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オペレーションマニュアルについて
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H5studioの概要
XYH-5sの紹介
H5studioには、XYマイクカプセル(XYH-5s)が付属しています。
特徴
XYH-5sは大口径ダイヤフラムを採用したXYステレオマイクカプセルです。
左右のダイヤフラムを内側に向かい合わせることで、ワイドな収⾳範囲をカバーしながらセンター定位の⾳源もしっかりと捉えることが可能です。
また、収⾳ポイントがほぼ同⼀になるため、L/Rのチャンネル間に位相差が⽣じることもありません。
⾃然な奥⾏きと広がりを持った⽴体的なサウンドで、特定の⾳源を狙った近〜中距離の録⾳に最適です。
例:ソロ演奏、室内楽、ライブリハーサル、フィールドレコーディングなど
収録例
例1:弾き語り演奏の録音の場合
H5studioのマイクカプセルを使用して楽器の演奏音を録音し、外部マイクを使用してボーカルの音声を録音します。
例2:コンサート録音の場合
H5studioのマイクカプセルを使用して演奏音や歓声を録音し、ミキサーでミキシングされたステレオ音声や、各チャンネル音声を個別に録音します。
例3:ポッドキャスティングでライブストリーミングする場合
H5studioと外部マイクを使用して、リアルタイムで音声を配信します。(→オーディオインターフェースとして使用する )
リアルタイムで音声を配信しながら、H5studioでの録音を同時に行うこともできます。(→オーディオインターフェースとして使用しながらH5studio本体にも録音する場合は )
例4:動画撮影する場合
H5studioとカメラを使用して、音声と映像を同時に収録します。
H5studioのマイクカプセルで録音する場合、机の上にH5studioを直接置くと反射音が干渉してサウンドが不鮮明になる原因になります。三脚などを使用して、机から離して設置することをお勧めします。また机の反射音を抑えるには、ハンカチなどを敷くのも効果的です。
録音から編集まで高音質を実現
H5studioはデュアルADコンバータ回路の搭載と32-bit float WAVファイルへの対応により、録音からDAWなどのソフトウェアでの編集に至るまで最高な音の品質を保つことができます。
録音
デュアルADコンバータ回路により、ゲイン調節なしで大きな音から小さな音まで録音が可能です。
DAWなどのソフトウェアでの編集
32-bit float WAVファイル形式で録音されるので、録音時の音質が編集時も保たれます。
従来の16/24-bit WAVファイル形式での録音も可能です。(→RECモードを設定する)
デュアルADコンバータ回路について
H5studioは1つのインプット回路に対し、入力ゲインの異なる2つのADコンバータを搭載しています。この仕組みにより、従来必要不可欠であった録音時のゲイン調節を行わずに高品質な録音を行うことが可能です。
圧倒的なダイナミックレンジを実現
2つのADコンバータを組み合わせることで、1つのADコンバータでは実現できなかった幅広いダイナミックレンジを実現しています。
2つのADコンバータの切り替え
H5studioは2つのADコンバータのデータを常に監視し、最適な録音結果が得られるように自動でADコンバータの選択を行います。
32-bit float WAVファイルについて
32-bit float WAVファイルは、従来の16/24-bit WAVファイルに比べて以下のような特長があります。
これらの特長により、録音後のDAWなどのソフトウェアでの編集でも録音時の音の品質を保つことができます。
解像度の違い
32-bit float WAVファイルは、小さな音でも高い解像度を保つことができるという特長を持っています。そのため録音後に小さな音を大きくする編集を行っても音の品質が失われません。
■ 16/24-bit WAV | |||
音量を上げる | 解像度が低い |
■ 32-bit float WAV | |||
音量を上げる | 解像度が高い |
クリップの違い
32-bit float WAVファイルは、録⾳後の編集によりH5studioの出⼒やDAWアプリケーションでクリップしたように聴こえる波形もWAVデータはクリップしていないので、⾳量を下げることでクリップの無い波形に復元することができます。
■ 16/24-bit WAV | |||
クリップして録音 | 音量を下げる | クリップしたまま |
■ 32-bit float WAV | |||
クリップして録音 | 音量を下げる | クリップしていない |
各部の役割
本体正面/背面
■ 本体正面 | ■ 本体背面 |
- マイクカプセル(XYH-5s)
- 指向性マイクを交差させて配置したステレオマイクです。自然な奥行きと広がりをもった立体的なサウンドで録音できます。(→ XYH-5sの紹介)
- REC モードキー/インジケーター
- RECモードを変更するときに押します。
16/24bit Fixedモード時はキーの左側のインジケーターが、32bit Floatモード時はキーの右側のインジケーターが点灯します。(→RECモードを設定する)
- MIC GAINノブ
- マイクの入力音量を調節します。
- ディスプレイ
- 各種情報を表示します。
- INPUT 1(2)GAINノブ
- INPUT1(2)の入力音量を調節します。
- トラックキー/ステータスインジケーター
- トラックキーを押してインジケーターを赤に点灯させると、そのトラックが録音対象となります。
- STOPキー
- 録音/再生を停止します。
- PLAY/PAUSEキー
- ファイルの再生または一時停止を行います。
- REWキー
- 再生/一時停止中に、前のファイル/ファイルの先頭/前のマークに移動します。
長押しすると、早戻しします。
- FFキー
- 再生/一時停止中に、次のファイル/次のマークに移動します。
長押しすると、早送りします。
- RECキー/インジケーター
- 録音を開始します。録音中はインジケーターが点灯します。
録音中に押すと、録音を停止します。
- 三脚取り付けネジ穴
- 三脚などにH5studioを取り付けるために使用します。
- 電池カバー
- 単三電池の取り付け/取り外しを⾏うときに開けます。(→電池を入れる )
- スピーカー
- ファイルを再生すると、ここから音声が出力されます。
ヘッドフォン端子にヘッドフォンが接続されていると、スピーカーから音声は出力されません。
本体左側面/右側面
■ 本体左側面 |
■ 本体右側面 |
- LINE OUT端子
- 外部機器に音声を出力します。
- ヘッドフォン端子
- ヘッドフォンに音声を出力します。
- VOLUMEダイヤル
- 内蔵スピーカーやヘッドフォンから出力される音量を調節します。
- 電源/HOLDスイッチ
- 電源をON/OFFしたり、キー操作を無効にします。
- microSDカードスロット
- microSDカードを挿入します。
- セレクトダイヤル
- 項⽬を選択します。
- ENTERキー
- 項⽬を決定します。
- REMOTE端⼦
- 専用アダプター(ZOOM BTA-1など)を接続して以下のことができます。
「ZOOM Handy Control & Sync」を使って、iPhone/iPadからワイヤレスでH5studioを操作する
ATOMOS社/Timecode Systems社のUltraSync BLUEと接続し、H5studioの録音ファイルにタイムコードを記録する
- USB端子(Type-C)
- パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続してH5studioをオーディオインターフェースとして使用したり、ファイル転送機能として使用できます。
USBバスパワー動作に対応しています。
データ転送に対応したUSBケーブルを使用してください。
- MIC/LINE IN端子(プラグインパワー対応)
- 外部マイクやライン機器を接続すると、XYマイクの代わりに録音することができます。
プラグインパワー方式のマイクにも対応しています。
本体底面
- INPUT 1、INPUT 2端子
- マイクや楽器を接続します。XLR/TRSプラグに対応しています。
XLRプラグを外すときは、端子のロック解除ボタンを押しながら抜いてください。
- ストラップ穴
- ストラップを取り付けます。
表示される画面について
ここではH5studioのディスプレイに表示される画面について説明します。
ホーム画面
H5studioの電源を入れたときにディスプレイに表示される画面です。録音状況や入力される信号の波形など、H5studioの状態を表示します。
- ステータスアイコン
- 録音状況をアイコンで表示します。
:停止中
:録音中
:録音一時停止中
- 録音経過時間
- 現在の録音経過時間を表示します。
- 録音可能時間
- 現在の録⾳可能時間を表⽰します。
- 電池残量表示
- 電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。
- 時刻表示
- 現在の時刻を表示します。
- 波形表示(MIC(マイクカプセル)、INPUT 1/2)
- 各トラックに録音される信号の波形を表示します。
入力の種類は各波形表示の左端に表示されます。
:マイクカプセルのL、R
:INPUT 1
:INPUT 2
トラックがOFFの場合は下記の表示になります。(→録音するトラックを有効にする)
トラックがステレオの時は下記の表示になります。(→ステレオリンクを設定する)
- レベルメーター表示(MIC(マイクカプセル)、INPUT 1/2、ステレオミックス)
- 各トラックに入力される信号の音量を表示します。
RECモードが「16/24bit Fixed」のときに入力される信号がクリップすると、レベルメーターの上部にクリップインジケーターが表示されます。(→RECモードを設定する)
レベルメーターの下部にはピーク値を表示します。
ステレオミックストラックは設定により表示されない場合もあります。(→ミックスファイルの録音設定をする)
入力の種類は各レベルメーター表示の下側に表示されます。
:マイクカプセルのL、R
:INPUT1。入力レベル設定がマイクでファンタム設定がONのとき。
:INPUT2。入力レベル設定がラインでファンタム設定がOFFのとき。
トラックがOFFの場合は下記の表示になります。(→録音するトラックを有効にする)
トラックがステレオの時は下記の表示になります。(→ステレオリンクを設定する)
- メニューバー
(セレクトダイヤル)を操作することで画面の上部にメニューバーが表示されます。
簡単な操作で⼊出⼒設定や録⾳設定、本体設定などを⾏う各種設定画⾯へと移動できるよう、各種設定項⽬をアイコンで表⽰しています。
(セレクトダイヤル)でアイコンを選択し、
(ENTERキー)を押すと下記操作を行うことができます。
■ 録音待機中
メニューバーの左端には現在選択中の項目名が表示されます。
「FILE LIST」: microSDカード内のファイルを確認することができるファイルリスト画面を表⽰します。(→ファイルリスト画面)
「INPUT」:⼊⼒に関する設定画⾯を表⽰します。(→入力設定をする)
「OUTPUT」:出⼒に関する設定画⾯を表⽰します。(→出力設定をする)
「REC」:録音に関する設定画⾯を表⽰します。(→録音の設定をする )
「DISPLAY」:ホーム画面の表示を「レベルメーターのみ」、「波形のみ」または「レベルメーターと波形」の中から切り替えます。(→画面の表示を切り替える)
「SD CARD」:microSDカードに関する設定画⾯を表⽰します。(→microSDカードを管理する)
「USB」:H5studioをパソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続して、microSDカード内のファイルの確認や移動をしたり、オーディオインターフェースの設定画⾯を表⽰します。(→パソコンなどにファイルを転送する、オーディオインターフェースとして使用する)
「SYSTEM」: ⽇時設定やディスプレイ設定など各種本体設定画⾯を表⽰します。(→各種設定を行う)
■ 録音中
メニューバーの左端には現在選択中の項目名が表示されます。
「MARK」: 録⾳中のファイルにマークを付加します。(→録音中にマークを付加する)
「OUTPUT」:出⼒に関する設定画⾯を表⽰します。(→出力設定をする)
「DISPLAY」:ホーム画面の表示を「レベルメーターのみ」、「波形のみ」または「レベルメーターと波形」の中から切り替えます。(→画面の表示を切り替える)
「TRASH」: 録⾳中のファイルをゴミ箱に移動します。(→録音中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する)
再生画面や各種設定画面を表示しているときは、
(STOPキー)を押すとホーム画面に移動できます。各種設定画⾯からすばやくホーム画⾯を表⽰したい場合に便利な機能です(⼀部、ホーム画⾯に移動できない画⾯もあります)。
録音待機中に
(STOPキー)を長押しするとクリップインジケーターを消すことができます。
再生画面
ホーム画面表示中に(PLAY/PAUSEキー)で再生を開始すると、ディスプレイに表示される画面です。
再生時間や録音ファイルの波形など、H5studioの再生状態を表示します。
- ステータスアイコン
- 再生状況をアイコンで表示します。
:再生中
:一時停止中
:早戻し中
:早送り中
- 再生時間
- 再生開始から経過した時間を表示します。
- ファイルの長さ
- 現在再生中のファイルの長さを表示します。
- 電池残量表示
- 電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。
- 波形表示(MIC(マイクカプセル)、INPUT 1/2)
- 再⽣している録⾳ファイルの波形を表⽰します。
また、マークの位置を確認することもできます。(→録音中にマークを付加する )
入力の種類は各波形表示の左端に表示されます。
:マイクカプセルのL、R
:INPUT 1
:INPUT 2
- 再生位置バー
- 現在の再生位置が表示されます。
- マークバー
- 再生するファイルに付加されたマークが表示されます。
- レベルメーター表示(MIC(マイクカプセル)、INPUT 1/2、ステレオミックス)
- 各トラックの音量を表示します。
入力の種類は各レベルメーター表示の下側に表示されます。
:マイクカプセルのL、R
:INPUT 1
:INPUT 2
トラックがOFFの場合は、波形がグレーで表示されます。
- フェーダー
- 各トラックの音量を調節します。(→各トラックの音量バランスを調節する)
現在のフェーダー値は画面の左上に表示されます。
- メニューバー
(セレクトダイヤル)を操作することで画面の上部にメニューバーが表示されます。
簡単な操作で出⼒設定やリピート設定など⾏う各種設定画⾯へと移動できるよう、各種設定項⽬をアイコンで表⽰しています。
(セレクトダイヤル)でアイコンを選択し、
(ENTERキー)を押すと下記操作を⾏うことができます。
メニューバーの左端には現在選択中の項目名が表示されます。
「FILE LIST」: microSDカード内のファイルを確認することができるファイルリスト画⾯を表⽰します。(→ファイルリスト画面)
「AB REPEAT」:リピート再⽣の開始位置と終点位置を設定します。(→指定した範囲を繰り返し再生する(A-Bリピート))
「OUTPUT」:出⼒に関する設定画⾯を表⽰します。(→出力設定をする)
「OPTION」:再生オプション画面を表示します。(→連続再⽣を設定する(再生モード)、再生時の音量を自動調整する、再生速度を変更する)
「EXPORT」:再⽣しているファイルの形式などを変更してファイルを書き出します。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート))
「TRASH」: 再⽣中のファイルをゴミ箱に移動します。(→再生中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する)
ファイルリスト画面
ホーム画面、再生画面表示中に(セレクトダイヤル)で
「FILE LIST」を選択して
(ENTERキー)を押すと表示されます。
microSDカード内のファイルがディスプレイにリスト表示され、microSDカードの内容確認やファイルの再生、ゴミ箱への移動などを行います。
(セレクトダイヤル)で選択して
(ENTERキー)を押すと、ホーム画面 または再生画面 に戻ります。
- 電池残量表示
- 電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。
- ステータスアイコン
- 再生状況をアイコンで表示します。
:再生中
:一時停止中
:早戻し中
:早送り中
- 再生時間
- 再生開始から経過した時間を表示します。
- ファイルの長さ
- 現在選択中のファイルの長さを表示します。
- ファイルリスト
- microSDカード内のファイルをリスト表示します。
(セレクトダイヤル)でファイルを選択できます。
ファイルが多くディスプレイ内に収まりきらないときは、右端にスクロールバーが表示されます。
(セレクトダイヤル)でファイルを選択して
(ENTERキー)を押すと、画面上部にメニューバーが表示されます。
メニューバー
(セレクトダイヤル)で設定項⽬を選択し、
(ENTERキー)を押すと下記操作を⾏うことができます。
メニューバーの左端には現在選択中の項目名が表示されます。
「BACK」:メニューバーが消え、再びファイルを選択できます。
「PLAY VIEW」:選択中のファイルの再生画面を表⽰します。(→再生画面 )
「TRASH」: 選択中のファイルをゴミ箱に移動します。(→再生中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する)
(STOPキー)を押すと、ホーム画面に戻ります。
入力設定画面
入力に関する設定を行う画面です。
(セレクトダイヤル)で設定項目や設定値を選択して、
(ENTERキー)を押して決定します。
- 設定を行う入力名
- メニューバー
- 設定する入力をアイコンで表⽰しています。
(セレクトダイヤル)で入力を選択して
(ENTERキー)を押すと、選択した入力の設定を行うことができます。
メニューバーの左端には現在選択中の項目名が表示されます。
「BACK」: ホーム画面に戻ります。
「MIC」:マイクカプセルを設定します。
「INPUT 1」、
「INPUT 2」: INPUT 1、2を設定します。
- 設定項目
- 電池残量表示
- 電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。
(STOPキー)を押すと、ホーム画面に戻ります。
その他設定画面
出力、録音、SDカード、USB、本体に関する設定を行う画面です。
(セレクトダイヤル)で設定項目や設定値を選択して、
(ENTERキー)を押して決定します。
(セレクトダイヤル)で選択して
(ENTERキー)を押すと、 ホーム画面に戻ります。
- 設定画面のタイトル
- 電池残量表示
- 電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。
- 設定項目
録音の流れ
以下のような流れで録音を行います。
| |
| |
|
準備する
microSDカードをセットする
電源をセットする
H5studioはUSB端子に接続された電源(ACアダプター、USBバスパワー、モバイルバッテリー)、電池のいずれかで動作することができます。
電源はUSB端子に接続された電源>電池の順に優先されます。
電池を入れる
H5studioを電池で駆動する場合は、単三電池を4本使用します。
アルカリ乾電池、ニッケル水素蓄電池、リチウム乾電池のいずれかを使用してください。
電池残量を正確に表示するために、使用している電池の種類を正しく設定してください。(→電池の種類を選択する)
電池残量がなくなったときは、すぐに電源をOFFにし、新しい電池と交換してください。電池残量は電池で動作中常に表示されます。
ACアダプターを接続する
USB端子(Type-C)に専用のACアダプター(AD-17)のケーブルを接続して、ACアダプターをコンセントに接続します。
その他の電源について
USB端子(Type-C)にパソコンを接続すると、USBバスパワーでH5studioを駆動することができます。また、市販の5 Vモバイルバッテリーで駆動させることもできます。
入力機器を接続する
マイクカプセルを取り付ける
マイクカプセルを取り外す
MIC/LINE IN端子にラべリアマイクなどを接続する
H5studioに付属のマイクカプセル(XYH-5s)には、外部マイクやライン機器を接続できるMIC/LINE IN端子が用意されています。
プラグインパワー対応のマイクに電源を供給することもできます。
ラベリアマイクを使用する場合はプラグインパワーを設定してください。(→プラグインパワーを使用する)
MIC/LINE IN端子を使用する場合、XYH-5sのマイクを使用することはできません。
INPUT 1、2にマイクなどを接続する
H5studioはマイクカプセルからの入力の他に、INPUT 1、2からの⼊⼒を備えており、合わせて最大4チャンネルの入力が可能です。
INPUT 1、2にはマイクやミキサーなどを接続することができます。
マイクの接続
ダイナミックマイク、コンデンサーマイクを接続する場合は、XLRプラグをINPUT 1、2に接続します。
メニューから入力レベルの設定を「マイク」にしてください。(→入力レベルを設定する(マイク/ライン))
コンデンサーマイクにはファンタム電源(+48 V)を供給することもできます。(→ファンタム電源を設定する )
マイクを取り外すときは、端子のロック解除ボタンを押しながらXLRプラグを抜いてください。
ラインレベルの機器の接続
メニューから入力レベルの設定を「ライン」にしてください。(→入力レベルを設定する(マイク/ライン))
パッシブタイプのギターやベースの⼊力には対応していません。この場合は、ミキサーやエフェクターを通して接続してください。
電源をON/OFF する
電源を入れる
電源を切る
ガイド音を設定する(初回起動時)
ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH5studioを工場出荷時の状態に戻したときは、ディスプレイにガイド音の設定画面が表示されますので、ガイド音を設定します。
表示言語を設定する(初回起動時)
ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH5studioを工場出荷時の状態に戻したときは、ガイド音を設定した後に表示言語の設定画面が表示されますので、ディスプレイに表示される言語を設定します。
日付形式を設定する(初回起動時)
ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH5studioを工場出荷時の状態に戻したときは、表示言語を設定した後に日付形式の設定画面がディスプレイに表示されますので、日付形式を設定します。
録⾳ファイルに記録される日付は、ここで選択した日付形式で記録されます。
日時を設定する(初回起動時)
ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH5studioを工場出荷時の状態に戻したときは、日付形式を設定した後に日時の設定画面がディスプレイに表示されますので日時を設定します。日時は録音ファイルに記録されます。
電池の種類を選択する(初回起動時)
ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH5studioを工場出荷時の状態に戻したときは、日時を設定した後に電池の種類の設定画面がディスプレイに表示されますので、ディスプレイに電池残量を正確に表示するために、H5studioで使⽤する電池の種類を正しく選択します。
誤操作を防止する(ホールド機能)
誤操作を防止するために、ホールド機能を使用してH5studioのキー操作を無効にできます。
入力設定をする
録音するトラックを有効にする
録⾳するトラックをMIC(マイクカプセル)、INPUT 1、2の中から選択します。
ステレオリンクされているトラックは、どちらかのキーを押すことで両方のトラックを選択できます。
入力ゲインと全体の音量を調整する
各トラックの (GAINノブ)を用いて、入力ゲインと全体の音量バランスを調節します。
(GAINノブ)での⾳量調節は、モニター音と録音データに反映されます。
RECモードが「16/24bit Fixed」の場合、最大音量時のレベルメーターが-12 dB辺りになるよう調節してください。録音レベルが0 dBに達すると、クリップインジケーターが点灯します。
録音中でも
(GAINノブ)を操作して、音量を調節することができます。
マイクカプセルの入力をモノラルに変更する
マイクカプセルの入力を1つにミックスしてモノラル音声として扱います。
録音ファイルの形式も同様に切り替わります。(→フォルダー・ファイル構成 )
「ON」に設定したとき:モノラルファイル
「OFF」に設定したとき:ステレオファイル
ヘッドフォン端子やLINE OUT端子から出力される音声と、オーディオインターフェース動作の音声も同様に切り替わります。
プラグインパワーを使用する
プラグインパワーに対応しているマイクをMIC/LINE IN端子に接続する場合は、次の設定を行います。
入力レベルを設定する(マイク/ライン)
H5studioのINPUT1、2は、接続する機器に応じて入力レベルを設定できます。
ファンタム電源を設定する
H5studioのINPUT 1、2はファンタム電源に対応し、+48 Vの電源を供給できます。ファンタム電源が必要なコンデンサーマイクを接続したときは、ファンタム設定をONにしてください。
各入力ごとにON/OFFできます。
ノイズを軽減する(低域カット)
低域をカットして、⾵雑音やボーカルのポップノイズなどを軽減できます。
Advanced Limiterを設定する
各トラックに対してリミッターのON/OFFができます。
H5studioでは最大レベルを先読みすることで歪まないように最適化されたリミッターを設定できます。
ステレオリンクを設定する
ステレオリンクすることにより、INPUT 1、2の⼊⼒信号をステレオ⾳声として扱うことができます。
ゲインノブリンクを設定する
H5studioでは、マイクカプセルのLチャンネルとRチャンネル、または、INPUT 1とINPUT 2のゲインをリンクするかどうかを設定できます。
出力設定をする
ライン出力レベルを調節する
外部機器へのライン出力レベルを調節します。
ライン出力にリミッターをかける
ライン出⼒にリミッターをかけることでレベルが高すぎる信号を抑えることができ、ライン出⼒端子に接続した機器を保護できます。
録音する
H5studioで録⾳すると、選択されたすべてのトラックが個別に録⾳されます。また、すべての信号をミックスしてステレオ化したステレオファイルも同時に録⾳できます。
ステレオファイルは、(GAINノブ)で調節したバランスで録音されます。(→入力ゲインと全体の音量を調整する )
設定によっては、ステレオファイルは作成されません。(→ミックスファイルの録音設定をする)
ミックスされたステレオファイルが録音されないように設定できます。(→ミックスファイルの録音設定をする)
録音されるファイルについて詳しくは、「H5studioのフォルダー・ファイル構成 」を参照してください。
⼊力音をモニターする
ヘッドフォンなどを使⽤して⼊力音をモニターし、⾳量を調節します。
録音の設定をする
RECモードを設定する
H5studioでは録音するファイルを16/24bit Fixedまたは32bit Float から選択できます。
サンプルレートを設定する
録⾳するファイルのサンプルレートを設定します。
ビット深度を設定する
ミックスファイルの録音設定をする
H5studioは、各トラックの音声を個別に録音する他、それらをステレオミックスしたファイルを録音します。
SDカードの容量節約のためにステレオミックスしたファイルの録音を無効にすることもできます。
ミックスファイルの録音設定を「ON」にしても、以下の場合はミックスファイルが録音されません。
サンプリングレートが192 kHzの場合
1つのファイルしか作成されない場合(例えば、録音するトラックが1トラックのみの場合や、ステレオリンク設定された2トラックのみの場合)
ミックスされた192 kHzのステレオファイルを作成したい場合は、エクスポートを行ってください。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート))
ミックスファイルのAdvanced Limiterの設定をする
ミックスファイルに対してリミッターのON/OFFができます。
H5studioでは最大レベルを先読みすることで歪まないように最適化されたリミッターを設定できます。
時間をさかのぼって録音する(プリ録音)
⼊力信号を常に一定時間蓄えておくことにより、(RECキー)操作によって録⾳開始した時点から最大6秒までさかのぼって録音(プリ録音)できます。
(RECキー)操作が遅れてしまった場合などに役に立ちます。
録音開始トーンを有効にする
録⾳開始時に、出⼒端子(ヘッドフォン端子およびLINE OUT端子)から0.5秒間のトーン信号(録音開始トーン)を鳴らすことができます。
録音開始トーンは録音ファイルにも書き込まれるため、動画の音声をH5studioで録音する場合、カメラ側にH5studioの出力信号を⼊力しておくことで、動画との位置合わせが簡単になります。
録音ファイルにメタデータ(iXMLチャンク)を書き込む
録音する
録音を一時停止する
録音を一時停止することで、録音したくない区間のmicroSDカード容量を節約することができます。
録音中にマークを付加する
録音中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する
録⾳中のファイルをゴミ箱に移動することができます。録⾳が失敗したなと感じた場合などに便利な機能です。
画面の表示を切り替える
ホーム画面の表示を「レベルメーターのみ」、「波形のみ」または「レベルメーターと波形」の中から切り替えます。
再生する
再生する
各トラックの音量バランスを調節する
連続再⽣を設定する(再生モード)
ファイルの再⽣が終了したとき、連続して次のファイルを再⽣するように設定できます。
再生時の音量を自動調整する
「オーディオノーマライゼーション」の設定をONにすると、録音レベルの大きさにかかわらず、再生音量をそろえることができます。
再生速度を変更する
再⽣速度を変更できます。
指定した範囲を繰り返し再生する(A-Bリピート)
指定した2点間を繰り返し再⽣できます。
A-Bリピート設定をキャンセルしたい場合、または設定を変更したい場合は、
「CLEAR」を押すと設定をリセットすることができます。
「AB REPEAT」で指定した範囲はエクスポート時に反映することもできます。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート) )
再生中にA点(再生開始地点)やB点(再生終了地点)を移動すると再生開始/終了位置がリアルタイムで更新されるため、再生音を確認しながら設定が行えます。
ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート)
H5studioは録⾳済みのファイルを別の形式に変換して書き出すことができます。
パソコンやスマートフォン/タブレットにH5studioで録⾳したファイルを取り込む際に、お使いのアプリケーションが32-bit float形式に対応していない場合などに便利です。
また、書き出すトラックを指定したり、トリミングをして必要な箇所のみ書き出したり、ノーマライズ処理を行なって録⾳ファイルの⾳量を最適化することもできます。
再生中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する
再生中のファイルをゴミ箱に移動することができます。
ファイルを管理する
H5studioで作成されたファイルはmicroSDカードに保存されます。
microSDカード内の録音ファイルを確認したり削除をすることができます。
H5studioのフォルダー・ファイル構成
フォルダー・ファイル構成
H5studioで録音すると、microSDカードに次のようなファイルが作成されます。
- ファイルフォルダー
- 録音を行うたびに作成されます。ファイルフォルダー名は「日付_時間」となります。
作成されたモノ/ステレオファイルが保存されます。
- 録音ファイル
- H5studioで録音したファイルはmicroSDカードのファイルフォルダーに保存されます。
録音ファイル名については「録音ファイル名について」を参照してください。
「MIC」(マイクカプセル)入力設定の「モノミックス」が「OFF」の場合、またINPUT 1/2がステレオリンク設定されている場合は、ステレオファイルが作成されます。その他の場合にはモノファイルが作成されます。(→マイクカプセルの入力をモノラルに変更する 、ステレオリンクを設定する )
- Exportフォルダー
- ファイルのエクスポートを実行すると作成されます。エクスポートにより書き出されたファイルはExportフォルダー内に保存されます。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート) )
- Exportファイル
- ファイルのエクスポートを行った場合に作成されるファイルは、Exportフォルダー内にエクスポートを行なったファイルと同名のフォルダに保存されます。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート))
- TRASHフォルダー
- H5studioにSDカードを挿入することで自動的にTRASHフォルダーが作成されます。TRASHフォルダーに移動する操作を⾏ったファイルはTRASHフォルダー内に保存されます。(→録音中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する、再生中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する)
また、TRASHフォルダー内のファイルは、まとめて削除することができます。(→ゴミ箱(TRASHフォルダー)のファイルを削除する)
録音ファイル名について
ファイル名は以下の形式で記録されます。
ファイル名の例 | 説明 |
---|---|
|
ファイルサイズが2 GBを超えると、自動的に新しいファイルフォルダーと録音ファイルが作成され録音が継続されます。このとき新しく作成されるファイルフォルダーと録音ファイルの名前は、元の名前の時間の後に「_001」が付いたものとなります。
設定によって、すべてのトラックをステレオミックスしたファイルが作成されます。(→ミックスファイルの録音設定をする)
ファイルを確認する
オーディオインターフェースとして使用する
H5studioへの⼊⼒信号をパソコンまたはスマートフォン/タブレットに送ることができ、パソコンまたはスマートフォン/タブレットの再⽣信号をH5studioから出⼒することができます。
また、H5studioをオーディオインターフェースとして使用中もH5studioで録音することができます。
Macまたはスマートフォン/タブレットで使用する場合、ドライバは必要ありません。
Windowsで使用する場合はドライバが必要です。
Windowsの場合
パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する
入力設定やモニター調整をする
H5studioをオーディオインターフェースとして使用する場合は、レコーダーとしての使用時と同様の入力設定やモニター調整ができます。
以下の参照先をご覧になり、入力設定やモニター調整を行なってください。
参照先 | 説明 |
---|---|
「録音するトラックを有効にする」 | 入力をMIC(マイクカプセル)、INPUT 1、2の中から選択します。 |
「入力ゲインと全体の音量を調整する」 | 各トラックの |
「マイクカプセルの入力をモノラルに変更する」 | マイクカプセルの入力を1つにミックスしてモノラル音声として扱います。 |
「プラグインパワーを使用する」 | プラグインパワーに対応しているマイクをMIC/LINE IN端子に接続する場合は、プラグインパワー設定をONにしてください。 |
「入力レベルを設定する(マイク/ライン)」 | INPUT1、2は、接続する機器に応じて入力レベルを設定できます。 |
「ファンタム電源を設定する」 | INPUT 1、2はファンタム電源に対応し、+48 Vの電源を供給できます。ファンタム電源が必要なコンデンサーマイクを接続したときは、ファンタム設定をONにしてください。 各入力ごとにON/OFFできます。 |
「ノイズを軽減する(低域カット)」 | 低域をカットして、⾵雑音やボーカルのポップノイズなどを軽減できます。 各入力ごとに設定できます。 |
「Advanced Limiterを設定する」 | 各トラックに対してリミッターのON/OFFができます。 |
「ステレオリンクを設定する」 | ステレオリンクすることにより、⼊⼒信号をステレオ⾳声として扱うこともできます。 ステレオ設定の場合は、INPUT 1がLチャンネル、INPUT 2がRチャンネルとなります。 MSステレオ設定の場合は、INPUT 1がMid信号、INPUT 2がSide信号となります。Midは正⾯中央の⾳を、Sideは左右の⾳をとらえ、サイドレベルを調節することによって、ステレオ幅を変更することができます。 |
「ゲインノブリンクを設定する」 | マイクカプセルのLチャンネルとRチャンネル、または、INPUT 1とINPUT 2のゲインをリンクするかどうかを設定できます。 |
「⼊力音をモニターする」 | ヘッドフォンなどを使⽤して⼊力音をモニターし、⾳量を調節します。 |
出力設定をする
USB出力レベルを調節する
パソコンやスマートフォン/タブレットに出力するUSB出力レベルを調節します。
ループバックを設定する
パソコンやスマートフォン/タブレットの再生音とH5studioへの入力音をミックスして、もう一度パソコンやスマートフォン/タブレットに送る(ループバック)ことができます。
パソコンで再生した音楽にナレーションをつけてパソコンで録音したり、ストリーム配信することができます。
ダイレクトモニターを設定する
H5studioの入力音をパソコンやスマートフォン/タブレットを経由せずに、H5studioから出力します。
これにより遅延のないモニタリングが可能です(ダイレクトモニター機能)。
オーディオインターフェースとして使用しながらH5studio本体にも録音する場合は
「パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する」でモードを「オーディオ I/F+録音」に設定すると、オーディオインターフェースとして使用しながらH5studio本体にも録音することができます。その場合は、レコーダーとしての使用時と同様の録音設定ができます。
以下の参照先をご覧になり、録音設定を行ってください。
参照先 | 説明 |
---|---|
「RECモードを設定する」 | 録音するファイルを16/24bit Fixedまたは32bit Float から選択できます。 |
「ミックスファイルの録音設定をする」 | SDカードの容量節約のためにステレオミックスしたファイルの録音を無効にすることもできます。 |
「ミックスファイルのAdvanced Limiterの設定をする」 | ミックスファイルに対してリミッターのON/OFFができます。 |
「時間をさかのぼって録音する(プリ録音) 」 | ⼊力信号を常に一定時間蓄えておくことにより、 |
「録音開始トーンを有効にする 」 | 録⾳開始時に、出⼒端子(ヘッドフォン端子およびLINE OUT端子)から0.5秒間のトーン信号(録音開始トーン)を鳴らすことができます。 |
「録音ファイルにメタデータ(iXMLチャンク)を書き込む 」 | さまざまな関連情報(メタデータ)が記録されるiXMLチャンクを、録音するファイルに書き込むことができます。 |
「パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する」でモードを「オーディオ I/F+録音」に設定中は下記の設定を変更できません。
H5studio本体のサンプルレート
RECモードが「16/24bit Fixed」のときのH5studio本体のビット深度
サンプルレートを変更する場合はパソコンまたはスマートフォン/タブレットとの接続を解除し、「パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する」の手順6で変更してください。
ビット深度を変更する場合は、パソコンまたはスマートフォン/タブレットとの接続を解除してから変更してください。(→ビット深度を設定する )
パソコンまたはスマートフォン/タブレットとの接続を解除する
パソコンなどにファイルを転送する
H5studioをパソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続して、microSDカード内のファイルの確認や移動ができます。
パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する
パソコンまたはスマートフォン/タブレットとの接続を解除する
microSDカードを管理する
microSDカードを初期化する
microSDカードの性能を最大限に発揮させるため、H5studio用に初期化します。
microSDカードをテストする
microSDカードの書き込み速度が、H5studioで録音したデータを保存するのに問題ない性能かテストします。
短時間で行うクイックテストと、microSDカードの全領域を検査するフルテストがあります。
クイックテストを行う
フルテストを行う
ゴミ箱(TRASHフォルダー)のファイルを削除する
ゴミ箱に移動したファイルを削除してゴミ箱を空にし、SDカードの空き容量を増やすことができます。
タイムコードを使う
タイムコードについて
ATOMOS社/Timecode Systems社のUltraSync BLUEを使用することで、H5studioにSMPTEタイムコードを⼊力できます。
タイムコードとは、映像や⾳声を記録するとき、そのデータに書き込まれる時間情報です。ビデオ編集や周辺機器の制御、映像と⾳声の同期などの目的に使⽤します。
オーディオインターフェース動作時(→オーディオインターフェースとして使用する)はATOMOS社/Timecode Systems社のUltraSync BLUEを使⽤できません。
H5studioは「ZOOM Handy Control & Sync」とUltraSync BLUEを同時に接続することはできません。
タイムコードを使用した編集
映像データ、音声データ共にタイムコードが記録されていると、ノンリニア編集ソフトウェアで編集する際に、時間軸上の配置とお互いの同期が容易になります。
|
タイムコードを入力する
ATOMOS社/Timecode Systems社のUltraSync BLUEでタイムコードを発信し, H5studioとビデオカメラの両方でタイムコードを受信することによって、⾳声データと映像データにそれぞれタイムコードを記録します。
タイムコードはBluetooth経由で送受信されます。
UltraSync BLUEと接続する
H5studioをUltraSync BLUEに接続すると、UltraSync BLUEからタイムコードを受信し、録音ファイルに記録します。
UltraSync BLUEを接続するには、専用無線アダプター(BTA-1 など)をH5studioに接続し、UltraSync BLUEとH5studioをペアリングする必要があります。
タイムコード情報を確認する
UltraSync BLUEと接続を解除する
H5studioからBTA-1を外すと、H5studioとUltraSync BLUEとの接続を解除し、タイムコードの記録を停⽌します。接続を解除した場合も、ペアリング情報の記録は残ります。
各種設定を行う
表示言語を設定する
H5studioの画面で表示される言語を変更することができます。
⽇時を設定する
録⾳ファイルに記録される日時を設定します。
⽇付形式を設定する
録⾳ファイルに記録される日付形式を変更します。
ディスプレイの明るさを設定する
ディスプレイの表示が薄い場合や濃すぎて見づらい場合は、明るさ(輝度)を調節します。
電池の種類を選択する
ディスプレイに電池残量を正確に表示するために、H5studioで使⽤する電池の種類を正しく選択します。
ディスプレイの省電力設定をする
省電力のため、一定時間何も操作をしないとディスプレイのバックライトが暗くなるように設定できます。
電源を⾃動でOFFする時間を設定する
H5studioは操作をしない状態で一定時間が経過すると自動的に電源が切れるよう設定できます。
常に電源をONにしたい場合は、オートパワーオフの設定をOFFにしてください。
ガイド音(アクセシビリティ)
ガイド音を設定する(アクセシビリティ)
ディスプレイで選択中の設定項目名を音声で読み上げたり、エラーメッセージや録音開始/停止、音量変更などを知らせるビープ音を鳴らすことができます。
ガイド音の音量を設定する
読み上げ音声やビープ音の音量を調節できます。
ガイド音の情報を確認する
アクセシビリティのガイド音として使用している言語やバージョンを確認することができます。
ガイド音をショートカット操作でON/OFFする
使用場面に応じて、ガイド音を即座にON/OFFできる機能です。
ガイド音をインストールする
お買い上げ時はガイド音の言語が英語になっております。
ガイド音をインストールすることで、言語の変更、アップデートを行うことができます。
ガイド音のインストールに必要な最新のアクセシビリティインストール用ファイルは ZOOMのWeb サイト(zoomcorp.com/help/h5studio)からダウンロードできます。
H5studioのダウンロードページにある「H5studio アクセシビリティ・インストールガイド」に従ってください。
工場出荷時の状態に戻す
H5studioの設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。
ファームウェアを管理する
ファームウェアのバージョンを確認する
H5studioのファームウェアのバージョンを確認することができます。
ファームウェアをアップデートする
H5studioのファームウェアを、最新のバージョンにアップデートできます。
最新のファームウェアアップデート用ファイルは ZOOMのWeb サイト(zoomcorp.com/help/h5studio)からダウンロードできます。
H5studioのダウンロードページにある「H5studio ファームウェア・アップデートガイド」に従ってください。
スマートフォン/タブレットからH5studioを操作する
専⽤無線アダプター(BTA-1 など)を接続すると、専⽤のコントローラーアプリケーション「ZOOM Handy Control & Sync」を使用して、スマートフォン/タブレットからH5studioをワイヤレスで操作できます。
あらかじめ専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」をスマートフォン/タブレットにインストールしておく必要があります。 専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」は App Storeからダウンロードできます。 アプリでの設定や操作の方法については、専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」の取扱説明書を参照してください。
オーディオインターフェース動作時(→オーディオインターフェースとして使用する)はスマートフォン/タブレットからH5studioをワイヤレスで操作できません。
H5studioは「ZOOM Handy Control & Sync」とUltraSync BLUEを同時に接続することはできません。
タイムコード情報を確認する
スマートフォン/タブレットと接続を解除する
スマートフォン/タブレットでアプリを終了することで、接続解除を行うことができます。
H5studioからBTA-1を外すことで、H5studioと「ZOOM Handy Control & Sync」との接続を解除することもできます。
H5studioの最新情報を確認する
H5studioのディスプレイ上に、製品に関するヘルプの2次元コードを表示することができます。
オプションマイクカプセルを使用する
H5studioはシーンに応じて付属のマイクを別売りのマイクカプセルへ交換することができます。
オプションのマイクカプセル使用時には基本的に付属のマイクカプセル使用時と表示・操作に変更はありませんが、マイクカプセルごとに固有の設定を変更することができます。
H5studioに対応しているオプションのマイクカプセルは以下の通りです。
マイクカプセル | 説明 | |
---|---|---|
SSH-6e Shotgun Mic Capsule | 32-bit float録音に対応したMid-Sideステレオショットガンマイク | |
EXH-6e External Input | 32-bit float録音に対応した2-ch XLR/TRSインプット |
SSH-6eを使用する
SSH-6eはセンターの音を拾う超指向性のショットガンマイク(Mid)と、左右の音を 拾う双指向性マイク(Side)を組み合わせたMSステレオマイクカプセルです。MSサイドレベルを調節することで、左右の音の広がりを自在に変えることができます。 |
SSH-6eの詳細については、SSH-6eのマニュアルを参照してください。
SSH-6eのマニュアルはZOOMのWebサイト(zoomcorp.com/help/ssh-6e)からダウンロードできます。
SSH-6eのモードを設定する
SSH-6eを使用するモードを設定します。
モードを設定することでSSH-6eは超指向性モノラルから、通常は別のマイクを準備する必要があるステレオまで、幅広い録音スタイルに対応できます。
SSH-6eのノイズを軽減する(低域カット)
低域をカットして、⾵雑音やボーカルのポップノイズなどを軽減できます。
SSH-6eのAdvanced Limiterを設定する
MICトラックに対してリミッターのON/OFFができます。
H5studioでは最大レベルを先読みすることで歪まないように最適化されたリミッターを設定できます。
SSH-6eのLR ゲインノブリンクを設定する
MidマイクとSideマイクのゲインをリンクするかどうかを設定できます。
EXH-6eを使用する
EXH-6eは2チャンネル分の外部入力をプラスするXLR/TRSコンボ・カプセルです。ダイナミックマイクやラインレベルの楽器、ミキサー、音楽プレイヤーなどの信号を入力できます。ファンタム電源の供給に対応しているため、コンデンサーマイクの使用も可能です。 また、プラグインパワーに対応したステレオミニ端子のMIC/LINE入力端子も搭載しています。 |
コンデンサーマイクなどのファンタム電源を必要とする機器を接続する場合は、外部電源を使用してください。
MIC/LINE端子にプラグインパワー方式のマイクを接続するときは、プラグインパワーON/OFFスイッチをONにしてください。
その他、EXH-6eの詳細についてはEXH-6eのマニュアルを参照してください。
EXH-6eのマニュアルはZOOMのWebサイト(zoomcorp.com/help/exh-6e)からダウンロードできます。
EXH-6eの入力を有効にする
EXH-6eのINPUT AまたはINPUT Bの入力を有効にします。
EXH-6eの入力音を録音するには、H5studio本体のマイクカプセルトラックを有効にする必要があります。H5studio本体のマイクカプセルトラックのインジケーターが点灯していることを確認してください。
EXH-6eのステレオリンクを設定する
EXH-6eの入力をステレオリンクすることにより、入力信号をステレオ音声として扱うことができます。
EXH-6eのノイズを軽減する(低域カット)
低域をカットして、⾵雑音やボーカルのポップノイズなどを軽減できます。
EXH-6eのAdvanced Limiterを設定する
MICトラックに対してリミッターのON/OFFができます。
H5studioでは最大レベルを先読みすることで歪まないように最適化されたリミッターを設定できます。
EXH-6eのA&B ゲインノブリンクを設定する
INPUT AとINPUT Bのゲインをリンクするかどうかを設定できます。
付録
故障かな?と思う前に
H5studioの動作がおかしいと感じられたときは、まず次の項目を確認してください。
録音/再生のトラブル
音が出ない、もしくは非常に小さい
マイクの向きや接続機器の音量設定を確認してください。
ヘッドフォンの音量やライン出力レベルが下がっていないか確認してください。(→⼊力音をモニターする)
MIC/LINE IN端子に接続したマイクがプラグインパワー対応マイクの場合は、プラグインパワーの供給が必要です。(→MIC/LINE IN端子にラべリアマイクなどを接続する)
H5studioの入力の設定を確認してください。(→録音するトラックを有効にする、マイクカプセルの入力をモノラルに変更する、ステレオリンクを設定する )
ファンタム電源の設定を確認してください。(→ファンタム電源を設定する )
入力音量の設定を確認してください。(→入力ゲインと全体の音量を調整する)
再生中のミキサーの設定を確認してください。(→各トラックの音量バランスを調節する)
ヘッドフォンやライン出力のケーブルが正しく接続されているか確認してください。正しく接続されていても音が出ない場合は、ケーブルの断線が考えられます。ヘッドフォンやケーブルを交換してください。
接続機器をINPUT 1/2やMIC/LINE IN端子に接続するケーブルが正しく接続されているか確認してください。正しく接続されていても音が出ない場合は、ケーブルの断線が考えられます。ケーブルを交換してください。
モニター音が歪む
(VOLUMEダイヤル)で出力音量を調節してください。
入力音量の設定を調節してください。(→入力レベルを設定する(マイク/ライン))
「MIC INPUT OVERLOAD!」、「INPUT 1(2) OVERLOAD!」と表示される
入力される音声が大きすぎます。マイクと音源の距離を離してください。
風によって大きなノイズが入力されることがあります。屋外で録音する場合や話者の口に近付けて録音する場合などマイクに直接風が当たる場合は、ノイズを軽減する低域カット設定をおすすめします。(→ノイズを軽減する(低域カット) )
録音できない
RECキーが⾚く点灯していることを確認してください。(→録音する)
microSD カードに空き容量があることを確認してください。録音可能時間は、録音待機中の画面で確認できます。(→ホーム画面)
カードスロットにmicroSD カードが正しくセットされていることを確認してください。(→microSDカードをセットする)
入力が「OFF」になっていないか確認してください。(→録音するトラックを有効にする )
入力音量の設定を確認してください。(→入力ゲインと全体の音量を調整する)
再生中のミキサーの設定を確認してください。(→各トラックの音量バランスを調節する)
録音した音声が途切れる
本体のカードテスト機能を使って、テストに合格したカードを使用してください。
動作確認済みmicroSDカードの使用をお勧めします。ZOOM のWebサイト(zoomcorp.com/help/h5studio)で確認してください。
操作ができない
(電源/HOLDスイッチ)が「HOLD」側にスライドされていないことを確認してください。
その他のトラブル
USB端子をパソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続しても認識されない
データ転送に対応したUSBケーブルを使用してください。
H5studioをパソコンまたはスマートフォン/タブレットに認識させるためには、 H5studio側で動作モードを選択する必要があります。(→オーディオインターフェースとして使用する、パソコンなどにファイルを転送する )
使用しているパソコンまたはスマートフォン/タブレットとアプリケーションが32-bit float形式に対応していることを確認してください。
パソコンの「サウンド」の設定でH5studioが選択できなくても、32-bit float形式に対応しているアプリケーションの「オーディオ」または「入出力」デバイスとしてH5studioを選択することで32-bit floatのオーディオインターフェースとして使用できます。
Windowsで32-bit float形式を使用するには、ドライバが必要です。ドライバはZOOMのWEBサイト(zoomcorp.com/help/h5studio)からダウンロードできます。
電池の持続時間が短い
以下の設定を行うことで、電池持続時間を長くできる場合があります。
使用する電池の種類を適切に設定する。(→電池の種類を選択する)
使用しない入力をOFFにする。(→録音するトラックを有効にする )
一定時間操作をしないとディスプレイが暗くなるように設定する。(→ディスプレイの省電力設定をする)
ディスプレイの明るさを暗くする。(→ディスプレイの明るさを設定する)
録音ファイルのサンプルレートを下げる。(→サンプルレートを設定する)
ヘッドフォン端子、LINE OUT端子に接続されている不要なケーブルを外す。
一般的な特性として、消費電力が大きい設定の場合、ニッケル水素蓄電池(大容量を推奨)、リチウム乾電池の方がアルカリ電池よりも長時間使用できます。
アクセシビリティのアップデートを促される
最新のアクセシビリティインストール用ファイルを用いてアップデートを行ってください。(→ガイド音をインストールする)
H5studioメタデータ一覧
WAVファイルのBEXTチャンクに埋め込まれるメタデータ
タグ | 説明 | 備考 |
---|---|---|
zSPEED= | フレームレート | |
zTAKE= | テイク番号 | |
zUBITS= | ユーザービット | |
zSCENE= | シーン名 | システム設定>日付/時刻 |
zTAPE= | ||
zCIRCLED= | ||
zTRKn= | トラック名 | |
zNOTE= |
WAVファイルのiXMLチャンクに埋め込まれるメタデータ
○ = YES × = NO
iXMLマスタータグ | iXMLサブタグ | 記録 | 読み出し | 備考 |
---|---|---|---|---|
<PROJECT> | ○ | × | ||
<SCENE> | ○ | ○ | システム設定>日付/時刻 | |
<TAKE> | ○ | × | ||
<TAPE> | ○ | × | ||
<CIRCLED> | ○ | × | ||
<WILD TRACK> | × | × | ||
<FALSE START> | × | × | ||
<NO GOOD> | × | × | ||
<FILE UID> | ○ | × | ||
<UBITS> | ○ | × | ||
<NOTE> | ○ | × | ||
<BEXT> | × | × | ||
<USER> | × | × |
iXMLマスタータグ | iXMLサブタグ | 記録 | 読み出し | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
<SPEED> | |||||
<SPEED> | <NOTE> | ○ | × | ||
<SPEED> | <MASTER_SPEED> | ○ | × | ||
<SPEED> | <CURRENT_SPEED> | ○ | × | ||
<SPEED> | <TIMECODE_RATE> | ○ | × | ||
<SPEED> | <TIMECODE_FLAG> | ○ | × | ||
<SPEED> | <FILE_SAMPLE_RATE> | ○ | ○ | 録音設定>サンプルレート | |
<SPEED> | <AUDIO_BIT_DEPTH> | ○ | × | ||
<SPEED> | <DIGITIZER_SAMPLE_RATE> | ○ | × | 録音設定>サンプルレート | |
<SPEED> | <TIMESTAMP_SAMPLES_SINCE_MIDNIGHT_HI> | ○ | × | ||
<SPEED> | <TIMESTAMP_SAMPLES_SINCE_MIDNIGHT_LO> | ○ | × | ||
<SPEED> | <TIMESTAMP_SAMPLE_RATE> | ○ | × | 録音設定>サンプルレート |
iXMLマスタータグ | iXMLサブタグ | 記録 | 読み出し | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
<SYNC_POINT_LIST> | |||||
<SYNC_POINT> | <SYNC_POINT_TYPE> | × | × | ||
<SYNC_POINT> | <SYNC_POINT_FUNCTION> | × | × | ||
<SYNC_POINT> | <SYNC_POINT_COMMENT> | × | × | ||
<SYNC_POINT> | <SYNC_POINT_LOW> | × | × | ||
<SYNC_POINT> | <SYNC_POINT_HIGH> | × | × | ||
<SYNC_POINT> | <SYNC_POINT_EVENT_DURATION> | × | × |
iXMLマスタータグ | iXMLサブタグ | 記録 | 読み出し | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
<HISTORY> | |||||
<HISTORY> | <ORIGINAL_FILENAME> | ○ | × | ||
<HISTORY> | <PARENT_FILENAME> | × | × | ||
<HISTORY> | <PARENT_UID> | × | × |
iXMLマスタータグ | iXMLサブタグ | 記録 | 読み出し | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
<FILE_SET> | |||||
<FILE_SET> | <TOTAL_FILES> | ○ | × | ||
<FILE_SET> | <FAMILY_UID> | ○ | × | ||
<FILE_SET> | <FAMILY_NAME> | × | × | ||
<FILE_SET> | <FILE_SET_START_TIME_HI> | × | × | ||
<FILE_SET> | <FILE_SET_START_TIME_LO> | × | × | ||
<FILE_SET> | <FILE_SET_INDEX> | ○ | × |
iXMLマスタータグ | iXMLサブタグ | 記録 | 読み出し | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
<TRACK_LIST> | |||||
<TRACK_LIST> | <TRACK_COUNT> | ○ | × | ||
<TRACK> | <CHANNEL_INDEX> | ○ | × | ||
<TRACK> | <INTERLEAVE_INDEX> | ○ | × | ||
<TRACK> | <NAME> | ○ | × | ||
<TRACK> | <FUNCTION> | × | × |
ミキサーブロックダイアグラム
録音/録音待機時
再生時
仕様
入出力チャンネル数 | 入力 | マイクカプセル | 1 |
MIC/LINE(モノラル) | 2 | ||
出力 | LINE OUT | 1 | |
ヘッドフォン | 1 | ||
内蔵スピーカー(モノラル) | 1 | ||
入力 | XYマイク:XYH-5s | 90°XYステレオ方式 | |
指向性 | 単一指向性 | ||
感度 | -41 dB/1 Pa 1 kHz | ||
最大入力音圧 | 140 dB SPL | ||
コネクタ | ステレオミニジャック×1 | ||
入力ゲイン | -∞~+60 dB | ||
入力インピーダンス | 2 kΩ以上 | ||
MIC/LINE (モノラル) | コネクタ | XLR/TRS コンボジャック×2(XLR:2 番HOT、TRS:TIP HOT) | |
入力ゲイン | -∞~+60 dB | ||
入力インピーダンス | MIC : 3 kΩ 以上 LINE : 3 kΩ 以上 | ||
最大入力レベル | MIC : +4 dBu LINE : +24 dBu | ||
ファンタム電源 | +48 V | ||
入力換算雑音 | -127 dBu以下(IHF-A)@ 150 Ω input | ||
出力 | LINE OUT | コネクタ | ステレオミニジャック×1 |
最大出力レベル | +1 dBu | ||
出力インピーダンス | 110 Ω以下 | ||
ヘッドフォン | コネクタ | ステレオミニジャック×1 | |
最大出力レベル | 20 mW + 20 mW(32 Ω負荷時) | ||
出力インピーダンス | 10 Ω以下 | ||
内蔵スピーカー | タイプ | 20 mm × 30 mm 楕円型ダイナミックスピーカー | |
実用最大出力 | 250 mW | ||
レコーダー | 最大同時録音トラック数 | 6 | |
最大同時再生トラック数 | 4 | ||
録音フォーマット | WAV 44.1/48/96/192 kHz 16-bit/24-bit/32-bit float mono/stereo BWFおよびiXMLフォーマット対応 | ||
記録メディア | microSDHCメモリーカード microSDXCメモリーカード 動作確認済みmicroSDカードはZOOMのWebサイト(zoomcorp.com/help/h5studio)で確認してください。 | ||
表示 | 2.00インチ フルカラー LCD(320 x 240ドット) | ||
USB | コネクタ | USB Type-C ※データ転送に対応したUSB ケーブルを使用してください。USB バスパワー動作対応。 | |
オーディオインターフェース | USB2.0 High Speed | ||
入出力数 | 4in2out(Multi) 2in2out(Stereo) | ||
サンプリング周波数 | 44.1/48/96 kHz(AIF Only) 44.1/48 kHz (AIF + REC) | ||
ビット深度 | 24-bit /32-bit float | ||
ファイル転送 | USB2.0 High Speed | ||
REMOTE | 専用無線アダプター(ZOOM BTA-1) | ||
電源 | 単三電池4本動作(アルカリ乾電池、ニッケル水素蓄電池、リチウム乾電池) AC アダプター(ZOOM AD-17):DC 5 V/1 A ※USB バスパワー動作対応 | ||
連続使用時の電池持続時間の目安 ※値はあくまで目安です。 ※電池持続時間は当社試験法によるものです。使用条件により大きく変わります。 | 2トラック (XYH-5s)録音、48 kHz/32-bit float、ファンタム電源OFF、ヘッドフォンなし、LINE OUTなし、REMOTEなし、省電力設定ON、画面の明るさ標準 | アルカリ乾電池:約15時間 ニッケル水素蓄電池(1900 mAh):約13時間 リチウム乾電池:約21時間 | |
4トラック (XYH-5s、INPUT 1/2)録音、48 kHz/32-bit float、ファンタム電源OFF、ヘッドフォンあり (33 Ω負荷)、LINE OUTなし、REMOTEなし、省電力設定ON、画面の明るさ標準 | アルカリ乾電池:約6時間 ニッケル水素蓄電池(1900 mAh):約6時間 リチウム乾電池:約11.5時間 | ||
消費電力 | 最大 5 W | ||
外形寸法 | 86.0 mm (W) × 206.0 mm (D) × 54.6 mm (H) | ||
質量(電池含む) | 410 g |
※ 0 dBu = 0.775 Vrms