリケーション側でMIDIIN3/MIDIOUT3(ZOOM L6max)を使用しないように設定してください。
MIDIの設定を行う
MIDIの各設定を行います。
MIDI IN/OUT端子に接続したMIDI機器でL6maxを操作する
MIDI IN/OUT端子に接続したMIDIコントローラーやMIDIキーボードなどのMIDI機器でL6maxを操作するには、本設定をONにしてください。
アプリを使ってMIDI IN/OUT端子に接続したMIDI機器でL6maxを操作する
MIDI出力を設定する
L6maxのMIDI OUTから出力されるMIDI信号を、L6maxで生成したMIDI信号とMIDI INから入力した信号のどちらかに切り替えることができます。
L6maxのMIDIチャンネルを設定する
L6maxで送受信できるMIDIチャンネルを設定します。
L6maxのパラメーターにMIDIコントロールナンバーを割り当てる
L6maxのパラメーターにMIDIコントロールナンバーを割り当てることができます。
MIDIコントローラーやMIDIキーボードなどのMIDI機器、パソコンのDAWソフトウェアなどからMIDIコントロールナンバーに対応する操作を行なって、L6maxを操作できます。
■ パラメーターリスト
パラメーター名 | 説明 | パラメーター名 | 説明 |
---|---|---|---|
EQ HI LEVEL (CH 1〜8) | 高域をブースト/カットします。各チャンネル個別に調節できます。 | EQ MID FREQ (CH 1〜8) | ブースト/カットする中域の中心周波数を調節します。各チャンネル個別に調節できます。 |
EQ MID LEVEL (CH 1〜8) | 中域をブースト/カットします。各チャンネル個別に調節できます。 | EQ LO LEVEL (CH 1〜8) | 低域をブースト/カットします。各チャンネル個別に調節できます。 |
SUB MIX SEND (CH 1〜8) | SUB-MIXの音量を調節します。各チャンネル個別に調節できます。 | AUX1 SEND (CH 1〜8) | AUX SEND 1端子に接続した機器への送り量を調節します。各チャンネル個別に調節できます。 |
AUX2 SEND (CH 1〜8) | AUX SEND 2端子に接続した機器への送り量を調節します。各チャンネル個別に調節できます。 | EFX SEND (CH 1〜8) | 内蔵エフェクトへの送り量を調節します。各チャンネル個別に調節できます。 |
PAN (CH 1〜8) | 左右の定位を調節します。各チャンネル個別に調節できます。 | LEVEL (CH 1〜8) | 音量を調節します。各チャンネル個別に調節できます。 |
MUTE (CH 1〜8) | ミュートをON/OFFします。各チャンネル個別に調節できます。 | MONO x2 (CH 5、CH 6) | チャンネル5、6の入力をモノラル2系統の入力に変更します。 |
USB 1/2、USB 3/4 | パソコンまたはスマートフォンのチャンネル1、2または3、4の音声を、L6maxのチャンネル7、8に入力します。 | EFX TYPE | 内蔵エフェクトを選択します。 |
COMPRESSOR | コンプレッサーをON/OFFします。 |
L6maxと使用するMIDI機器のMIDI CC NUMBERは該当する機種のマニュアルを参照してください。
microSDカードを管理する
microSDカードの状態を確認する
L6maxにセットしたmicroSDカードの容量や空き容量、録音可能時間を確認することができます。
microSDカードを初期化する
microSDカードの性能を最大限に発揮させるため、L6max用に初期化します。
microSDカードをテストする
microSDカードの書き込み速度が、L6maxで録音したデータを保存するのに問題ない性能かテストします。
短時間で行うクイックテストと、microSDカードの全領域を検査するフルテストがあります。
クイックテストを行う
フルテストを行う
各種設定を行う
日時を設定する
日時を設定します。
アプリを使って日時を設定する
出荷時の状態に戻した場合(→工場出荷時の状態に戻す)は、日時設定がリセットされますので、再度日時設定を行ってください。
電池の種類を選択する
電池残量を正確に表示するために、L6maxで使⽤する電池の種類を正しく選択します。
アプリを使って電池の種類を選択する
電源を⾃動でOFFする(オートパワーオフ)
L6maxは操作をしない状態で10時間経過すると、自動的に電源が切れます。
常に電源をONにしたい場合は、オートパワーオフの設定を「Never」にしてください。
アプリを使ってオートパワーオフの設定をする
以下の場合は、オートパワーオフの設定に関わらず自動的に電源は切れません。
録音/再生中
L6maxをオーディオインターフェースとして使用中
ファイル転送機能を使用中
ファームウェアアップデートの実行中
L6maxで操作するとオートパワーオフの時間がリセットされます。
ディスプレイの明るさを設定する
ディスプレイの表示が明るい場合や暗すぎて見づらい場合は、明るさ(輝度)を調節します。
ディスプレイの省電力設定をする
省電力のため、一定時間何も操作をしないとディスプレイのバックライトが暗くなるように設定できます。
工場出荷時の状態に戻す
L6maxの設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。
設定初期化を実行すると、すべての設定が工場出荷時の設定に書き換えられます。この操作は慎重に行ってください。
アプリを使って工場出荷時の状態に戻す
ファームウェアを管理する
ファームウェアのバージョンを確認する
L6maxのファームウェアのバージョンを確認することができます。
アプリを使ってファームウェアのバージョンを確認する
ファームウェアをアップデートする
L6maxのファームウェアを、最新のバージョンにアップデートできます。
最新のファームウェアアップデート用ファイルは ZOOMのWeb サイト(zoomcorp.com/help/l6max)からダウンロードできます。
L6maxのダウンロードページにある「L6max ファームウェア・アップデートガイド」に従ってください。
付録
故障かな?と思う前に
L6maxの動作がおかしいと感じられたときは、まず次の項目を確認してください。
ミキシング/録音/再生のトラブル
音が出ない、もしくは非常に小さい
ヘッドフォンや出力のケーブルが正しく接続されているか確認してください。正しく接続されていても音が出ない場合は、ケーブルの断線が考えられます。ヘッドフォンや出力のケーブルを交換してください。(→接続する)
MONITORやMASTER、SUB-OUTおよび各チャンネルの出力レベルが下がっていないか確認してください。(→全体の音量、モニターの音量を調節する)
接続機器をINPUT 1 ~ 8端子に接続するケーブルが正しく接続されているか確認してください。ダイナミックマイクやコンデンサーマイクは、INPUT 1 ~ 4端子にXLRプラグを使用して接続してください。正しく接続されていても音が出ない場合は、ケーブルの断線が考えられます。ケーブルを交換してください。(→接続する)
INPUT 5 ~ 8端子に接続した機器の音量が小さい場合は、
(PAD スイッチ)が-20 dB側になっていないか確認してください。
マイクの向きや接続機器の音量設定を確認してください。
(ミュートキー)が点灯していないか確認してください。(→チャンネルを消音する(ミュート))
コンデンサーマイクを使用している場合は、
(ファンタム電源キー)がONになっていることを確認してください。(→INPUT 1~4端子に接続する場合)
出力音が歪む
ラインレベル出力機器を接続する場合(音が歪む、シグナルインジケーターが赤点灯する場合)は、
(PADスイッチ)を-20 dB側に切り替えてください。
大音量でモニターしているときは、
(MASTERノブ)/
(MONITORノブ)/
(SUB-OUTノブ)で出力音量を下げてください。(→全体の音量、モニターの音量を調節する)
(エンコーダー)で各チャンネルの音量を調節してください。(→各チャンネルの音量を調節する)
レベルメーターが一番上まで点灯していないかを確認してください。点灯している場合は、
(MASTERノブ)でMASTER OUTの音量を調節してください。
録音した音が大きい、小さい、もしくは無音
録音した音が大きすぎる場合は、マイクと音源の距離を離す、または接続機器の音量を下げてください。
コンデンサーマイクを使用している場合は、
(ファンタム電源キー)がONになっていることを確認してください。(→INPUT 1~4端子に接続する場合)
録音できない
microSDカードに空き容量があることを確認してください。(→microSDカードの状態を確認する)
カードスロットにmicroSDカードが正しくセットされていることを確認してください。(→microSDカードをセットする)
録音した音声が途切れる
本体のカードテスト機能を使って、テストに合格したカードを使用してください。(→microSDカードをテストする)
動作確認済みmicroSDカードの使用をお勧めします。ZOOM のWeb サイト(zoomcorp.com/help/l6max) で確認してください。
録音したファイルが壊れている
録音中に電源遮断などの問題が発生した場合でも、⼀定時間ごとにファイルが⾃動保存されているため、microSDカードをL6maxに読み込ませ、該当ファイルを再生することで、正常なファイルとして復帰させられる場合があります。
日時情報がリセットされる
長期間ACアダプターや電池から電源が供給されない状態が続いて、日時保持用の電源を消費しきった場合、本体に記憶した情報がリセットされます。 電源起動時に日時の設定画面が表示された場合は、設定し直すか、L6maxとパソコンをUSB ケーブル(Type-C)で接続し、「L6 Editor」を起動して日時情報を取得してください。(→日時、電池の種類を設定する(L6maxを使用する前の初期設定)、アプリを使って日時を設定する)
内蔵エフェクトがかからない
(EFX RTNノブ)で内蔵エフェクトの音量を調節してください。(→内蔵エフェクトを使用する)
(EFXキー)を押して
(エンコーダー)で各チャンネルの送り量を調節してください。(→内蔵エフェクトを使用する)
SOUND PADにオーディオファイルを割り当てることができない
割り当てるオーディオファイルのフォーマットを確認してください。(→オーディオファイルをSOUND PAD に割り当てる)
オーディオファイルを正しいディレクトリに保存されているか確認してください。(→オーディオファイルをSOUND PAD に割り当てる)
SOUND PADが使用できない
SOUND PADにオーディオファイルが割り当てられていることを確認してください。(→オーディオファイルをSOUND PAD に割り当てる)
SOUND PADの個別の音量を調節してください。(→SOUND PADの音量を設定する、SOUND PADを再生する)
(SOUND PADノブ)でSOUND PADの音量を調節してください。(→SOUND PADを再生する)
その他のトラブル
USB端子をパソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続しても認識されない
データ転送に対応したUSB ケーブルを使用してください。充電専用ケーブルではデータ転送できません。
本体右側面の電源用USB端子ではなく、本体上面のUSB端子にUSBケーブルを接続してください。
L6maxをパソコンまたはスマートフォン/タブレットに認識させるためには、 L6max側で動作モードを選択する必要があります。(→パソコンにファイルを転送する )
使用しているパソコンまたはスマートフォン/タブレットとアプリケーションが32-bit float形式に対応していることを確認してください。
パソコンの「サウンド」の設定でL6maxが選択できなくても、32-bit float形式に対応しているアプリケーションの「オーディオ」または「入出力」デバイスとしてL6maxを選択することで32-bit floatのオーディオインターフェースとして使用できます。
Windowsで32-bit float形式を使用するには、ドライバーが必要です。ドライバーはZOOMのWEBサイト(zoomcorp.com/help/l6max)からダウンロードできます。
電池の持続時間が短い
以下の設定を行うことで、電池持続時間を長くできる場合があります。
使用する電池の種類を適切に設定する。(→電池の種類を選択する)
各端子に接続されている不要なケーブルを外す。
一般的な特性として、消費電力が大きい設定の場合、ニッケル水素蓄電池(大容量を推奨)、リチウム乾電池の方がアルカリ電池よりも長時間使用できます。
ブロックダイアグラム
MIDIインプリメンテーションチャート
機能 | 送信 | 受信 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
ベーシックチャンネル | 電源ON時 | 1 - 16 | 1 - 16 | |
設定可能 | 1 - 16 | 1 - 16 | ||
モード | 電源ON時 | Mode 3 | Mode 3 | |
メッセージ | × | × | ||
代用 | ************** | ************** | ||
ノートナンバー | 0 - 127 | 0 - 127 | ||
音域 | 0 - 127 | 0 - 127 | SOUND PAD 1 - 4 | |
ベロシティ | ノート・オン | × | × | |
ノート・オフ | × | × | ||
アフタータッチ | キー別 | × | × | |
チャンネル別 | × | × | ||
ピッチベンド | × | × | ||
コントロールチェンジ | 0 | × | × | |
1 - 31 | ○ | ○ | ||
32 | × | × | ||
33 - 95 | ○ | ○ | ||
96 - 101 | × | × | ||
102 - 119 | ○ | ○ | ||
120 - 127 | × | × | ||
プログラムチェンジ | ○ | ○ | ||
設定可能範囲 | 0 - 2 | 0 - 2 | SCENE A - D | |
エクスクルーシブ | × | × | ||
コモン | ソング・ポジション | × | ○ | |
ソング・セレクト | × | × | ||
チューン | × | × | ||
リアルタイム | クロック | × | ○ | |
コマンド | × | ○ | ||
その他 | ローカルON/OFF | × | × | |
オール・ノート・オフ | × | × | ||
アクティブ・センシング | × | × | ||
リセット | × | × | ||
モード1: オムニ・オン、ポリ | モード2: オムニ・オン、モノ | ○:あり | ||
モード3: オムニ・オフ、ポリ | モード4: オムニ・オフ、モノ | ×:なし |
仕様
入出力チャンネル数 | 入力 | MIC/LINE(モノラル) | 4 |
LINE(ステレオ) | 4 | ||
出力 | AUX SEND(モノラル) | 2 | |
MASTER(ステレオ) | 1 | ||
MONITOR(ステレオ) | 1 | ||
SUB-OUT(ステレオ) | 1 | ||
入力 | MIC/LINE | コネクタ | XLR/TRS コンボジャック×4(XLR:2 番HOT、TRS:TIP HOT) |
入力ゲイン | 調整不要(デュアルADコンバータ回路採用) | ||
入力インピーダンス | XLR:3.8 kΩ以上 TRS:18 kΩ以上(Hi-Z OFF時) /1 MΩ以上(Hi-Z ON時) | ||
最大入力レベル | XLR:+4 dBu TRS:+24 dBu | ||
ファンタム電源 | +48 V チャンネル合計 20 mA以下 | ||
LINE | コネクタ | TSフォンジャック×8 | |
入力インピーダンス | 30 kΩ以上 | ||
最大入力レベル | +4 dBu(PAD: 0 dB時) +24 dBu(PAD: -20 dB時) | ||
出力 | AUX SEND | コネクタ | TRSフォンジャック×2(インピーダンスバランス) |
最大出力レベル | +9.5 dBu | ||
出力インピーダンス | 147 Ω | ||
MASTER | コネクタ | TRSフォンジャック×2(バランス) | |
最大出力レベル | +15 dBu | ||
出力インピーダンス | 147 Ω | ||
MONITOR、SUB-OUT | コネクタ | TRSフォンジャック | |
最大出力レベル | 50 mW + 50 mW(63 Ω負荷時) | ||
出力インピーダンス | 14.7 Ω | ||
バス | MASTER | 1 | |
SUB-MIX | 1 | ||
AUX SEND | 2 | ||
SEND EFX | 1 | ||
チャンネルストリップ | EQ | HIGH | 10 kHz、± 15 dB、シェルビング |
MID | 100 Hz ~ 8 kHz、± 15 dB、ピーキング | ||
LOW | 100 Hz、± 15 dB、シェルビング | ||
レベルメーター | 6セグメント | ||
センドエフェクト | 6タイプ | ||
レコーダー | 最大同時録音トラック数 | 14 | |
最大同時再生トラック数 | 14 | ||
録音フォーマット | WAV 48 kHz、32-bit float、モノラル/ステレオ | ||
記録メディア | microSDHCメモリーカード(Class 10以上) microSDXCメモリーカード(Class 10以上) 動作確認済みmicroSDカードはZOOMのWEBサイト(zoomcorp.com/help/l6max)で確認してください。 | ||
表示 | OLED(128 x 64 ドット) | ||
オーディオインターフェース | 入出力数 | 入力:14チャンネル 出力:4チャンネル | |
サンプリング周波数 | 48 kHz | ||
ビット深度 | 32-bit float/24-bit | ||
インターフェース | USB2.0 | ||
カードリーダー | クラス | マスストレージクラス USB2.0 High Speed | |
サンプリング周波数 | 48 kHz | ||
周波数特性 | 20 Hz ~ 20 kHz、-1.0 dB / +0.5 dB | ||
入力換算ノイズ | -120 dBu 以下(IHF-A)@150 Ω input | ||
電源 | 単三乾電池×4(アルカリ乾電池、ニッケル水素蓄電池、リチウム乾電池) AC アダプター(ZOOM AD-17):DC 5 V/1 A ※USB バスパワー動作対応 | ||
連続録音時の電池持続時間の目安 ※値はあくまで目安です。 ※電池持続時間は当社試験法によるものです。使用条件により大きく変わります。 | 14トラック録音、ファンタム電源OFF、ヘッドフォンあり(63Ω負荷)、MASTER接続なし | アルカリ乾電池:約1.5時間 ニッケル水素蓄電池(1900 mAh):約2.5時間 リチウム乾電池:約5時間 | |
消費電力 | 最大 5 W | ||
外形寸法 | 284 mm (W) × 114 mm (D) × 46.5 mm (H) | ||
質量 (本体のみ) | 673 g | ||
質量 (電池含む) | 767 g |
※ 0 dBu = 0.775 Vrms