オペレーションマニュアル

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オペレーションマニュアルについて

このマニュアルは将来必要となることがありますので、必ず参照しやすいところに保管してください。

本書の内容および製品の仕様は予告なしに変更されることがあります。

  • Microsoft、Windowsは、マイクロソフト企業グループの商標です。

  • Mac、macOS、iPhone、iPadおよびLightningは、Apple Inc. の商標です。

  • iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

  • App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。

  • Bluetooth® のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc. が所有する登録商標であり、株式会社ズームはこれらのマークをライセンスに基づいて使⽤しています。

  • microSDXCロゴは、SD-3C LLCの商標です。

  • USB Type-Cは、USB Implementers Forumの商標です。

  • 他の者が著作権を保有する CD、レコード、テープ、実演、映像作品、放送などから録音する場合、私的使用の場合を除き、権利者に無断での使用は法律で禁止されています。著作権法違反に対する処置に関して、株式会社ズームは一切の責任を負いません。

H2essentialの概要

録音モードについて

H2essentialは目的に合わせて録音方向や指向性を設定して録音できます。

録音方向の設定

FRONT録音

H2essentialの正面方向を録音する設定です。H2essentialを録音する対象に向けて録音する場合に使用します。

REAR録音

H2essentialの手前方向を録音する設定です。弾き語りなどを録音するときにディスプレイを見ながら録音することができます。

FRONT+REAR録音

H2essentialの前後双方向を録音する設定です。録音する音源に囲まれている場合などに使用します。

FRONT、REARそれぞれの録音ファイルに加え、FRONTとREARをミックスした音声も同時に録音できます。

指向性の設定

指向性 モノラル

H2essentialではモノラル録音時の指向性はハイパーカーディオイド特性になります。横方向からの音声を抑えて正面方向からの音声を狙って録音することができます。

指向性 90°/120°(ステレオ)

H2essentialではステレオ録音はMS方式での録音となります。

MS方式とはMidマイクとSideマイクで構成される収音方式で、Midマイクは正面中央の音を、Sideマイクは左右の音をとらえ、ステレオに変換して録音します。

また、MS RAW録音を有効にして録音するとMid、Sideの音声をそのまま録音しておくことができるため後からステレオ幅を調整することもできます。(→MS RAW録音を行う

収録例

例1:スタジオ録音

バンド練習時にH2essentialを中央に置き、FRONT+REARのステレオ設定で録音すると配置を気にすることなく手軽に臨場感のある音声が録音できます。

例2:対面ポッドキャスト録音

対面でのポッドキャスト収録時に中央にH2essentialを置き、FRONT+REARのモノラル設定で録音を行います。

1人ずつの声にフォーカスしたFRONT/REARの2つの録音ファイルに加え、2人の音声が明瞭なミックスファイルが録音されます。

このときミックスファイルの音声の指向性は双指向性となります。

例3:弾き語り録音

自分で弾き語りをしながら録音を行う場合、自分の正面にH2essentialを置き、REARをステレオ設定で録音を行うことで、ディスプレイに表示された波形を確認しながら弾き語りの音声を録音することができます。

例4:ステージ録音

ステージに向かって録音を行う場合、ステージの前にH2essentialを置き、FRONTをステレオ設定で録音を行うことで、左右に広がりのある音声を録音することができます。

またこの場合REARも有効にすることで空間の音を含めた更に臨場感のある音声を録音することもできます。

録音から編集まで高音質を実現

H2essentialは32-bit float WAVファイルへの対応により、録音からDAWなどのソフトウェアでの編集に至るまで最高な音の品質を保つことができます。

32-bit float WAVファイルについて

32-bit float WAVファイルは、従来の16/24-bit WAVファイルに比べて以下のような特長があります。

これらの特長により、録音後のDAWなどのソフトウェアでの編集でも録音時の音の品質を保つことができます。

解像度の違い

32-bit float WAVファイルは、小さな音でも高い解像度を保つことができるという特長を持っています。そのため録音後に小さな音を大きくする編集を行っても音の品質が失われません。

■ 16/24-bit WAV

音量を上げる

解像度が低い
■ 32-bit float WAV

音量を上げる

解像度が高い

クリップの違い

32-bit float WAVファイルは、録⾳後の編集によりH2essentialの出⼒やDAWアプリケーションでクリップしたように聴こえる波形もWAVデータはクリップしていないので、⾳量を下げることでクリップの無い波形に復元することができます。

■ 16/24-bit WAV
クリップして録音

音量を下げる

クリップしたまま
■ 32-bit float WAV
クリップして録音

音量を下げる

クリップしていない

各部の役割

本体上面/底面

■ 本体上面
■ 本体底面
RECキー
録音を開始/停止します。

録音中はRECキーが点灯します。

FRONTキー
本体正面側の録音を有効にするときに押します。有効時はFRONTキーが点灯します。
REARキー
本体背面側の録音を有効にするときに押します。有効時はREARキーが点灯します。

MIC/LINE IN端子に外部マイクを接続している場合、REARでの録音を有効にすることはできません。

指向性選択キー
録音するトラックのモノラル/ステレオおよびステレオ幅を決定します。

次のうちいずれか1つを選択します。選んだキーが点灯します。

  • MONO:モノラル(ハイパーカーディオイド特性)

  • 90°:ステレオ(MSステレオ 90°)

  • 120°:ステレオ(MSステレオ120°)

三脚取り付けネジ穴
三脚などにH2essentialを取り付けるために使用します。
microSDカードスロット
microSDカードを挿入します。

本体正面/背面

■ 本体背面(ディスプレイ側)
■ 本体正面(バッテリー側)
内蔵マイク
マイクカプセル3つの構成で、ハイパーカーディオイド、MSステレオ(90°/120°)の指向性をFRONT/REARの両面で実現するマイクです。
ディスプレイ
各種情報を表示します。
MIXERキー(操作キー1)
ホーム画面表示中:ミキサー画面を表示します。

ホーム画面以外表示中:画面下端に表示されるアイコンの操作をします。(→操作キー1~4について

LO CUTキー(操作キー2)
ホーム画面表示中:LO CUTの設定を変更します。

ホーム画面以外表示中:画面下端に表示されるアイコンの操作をします。(→操作キー1~4について

MARKERキー(操作キー3)
ホーム画面表示中:録⾳中にマークを付加します。

ホーム画面以外表示中:画面下端に表示されるアイコンの操作をします。(→操作キー1~4について

TRASHキー(操作キー4)
ホーム画面表示中:録⾳したファイルをゴミ箱に移動させます。

再生画面表示中:再生中のファイルをゴミ箱に移動させます。

ホーム画面、再生画面以外表示中:画面下端に表示されるアイコンの操作をします。(→操作キー1~4について

STOPキー
録⾳中は録音を停止します。

再生画面表⽰中:再生中は再生を停止します。停止中にもう一度押すと、ホーム画面に戻ります(一部画面をのぞく)。

REWキー
再生/一時停止中に、前のファイル/ファイルの先頭/前のマークに移動します。

長押しすると、早戻しします。

PLAY/PAUSEキー
ファイルの再生または一時停止を行います。
FFキー
再生/一時停止中に、次のファイル/次のマークに移動します。

長押しすると、早送りします。

MENUキー
メニュー画面を表示します。

メニュー画面、再生オプション画面以外表示中は、ホーム画面に戻ります。

再生オプション画面表示中は、再生画面に戻ります。

スピーカー
ファイルを再生すると、ここから音声が出力されます。

PHONE/LINE OUT端子にヘッドフォンが接続されていると、スピーカーから音声は出力されません。

電池カバー
単三電池の取り付け/取り外しを⾏うときに開けます。(→電池を入れる

操作キー1~4について

メニュー画面再生画面再生オプション画面などで、画面の下端に操作アイコンが表示された場合は、対応する操作キー(操作アイコン直下の操作キー)で画面の項目を選択したり決定したりします。

■ メニュー画面の例

画面に表示される操作アイコン
画面によって表示されるアイコンが異なります。
操作キー1((MIXERキー))
前の画面に戻ります。
操作キー2((LO CUTキー))
上の項目を選択します。
操作キー3((MARKERキー))
下の項目を選択します。
操作キー4((TRASHキー))
選択した項目を決定します。

操作アイコンは他にもあります。詳細は各項目の手順の説明に記載しています。

■ 本オペレーションマニュアルの手順の記載について

本オペレーションマニュアルでは、操作キーを押して操作をする手順を以下のようにアイコンで記載しています。

例:(上の項目選択キー)/(下の項目選択キー)に対応する操作キーで「録音設定」を選択し、選択した項目を(ENTERキー)に対応する操作キーで決定する

→「(操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択し、(操作キー4)で決定する」

本体左側面/右側面

■ 本体左側面
■ 本体右側面
PHONE/LINE OUT端子
ステレオミニジャックを使用して、ヘッドフォンや外部機器に音声を出力します。
VOLUME
内蔵スピーカーやヘッドフォン、外部機器への出⼒を調節します。
USB端子(Type-C)
パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続してファイル転送機能を使用したり、H2essentialをオーディオインターフェースとして使用できます。

USBバスパワー動作に対応しています。

電源/HOLDスイッチ
電源をON/OFFしたり、キー操作を無効にします。
REMOTE端⼦
専⽤無線アダプター(ZOOM BTA-1など)を接続します。

スマートフォン/タブレット⽤アプリケーション「ZOOM Handy Control & Sync」を使って、スマートフォン/タブレットからワイヤレスでH2essentialを操作できます。

MIC/LINE IN端子(プラグインパワー対応)
外部マイクを使用して録音できます。

プラグインパワー方式のマイクを使用することができます。

MIC/LINE IN端子に外部マイクを接続している場合、REARでの録音は無効となります。

表示される画面について

ここではH2essentialのディスプレイに表示される画面について説明します。

ホーム画面

H2essentialの電源をONにしたときにディスプレイに表示される画面です。録音状況や入力される信号の波形など、H2essentialの状態を表示します。

録音開始時は、画面上部に録音中のファイル名が表示されます。

ステータスアイコン
録音状況をアイコンで表示します。
  • :停止中

  • :録音中

録⾳可能時間/録⾳時間
録音待機中は録音可能時間、録音中は現在の録音経過時間が表示されます。
サンプルレート表示
現在のサンプルレート設定を表示します。(→サンプルレートを設定する
MS RAW録音表示
MS RAW録音状態のとき表示されます。(→MS RAW録音を行う
LO CUT表示
LO CUTの設定を表示します。設定がOFFの時は表示されません。(→ノイズを軽減する(低域カット)
電池残量表示
電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。

波形表示(FRONT、REAR)
H2essentialに入力される信号の波形を表示します。録音中は波形が赤で表示されます。

FRONTキーまたはREARキーで選択されたマイク入力の波形が表示されます。

HINT

ホーム画面以外を表示しているときは、(MENUキー)を押すとホーム画面に移動できます。各種設定画⾯からすばやくホーム画⾯を表⽰したい場合に便利な機能です(⼀部、ホーム画⾯に移動できない画⾯もあります)。

再生画面

ホーム画面表示中に(PLAY/PAUSEキー)で再生を開始すると、ディスプレイに表示される画面です。

再生時間や波形など、選択中のファイルの再生状態を表示します。

再生開始時は、画面上部に再生中のファイル名が表示されます。

ステータスアイコン
再生状況をアイコンで表示します。
  • :再生中

  • :一時停止中

  • :早戻し中

  • :早送り中

再生時間
再生開始から経過した時間を表示します。
ファイルの長さ
現在再生中のファイルの長さを表示します。
電池残量表示
電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。

波形表示(FRONT、REAR)
再⽣しているファイルの波形を表⽰します。再⽣済みの波形は緑色で表⽰されます。

また、マークの位置を確認することもできます。(→録音中にマークを付加する録音したファイルにマークを付加/削除する

マークバー
再生するファイルに付加されたマークが表示されます。
(操作キー1)
再生オプション画面を表示し、以下のことができます。
(操作キー2)
ファイルの再⽣位置を3秒戻します。
(操作キー3)
ファイルの再⽣位置を10秒進めます。
(操作キー4)
再生中のファイルをTRASHフォルダーに移動します。(→再生中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する
HINT

再生停止中に(STOPキー)を押すと、ホーム画面に移動します。

再生オプション画面

再生に関する設定を行う画面です。

再生画面表示中に(操作キー1)を押すと表示されます。

再生オプション項目
設定項目や設定値などを表示します。
操作アイコン
操作アイコンに対応するディスプレイ下側の操作キーを押して、オプション項目を選択したり選択した項目を決定します。(→操作キー1~4について
電池残量表示
電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。

スクロールバー
項目が多くディスプレイ内に収まりきらないときに表示されます。
HINT

(MENUキー)を押すと、再生画面に戻ります。

ミキサー画面

(MIXERキー)を押すと表示されます。

各トラックの音量バランスを調節します。

ステータスアイコン
再生状況をアイコンで表示します。
  • :録音中

  • :録音停止中

  • :再生中

  • :再生一時停止中

  • :早戻し中

  • :早送り中

録音経過時間/再生時間
録音時:現在の録⾳経過時間を表⽰します。

再生時:再生開始から経過した時間を表示します。

サンプルレート表示
現在のサンプルレート設定を表示します。(→サンプルレートを設定する
MS RAW録音表示
MS RAW録音状態のとき表示されます。(→MS RAW録音を行う
LO CUT表示
LO CUTの設定を表示します。設定がOFFの時は表示されません。(→ノイズを軽減する(低域カット)
電池残量表示
電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。

音量設定値表示
各トラックごとの⾳量設定値を表⽰します。
レベルメーター
各トラックごとのモニターレベルをレベルメーター表⽰します。
トラックステータス
トラック名とステータスを表⽰します。
  • :FRONTが有効

  • :FRONTが無効

トラックが無効の場合は、レベルメーター表示部にミュートアイコンが表示されます。

操作アイコン
操作アイコンに対応するディスプレイ下側の操作キーを押して、オプション項目を選択したり選択した項目を決定します。(→操作キー1~4について
ステレオミックストラック
ステレオミックスされたモニターレベルをレベルメーター表示します。
ファイルの長さ
現在再生中のファイルの長さを表示します。

メニュー画面

録⾳や入出力の設定、本体の設定、USB機能、Bluetooth機能、SDカード管理を行う画面です。

ホーム画面表示中に(MENUキー)を押すと表示されます。

メニュータイトル
メニュー項目
設定項目や設定値などを表示します。
操作アイコン
操作アイコンに対応するディスプレイ下側の操作キーを押して、メニュー項目を選択したり選択した項目を決定します。(→操作キー1~4について
電池残量表示
電池動作時に表示します。電池の残量が少なくなった場合は、電池を交換するか(→電池を入れる)、ACアダプター(→ACアダプターを接続する)またはモバイルバッテリー(→その他の電源について)を接続してください。

スクロールバー
項目が多くディスプレイ内に収まりきらないときに表示されます。
HINT

メニュー画面表示中は、(MENUキー)を押すとホーム画⾯に移動できます。各種設定画面からすばやくホーム画面を表示したい場合に便利な機能です(一部、ホーム画面に移動できない画面もあります)。

録音の流れ

以下のような流れで録音を行います。

  • (RECキー)で録音開始、(RECキー)または(STOPキー)で停止する(→録音する

  • (PLAY/PAUSEキー)で再生、(STOPキー)で停止する(→再生する

準備する

microSDカードをセットする

  1. 電源OFFの状態でmicroSDカードスロットカバーを開き、microSDカードのロゴ側を下にしてスロットの奥まで差し込む

    microSDカードを取り出すときは、microSDカードを一度スロットの奥に押し込んでから引き抜きます。

  2. microSDカードスロットカバーを閉じる
    NOTE
    • microSDカードの抜き差しは、必ず電源をOFFにした状態で行ってください。電源がONの状態で行うと、データが破損するおそれがあります。

    • microSDカードを差し込むときは、microSDカードの向きや裏表に注意してください。

    • microSD カードがH2essentialにセットされていないと、録音や再生はできません。

    • 新しく購入したmicroSDカードや他の機器で使用していたmicroSDカードは、性能を最大限に発揮するために必ずフォーマットしてください。(→microSDカードを初期化する

    • H2essentialで初めて使うカードをセットした場合、メッセージが表示されます。

      SDカードテスト画面が表示されますので、SDカードのテストを行ってください。(→microSDカードをテストする

    • 対応する記録メディアは下記のとおりです。

      • microSDHCメモリーカード

      • microSDXCメモリーカード

      動作確認済みmicroSDカードはZOOMのWEBサイト(zoomcorp.com/help/h2essential)で確認してください。

電源をセットする

H2essentialはUSB端子に接続された電源(ACアダプター、USBバスパワー、モバイルバッテリー)、電池のいずれかで動作することができます。

電源はUSB端子に接続された電源>電池の順に優先されます。

電池を入れる

H2essentialを電池で駆動する場合は、単三電池を2本使用します。

  1. 電源OFFの状態で、電池カバーを押しながら下へスライドさせて電池カバーを開ける
  2. 単三電池を2本入れる
  3. 電池カバーを閉じる
NOTE
  • アルカリ乾電池、ニッケル水素蓄電池、リチウム乾電池のいずれかを使用してください。

  • 電池残量を正確に表示するために、使用している電池の種類を正しく設定してください。(→電池の種類を選択する

  • 電池残量がなくなったときは、すぐに電源をOFFにし、新しい電池と交換してください。電池残量は電池で動作中常に表示されます。

ACアダプターを接続する

USB端子(Type-C)に専用のACアダプター(AD-17)のケーブルを接続して、ACアダプターをコンセントに接続します。

その他の電源について

USB端子(Type-C)にパソコンを接続すると、USBバスパワーでH2essentialを駆動することができます。また、市販の5 Vモバイルバッテリーで駆動させることもできます。

入力機器を接続する

内蔵マイクについて

H2essentialでは3つのマイクカプセルを搭載し、FRONT/REARの両面でハイパーカーディオイド特性、MSステレオでの録音を実現します。

前面側と背面側にそれぞれ独立した単一指向性マイクを搭載し、側面には双指向性マイクを採用することで、モノラル(ハイパーカーディオイド特性)での録音はもちろん、MSステレオでの録音時はステレオ幅を120°、90°のいずれかより選択できます。

MIC/LINE IN端子にラベリアマイクなどを接続する

H2essentialには外部マイクやライン機器を接続できるMIC/LINE IN端子が用意されています。

プラグインパワー対応のマイクに電源を供給することもできます。

NOTE
  • ラベリアマイクを使用する場合はプラグインパワーを設定してください。(→プラグインパワーを使用する

  • MIC/LINE IN端子を使用する場合、REARマイクを使用することはできません。

電源をON/OFF する

電源を入れる

  1. ディスプレイに表示が出るまで、(電源/HOLDスイッチ)を「」側(本体底面側)にスライドする

    ディスプレイに起動画面が表示された後、ホーム画面が表示されます。

    ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH2essentialを工場出荷時の状態に戻したときは、ガイド音の設定、ディスプレイの表示言語や日時を設定する画面が表示されますので、各設定を行ってください。(→ガイド音を設定する(初回起動時)表示言語を設定する(初回起動時)日付形式を設定する(初回起動時)日時を設定する(初回起動時)電池の種類を選択する(初回起動時)

    NOTE

電源を切る

  1. ディスプレイに「設定保存中」と表示されるまで、(電源/HOLDスイッチ)を「」側(本体底面側)にスライドする

    ディスプレイの表示が消え、電源がOFFになります。

    NOTE
    • 「設定保存中」と表示されている間に、H2essentialの現在の設定が保存されます。「設定保存中」と表⽰されている間はACアダプターや電池を抜かないでください。

    • 録⾳中は電源を切ることができません。録⾳を停⽌してから電源を切ってください。

ガイド音を設定する(初回起動時)

ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH2essentialを工場出荷時の状態に戻したときは、ディスプレイにガイド音の設定画面が表示されますので、ガイド音を設定します。

  1. (操作キー2)/(操作キー3)で設定項目を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    ABC+Beep

    (「ABC」はインストールした言語名が表示されます。)

    インストールした言語で設定項目を音声で読み上げ、エラーメッセージや録音開始/停止、音量変更などを知らせるビープ音を鳴らします。

    お買い上げ時は英語がインストールされていますが、お好みの言語をインストールして読み上げることができます。(→ガイド音をインストールする

    Beep Onlyエラーメッセージや録音開始/停止、音量変更などを知らせるビープ音を鳴らします。音声読み上げは行いません。
    Offガイド音をOFFにします。

    ガイド音の設定が確定し、表示言語を設定する画面が表示されますので、表示言語を設定してください。(→表示言語を設定する(初回起動時)

    NOTE

    ガイド音の音量を調節することもできます。(→ガイド音の音量を設定する

    HINT

表示言語を設定する(初回起動時)

ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH2essentialを工場出荷時の状態に戻したときは、ガイド音を設定した後に表示言語の設定画面が表示されますので、ディスプレイに表示される言語を設定します。

  1. (操作キー2)/(操作キー3)で表示言語を選択して、(操作キー4)で決定する

    ディスプレイに表示される言語が確定し、日付形式を設定する画面が表示されますので、日付形式を設定してください。(→日付形式を設定する(初回起動時)

    HINT
    • 表示言語の設定は後からメニュー画面で変更することもできます。(→表示言語を設定する

    • (操作キー1)を選択すると、前の設定画面に戻ります。

日付形式を設定する(初回起動時)

ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH2essentialを工場出荷時の状態に戻したときは、表示言語を設定した後に日付形式の設定画面がディスプレイに表示されますので、日付形式を設定します。

録⾳ファイルに記録される日付は、ここで選択した日付形式で記録されます。

  1. (操作キー2)/(操作キー3)で「日付形式」を選択して、(操作キー4)で決定する

    設定される日付形式の具体例が、現在の日付設定で画面下部に表示されます。

    設定値説明
    YYMMDD年、⽉、⽇の順で表⽰します。
    MMDDYY月、日、年の順で表⽰します。
    DDMMYY日、月、年の順で表示します。

    日付形式が確定し、日時を設定する画面が表示されますので、日時を設定してください。(→日時を設定する(初回起動時)

    HINT
    • 日付形式の設定は後からメニュー画面で変更することもできます。(→⽇付形式を設定する

    • (操作キー1)を選択すると、前の設定画面に戻ります。

日時を設定する(初回起動時)

ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH2essentialを工場出荷時の状態に戻したときは、日付形式を設定した後に日時の設定画面がディスプレイに表示されますので日時を設定します。日時は録音ファイルに記録されます。

  1. (操作キー2)/(操作キー3)で設定したい項目を選択して、(操作キー4)で決定する
  2. (操作キー2)/(操作キー3)で数値を変更して、(操作キー4)で決定する
  3. 手順1、2を繰り返して、日時を設定する
  4. すべての項目を設定したら、(操作キー2)/(操作キー3)で(OKキー)を選択して、(操作キー4)で決定する

    日時が確定し、電池の種類を設定する画面が表示されますので、電池の種類を設定してください。(→電池の種類を選択する(初回起動時)

    NOTE

    長時間電源が供給されない状態が続くと、本体に記憶した日時情報がリセットされます。電源起動時に日時の設定画面が表示された場合は、再度設定してください。

    HINT
    • 日時の設定は後からメニュー画面で変更することもできます。(→⽇時を設定する

    • (操作キー1)を選択すると、前の設定画面に戻ります。

電池の種類を選択する(初回起動時)

ご購入後初めて電源をON にした場合、またはH2essentialを工場出荷時の状態に戻したときは、日時を設定した後に電池の種類の設定画面がディスプレイに表示されますので、ディスプレイに電池残量を正確に表示するために、H2essentialで使⽤する電池の種類を正しく選択します。

  1. (操作キー2)/(操作キー3)で電池の種類を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    アルカリアルカリ乾電池
    ニッケル水素ニッケル水素蓄電池
    リチウムリチウム乾電池

    初回起動時の設定が終わり、ホーム画面 が表示されます。

    HINT
    • 電池の種類の設定は後からメニュー画面で変更することもできます。(→電池の種類を選択する

    • (操作キー1)を選択すると、前の設定画面に戻ります。

誤操作を防止する(ホールド機能)

誤操作を防止するために、ホールド機能を使用してH2essentialのキー操作を無効にできます。

  1. (電源/HOLDスイッチ)を「HOLD」側(本体上面側)にスライドする

    ホールド機能がONになり、すべてのキーによる操作が無効になります。

    ホールド機能を解除するには、(電源/HOLDスイッチ)をスライドし、中央の位置に戻します。

入力設定をする

録音する方向とマイクの指向性を設定する

録音する方向を有効にする

録音する方向を前面側(FRONT)および背面側(REAR)から選択します。

  1. 前面側の録音を有効にするときは (FRONTキー)を、背面側の録音を有効にするときは (REARキー)を押す

    押すたびに有効(キー点灯)と無効(キー消灯)が切り替わります。

    NOTE

    MIC/LINE IN端子が接続されているときは、背面側(REAR)の録音を有効にすることはできません。

マイクの指向性を選択する

録音するトラックのモノラル/ステレオおよびステレオ幅を選択します。

指向性は以下のいずれか1つを選択できます。

設定値説明
120°ステレオで録音します。(MSステレオ120°)
90°ステレオで録音します。(MSステレオ90°)
MONOモノラルで録音します。(ハイパーカーディオイド特性)
  1. 指向性選択キーを押して、録音するトラックの指向性を選択する

    押すたびに有効(キー点灯)と無効(キー消灯)が切り替わります。

プラグインパワーを使用する

プラグインパワーに対応しているマイクをMIC/LINE IN端子に接続する場合は、次の設定を行います。

  1. ホーム画面で、(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「入力設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「プラグインパワー」を選択して、(操作キー4)で決定する

  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「ON」を選択して、(操作キー4)で決定する

ノイズを軽減する(低域カット)

低域をカットして、⾵雑音やボーカルのポップノイズなどを軽減できます。

  1. ホーム画面(LO CUTキー)を繰り返し押して、カットする周波数を選択する

    低域カットはOFF/80 Hz/160 Hz/240 Hzの内から選んで設定できます。

MIC/LINE IN端子に接続したマイクのステレオ/モノラルを変更する

MIC/LINE IN端子に接続したマイクで録音する音声のチャンネル方式を選択することができます。

「ステレオ」の場合はLチャンネルとRチャンネルからなるステレオ音声が録音され、「モノミックス」の場合はLチャンネルとRチャンネルが1つにミックスされたモノラル音声が録音されます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)「入力設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)「MIC/LINE IN」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)「ステレオ」または「モノミックス」を選択して、(操作キー4)で決定する
NOTE

PHONE/LINE OUT端子から出力される音声と、USBマイク動作の音声も同様に切り替わります。

出力設定をする

ヘッドフォンや外部機器への出力設定をします。

外部機器と接続するときは外部機器の⼊力ゲインを最小にし、外部機器の外部マイク端子とH2essentialのPHONE/LINE OUT端子をオーディオケーブルで接続してください。

HINT

外部機器への出力が不要なときは、接続ケーブルをPHONE/LINE OUT端子から外しておくと、電池持続時間を長くすることができます。

出力レベルの調節方法を変更する

PHONE/LINE OUT端子から出力される外部機器への出力レベルの調節方法を変更します。

外部機器と接続する場合など(VOLUME)操作で⾳量が変わってほしくない場⾯では、「固定」を選択すると「音量制御固定時の出力レベルを調節する」で設定した一定のレベルで音声を出力できます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「出力設定」を選択して、(操作キー4)で決定する

  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「音量制御」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で出力レベルの調節方法を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    ノブ出力レベルを(VOLUME)で調節します。
    固定(VOLUME)の調節を無効にします。

    出力レベルは「音量制御固定時の出力レベルを調節する」で調節します。

    NOTE

    スピーカーの音量は本設定に関わらず(VOLUME)で調節できます。

音量制御固定時の出力レベルを調節する

「音量制御」で「固定」を選択した場合の出力レベルを調節します。(→出力レベルの調節方法を変更する

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「出力設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「固定レベル」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で固定レベルを調節して、(操作キー4)で決定する

    設定値が画面に表示されます。

    HINT
    • 「Mute」、または-40 ~ +40の範囲で調節できます。

    • 「Mute」を選択した場合、PHONE/LINE OUT端子からの出⼒はミュートされます。

    NOTE
    • 外部機器の操作方法については、使用する外部機器の取扱説明書を参照してください。

    • 外部機器のオートゲインコントロール機能がオンになっている場合は、オフにしてください。

    • ここで調節したレベルは、録音される音声とUSB端子から出力される音声のレベルには影響しません。

録音する

H2essentialで録⾳すると、選択されたすべてのトラックが個別に録⾳されます。またすべての信号をミックスしてステレオ化したステレオファイルも同時に録⾳されます。

ステレオファイルは、ミキサー画面で調節したバランスで録音されます。(→各マイク入力のモニターバランスを調節する

NOTE

⼊力音をモニターする

ヘッドフォンなどを使⽤して⼊力音をモニターし、⾳量を調節します。

  1. ヘッドフォンなどをPHONE/LINE OUT端子に接続する
  2. (VOLUME)で⾳量を調節する

    音量調節中はディスプレイに音量が表示されます。

    NOTE
    • PHONE/LINE OUT端子からの出⼒⾳量は、ミキサー画面での音量調節によっても変化します。(→各マイク入力のモニターバランスを調節する

    • PHONE/LINE OUT端⼦に何も接続していない状態で(VOLUME)を操作した場合、スピーカーの⾳量が変化します。

    • 内蔵スピーカーは録音時のモニタリングには使用できません。

    • 「音量制御」を「固定」に設定している場合は、(VOLUME)で音量調節できません。(VOLUME)で音量調節するには「音量制御」を「ノブ」に設定してください。(→出力設定をする

    HINT
    • ヘッドフォンでのモニターが不要なときは、ヘッドフォンをPHONE/LINE OUT端子から外しておくと、電池持続時間を長くすることができます。

    • 各入力の音量を個別に調節することもできます。(→ 各マイク入力のモニターバランスを調節する

各マイク入力のモニターバランスを調節する

H2essentialはミキサー画面で各マイク入力のモニターバランスを調節することができます。また、マイク⼊⼒⾳やそれらがステレオミックスされた信号の⾳量をレベルメーターで確認することができます。

  1. ホーム画面(MIXERキー)を押す

    ミキサー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で音量を調節したい入力を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で音量を調節して、(操作キー4)で決定する

    調節した音量が確定します。

  4. 手順2、3を繰り返して、全体の音量バランスを調節する

    調節が終わったら(MIXERキー)を押すと、ホーム画面に戻ります。

    NOTE
    HINT

    各入力ごとに「Mute」、または-80 ~ +40の範囲で調節できます。

録音の設定をする

サンプルレートを設定する

録⾳するファイルのサンプルレートを設定します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「サンプルレート」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)でサンプルレートを選択して、(操作キー4)で決定する

    以下のサンプルレートから選択できます。

    44.1 kHz/48 kHz/96 kHz

    NOTE
    • 録⾳可能なビット深度は32-bit float のみになります。

    • H2essentialをオーディオインターフェースとして使用しながら、H2essentialで録音したい場合は、サンプルレートを44.1 kHzまたは48 kHzに設定してください。(→ オーディオインターフェースとして使用する

MS RAW録音を行う

H2essentialはMSステレオ録音に対応しています。

ステレオ形式の設定を「MS RAW」に設定することで、Midマイクで収音した正⾯中央の⾳をLチャンネルに、Sideマイクで収音した左右の⾳をRチャンネルに録音します。ポストプロダクションにてステレオ幅を調整することができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「ステレオ形式」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)でステレオフォーマットを選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    ステレオL/Rのステレオ音声として録音します。
    MS RAWステレオファイルのLchにMidの信号、RchにSideの信号を録音します。
    NOTE
    • MS RAWで録音する際は、指向性選択キーで「120°」または「90°」に設定します。

    • MS RAWで録音したファイル名にはファイル名末尾に「_RAW」が付与されます。

    • MIC/LINE IN端子に接続されたマイクでの録音の場合、「MS RAW」には対応しません。この場合は「MS RAW」が選択されていても通常のステレオ録音となります。

ミックスファイルの録音設定をする

H2essentialは2つの入力が有効なときそれぞれをステレオミックスした音声を同時に録音しますが、SDカードの容量節約のためにミックスファイルの録音を無効にすることができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「ミックスファイル」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「OFF」を選択して、(操作キー4)で決定する

    ミックスファイルの録音が無効になります。

時間をさかのぼって録音する(プリ録音)

⼊力信号を常に一定時間蓄えておくことにより、(RECキー)操作によって録⾳開始した時点から最大2秒までさかのぼって録音(プリ録音)できます。

(RECキー)スイッチ操作が遅れてしまった場合などに役に立ちます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「プリ録音」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「ON」を選択して、(操作キー4)で決定する

    「ON」に設定したときにさかのぼれる時間は、サンプルレートの設定(→サンプルレートを設定する)によって変わります。

    サンプルレートプリ録音時間
    44.1 kHz2秒
    48 kHz2秒
    96 kHz1秒

自動で録音する(オート録音)

⼊⼒⾳が設定した⼤きさを超えると、⾃動的に録⾳を開始します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「オート録音」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「オン/オフ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で「ON」を選択して、(操作キー4)で決定する
  6. (操作キー1)で前の画面に戻る
  7. (操作キー2)/(操作キー3)で「開始レベル」を選択して、(操作キー4)で決定する
  8. (操作キー2)/(操作キー3)で録音を開始したいレベル()を設定し、(操作キー4)で決定する
  9. (MENUキー)を押す

    録音待機画面が表示されます。

  10. 録音待機画面で(RECキー)を押す

    RECキーが赤く点灯し、オート録⾳待機中となります。

    ⼊⼒レベルが手順8で設定した⼤きさを超えると⾃動的に録⾳を開始し、録音するファイルのファイル名が表示された後、録音画面が表示されます。(→録音する

    NOTE

    オート録音待機中に(RECキー)を押すと、入力レベルの大きさに関わらず録音を開始します。

自動で録音を停止する(オート停止)

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「オート録音」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「オート停止」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で自動停止する時間を選択して、(操作キー4)で決定する

    OFFまたは0~5秒の範囲で設定できます。

  6. (操作キー1)で前の画面に戻る
  7. (操作キー2)/(操作キー3)で「停止レベル」を選択して、(操作キー4)で決定する
  8. (操作キー2)/ (操作キー3)で録音を停止したいレベル(❶)を設定し、(操作キー4)で決定する

    入力音が設定したレベルを下回り、手順5 で設定した時間が経過したときに自動的に録音を終了します。

録音開始トーンを有効にする

録⾳開始時に、PHONE/LINE OUT端子から0.5秒間のトーン信号(録音開始トーン)を鳴らすことができます。

録音開始トーンは録音ファイルにも書き込まれるため、動画の音声をH2essentialで録音する場合、カメラ側にH2essentialの出力信号を⼊力しておくことで、動画との位置合わせが簡単になります。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音開始トーン」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で録音開始トーンの音量を選択して、(操作キー4)で決定する

    以下の音量から選択できます。

    OFF/-40 dBFS/-20 dBFS/-12 dBFS/-6 dBFS

    「OFF」を選択すると、録音開始トーンは再生されません。

  5. カメラの入力端子とH2essentialのPHONE/LINE OUT端子をステレオミニジャックケーブルで接続する
    NOTE

    カメラに接続したヘッドフォンなどで入⼒音をモニターしている場合は、⾳量に注意してください。

セルフタイマーを設定する

(RECキー)を押してから設定した時間が経過すると、⾃動的に録⾳を開始します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「セルフタイマー」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で、録⾳開始までの時間を設定して、(操作キー4)で決定する

    以下の時間から選択できます。

    OFF/3秒/5秒/10秒

  5. (MENUキー)を押す

    ホーム画面が表示されます。

  6. (RECキー)を押す

    カウントダウンが始まります。

    カウントダウン(秒)

    手順4で設定した時間が経過すると録音を開始し、録音するファイルのファイル名が表示された後、録音画面が表示されます。(→録音する

    NOTE

    オート録⾳との併⽤はできません。セルフタイマーを設定すると、オート録⾳は無効になります。(→自動で録音する(オート録音)

    HINT
    • カウントダウン中に(RECキー)を押すと、すぐに録⾳を開始できます。

    • カウントダウン中に(STOPキー)を押すと、カウントダウンを中⽌することができます。

録音時の時間表⽰を設定する

録⾳時に、録⾳経過時間を表示するか、残りの録音可能時間を表示するかを選択することができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音カウンター」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で表示させたい時間を選択して、(操作キー4)で決定する
    項目名説明
    録⾳経過時間現在の録音経過時間を表示します。
    録音可能時間残りの録音可能時間を表⽰します。

    録音経過時間/録音可能時間は、録音中に画面上部に表示されます。

録音ファイルにメタデータ(iXMLチャンク)を書き込む

さまざまな関連情報(メタデータ)が記録されるiXMLチャンクを、録音するファイルに書き込むことができます。(→WAVファイルのiXMLチャンクに埋め込まれるメタデータ

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「録音設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「メタデータ(iXML)」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で設定項目を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    OFF録音ファイルにメタデータ(iXMLチャンク)を追加しません。
    書き込む録音ファイルにメタデータ(iXMLチャンク)を追加します。
    NOTE

    アプリケーションによっては、情報が埋め込まれたファイルを扱えないものもあります。お使いのアプリケーションでファイルに関する問題が生じた場合、メタデータの書き込み設定をオフにすると状況が改善することがあります。

録音する

  1. ホーム画面で(RECキー)を押す

    RECキーが赤く点灯し、ディスプレイに録音するファイルのファイル名が表示され、録音を開始します。

    録音中は録音経過時間または録音可能時間が表示されます。(→録音時の時間表⽰を設定する

    NOTE

    ファイル名は「日時_時分秒」となります(「⽇時を設定する」で設定した日時が反映されます)。「日時」については「⽇付形式を設定する」で設定した順番で数値で表示されます。

    ファイル名について詳しくは「録音ファイル名について」を参照してください。

  2. 停⽌するには(RECキー)または(STOPキー)を押す

    (電源/HOLDスイッチ)を「HOLD」側(本体上面側)にスライドすることで、録音中の誤操作を防止することができます。(→誤操作を防止する(ホールド機能)

    NOTE

    録⾳中にファイルサイズが2GBを超えたときは、新しいファイルが⾃動的に作成され録⾳は継続されます。このとき、2つのファイル間に音飛びは発生しません。

    HINT
    • 録⾳中は⼀定時間ごとにファイルが⾃動保存されます。録音中に電源遮断などの問題が発生した場合でも、再度電源をONにすることで、正常なファイルとして復帰させることができます。

    • 録⾳中に(PLAY/PAUSEキー)を押すことで録⾳を⼀時停⽌することができます。録⾳を再開するときには再度(PLAY/PAUSEキー)を押します。

      ⼀時停⽌した個所には⾃動的にマークが付加されます。

録音中にマークを付加する

録音中のファイルにマークを付加することができます。

付加したマークは再生画面に表示され、(REWキー)/(FFキー)でマークを付けた場所に再生位置を移動できます。

また、録音ファイルのマークに対応したソフトウェアでも付加したマークを利用することができます。

  1. 録音中に(MARKERキー)を押す

    現在の録音経過時間の位置にマークが付加されます。

    NOTE
    • 1つのファイルに対してマークは最大99個まで付加できます。

    • マークの削除は再⽣画⾯で⾏います。(→マークを削除する)

録音中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する

録⾳中のファイルをゴミ箱に移動することができます。録⾳が失敗したなと感じた場合などに便利な機能です。

  1. 録⾳中に(TRASHキー)を押す
  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    録⾳を停止し、録音中のファイルはゴミ箱へ移動されます。(→H2essentialのフォルダー・ファイル構成

    「キャンセル」を選択して(操作キー4)で決定すると、操作をキャンセルし録音を続けます。

    NOTE
    • ゴミ箱に移動したファイルはSDカードに作成されたTRASHフォルダー内に保存されていますが、H2essentialでファイル情報を確認したり再⽣することはできません。パソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続して、パソコンまたはスマートフォン/タブレットで確認、再生を行ってください。(→パソコンなどにファイルを転送する

    • ゴミ箱内のファイルは、まとめて削除することができます。(→ゴミ箱(TRASHフォルダー)のファイルを削除する

再生する

再生する

  1. ホーム画面(PLAY/PAUSEキー)を押す

    ディスプレイに再生画面が表示され、最後に録音したファイルの再生を開始します。

    (VOLUME)でヘッドフォンまたはスピーカーの音量を調節します。各トラックごとに音量調節することもできます。(→ 各マイクの音量バランスを調節する

    再生するファイルは、ファイルリスト画面で選択できます。(→再生するファイルを選択する(ファイルリスト画面)

    NOTE

    「音量制御」を「固定」に設定している場合は、(VOLUME)でヘッドフォンの音量調節ができません。(VOLUME)で音量調節するには「音量制御」を「ノブ」に設定してください。(→出力レベルの調節方法を変更する

  2. (STOPキー)を押す

    再⽣を停止し、先頭に戻ります。

    もう一度(STOPキー)を押すと、ホーム画面に戻ります。

    (MENUキー)を押すことでもホーム画面に戻ることができます。

    NOTE
    • FRONTキー、REARキーを押すと、再生しているトラックをON/OFFすることができます。点灯しているキーのトラックが再生されます。この操作は、録音されているトラックにのみ有効です。

    • MS RAW設定で録音したファイルの場合は90°キー/120°キーを押してステレオ幅を変更しながら再生することができます。

    • これらの設定はエクスポート時にも反映されます。

各マイクの音量バランスを調節する

  1. 再生画面(操作キー1)を押す
  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「ミキサー」を選択して、(操作キー4)で決定する

    ミキサー画面が表示されます。

  3. (操作キー2)/(操作キー3)で音量を調節したいトラックを選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で音量を調節して、(操作キー4)で決定する

    調節した音量が確定します。

  5. 手順2、3を繰り返して、全体の音量バランスを調節する
    NOTE

    ミキサー画面での⾳量調整は、エクスポートするときに作成されるファイルに反映することができます。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート)

再生するファイルを選択する(ファイルリスト画面)

ファイルリスト画⾯を表示して、再⽣するファイルを選択することができます。

  1. リストを表示したいファイルの再生画面(操作キー1)を押す

    再生オプション画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「ファイルリスト」を選択して(操作キー4)で決定します。
  3. (操作キー2)/(操作キー3)でファイルを選択して(操作キー4)を押す

    再生画面が表示され、選択したファイルを再生します。

    HINT

    (REWキー)/(FFキー)を押してファイルを選択することもできます。

ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート)

H2essentialで録⾳可能な形式は32-bit floatのみですが、録⾳済みのファイルを別の形式に変換して書き出すことができます。

パソコンやスマートフォン/タブレットにH2essentialで録⾳したファイルを取り込む際に、お使いのアプリケーションが32-bit float形式に対応していない場合などに便利です。

また、ノーマライズ処理を行なって録⾳ファイルの⾳量を最適化することもできます。

  1. エクスポートしたいファイルの再生画面(操作キー1)を押す

    再生オプション画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「エクスポート」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)でビット深度を選択して、(操作キー4)で決定する

    以下の形式から選択できます。

    16-bit/24-bit/32-bit Float

  4. (操作キー2)/(操作キー3)で書き出すトラックを選択して、(操作キー4)で決定する

    以下のいずれかより選択できます。

    設定値説明
    2Mixミキサー画面 でバランスを調節した状態で2ミックスにしたファイルを書き出します。(→各マイク入力のモニターバランスを調節する
    Allすべてのトラックを個別に書き出します。
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で「範囲」を選択して(操作キー4)で決定します。

    以下のいずれかより選択できます。

    A-B/All

  6. (操作キー2)/(操作キー3)でノーマライズ設定を選択して、(操作キー4)で決定する

    「ON」を選択すると、書き出し時にノーマライズ処理を行います。

    NOTE

    ノーマライズとは、⾳声データの最⼤⾳量を読み取って、⾳が歪まない範囲で⾳量をそろえる機能です。データ上⼀番⼤きい⾳(ピーク)が歪まない最⼤まで⾳量が調節されます。

  7. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    「キャンセル」を選択して(操作キー4)で決定すると、操作をキャンセルします。

    エクスポート実行中にキャンセルする場合は、(操作キー1)を押します。

  8. エクスポートが終了し「完了!」が表示されたら、(操作キー1)を押す

    再生画面に戻ります。

    NOTE
    • エクスポートによって作成されたファイルは 「××_△△_□□.WAV」という名前でExportフォルダ内に保存されます。

      • ××:エクスポート処理したファイル名

      • △△:ビット深度(16(16-bit選択時)/24(24-bit選択時))

      • □□:ノーマライズ設定(NORM(ノーマライズオン時)/なし(ノーマライズオフ時))

    • Exportフォルダー内のファイルをH2essentialで再生することはできません。

    • 2GBを超えて録音したファイルのエクスポートでは分割されたすべてのファイルに対しエクスポートが行われます。

    • このとき、ノーマライズは分割されたファイルを含めて最も大きいレベルを基準にノーマライズされます。

録音したファイルにマークを付加/削除する

録音したファイルにマークを付加することができます。

付加したマークは再生画面に表示され、(REWキー)/(FFキー)でマークを付けた場所に再生位置を移動できます。

マークを付加する

  1. マークを付加したいファイルの再生画面(操作キー1)を押す

    再生オプション画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「マーク」を選択して、(操作キー4)で決定する

    マーク操作画面が表示されます。

  3. (PLAY/PAUSEキー)、(FFキー)、(REWキー)、(操作キー2)、(操作キー3)でマークを付加したい位置に再生位置を移動させ、(操作キー4)で決定する
    現在の再生位置

    現在の再生位置にマークが付加されます。

  4. (操作キー1)を押す

    再生オプション画面に戻ります。

    NOTE

    1つのファイルに対してマークは最大99個まで付加できます。

    HINT

    手順3で再生中に(操作キー4)を選択すると、再生しながら続けてマークを付加することができます。

マークを削除する

  1. マークを削除したいファイルの再生画面(操作キー1)を押す

    再生オプション画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「マーク」を選択して、(操作キー4)で決定する

    マーク操作画面が表示されます。

  3. で削除したいマークの位置に再生位置を移動させ、(操作キー4)で決定する

    マークの位置に移動すると、(操作キー4)が(操作キー4)に変わります。

    削除したいマークの位置
  4. (操作キー1)を押す

    再生オプション画面に戻ります。

指定した範囲を繰り返し再生する(A-Bリピート)

指定した2点間を繰り返し再⽣できます。

  1. 繰り返し再生を設定したいファイルの再生画面(操作キー1)を押す

    再生オプション画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「A-Bリピート」を選択して、(操作キー4)で決定する

    A-Bリピート操作画面が表示されます。

  3. (PLAY/PAUSEキー)を押して再生する、または(REWキー)/(FFキー)を長押ししてリピート再生を開始したい位置に移動し、(操作キー2)で決定する(A点)

    設定した位置より前がグレーで表示されます。

  4. を押して再生する、または(REWキー)/(FFキー)を長押ししてリピート再⽣を終了したい位置に移動し、(操作キー3)で決定する(B点)

    設定した位置より後をグレーで表示し、A-B間が緑で表示され、A-B間が繰り返し再生されます。

  5. 設定が終わったら、(操作キー1)を押す

    再生オプション画面に戻ります。

    NOTE

    A-Bリピート設定をキャンセルしたい場合、または設定を変更したい場合は、(操作キー4)を押すと設定をリセットすることができます。

    HINT

    再生中にA点(再生開始地点)やB点(再生終了地点)を移動するとリアルタイムで再生開始/終了位置が分かるため、再生音を確認しながら設定が行えます。

再生速度を変更する(再生速度)

再⽣速度を変更できます。

  1. 再生速度を設定したいファイルの再生画面(操作キー1)を押す

    再生オプション画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「再生速度」を選択して、(操作キー4)で決定する

    再生速度操作画面が表示されます。

  3. (操作キー2)/(操作キー3)で再生速度を設定する

    以下の速度から選択できます。

    50%(1/2倍速)~200%(2倍速)

  4. 設定が終わったら、(操作キー1)を押す

    再生オプション画面に戻ります。

再生中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する

再生中のファイルをゴミ箱に移動することができます。

  1. ゴミ箱に移動したいファイルの再生画面(操作キー4)を押す
  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    再生中のファイルがゴミ箱へ移動されます。(→ H2essentialのフォルダー・ファイル構成

    移動が終了すると「完了」が表示され、再生画面に戻ります。

    「キャンセル」を選択して(操作キー4)で決定すると、操作をキャンセルします。

    NOTE
    • ゴミ箱に移動したファイルはSDカードに作成されたTRASHフォルダー内に保存されていますが、H2essentialでファイル情報を確認したり再⽣することはできません。パソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続して、パソコンまたはスマートフォン/タブレットで確認、再生を行ってください。(→パソコンなどにファイルを転送する

    • ゴミ箱内のファイルは、まとめて削除することができます。(→ゴミ箱(TRASHフォルダー)のファイルを削除する

連続再⽣を設定する(再生モード)

ファイルの再⽣が終了したとき、連続して次のファイルを再⽣するように設定できます。

  1. 再生モードを設定したいファイルの再生画面(操作キー1)を押す

    再生オプション画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「再生モード」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で再生モードを選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    1ファイル再生ファイルの再⽣が終わると停⽌します。
    全ファイル再生ファイルの再⽣が終わると次のファイルを連続して再⽣します。

    ファイル名順にファイルを再⽣し、最新のファイルを再⽣した後、停⽌します。

    1ファイルリピートファイルの再⽣が終わると、同じファイルを繰り返し再⽣します。
    全ファイルリピートファイルの再⽣が終わると次のファイルを連続して再⽣します。

    ファイル名順にファイルを再⽣し、最新のファイルを再⽣した後、先頭のファイルに戻って再⽣します。

ファイルを管理する

H2essentialで作成されたファイルはmicroSDカードに保存されます。

microSDカード内の録音ファイルを確認したり削除をすることができます。

H2essentialのフォルダー・ファイル構成

フォルダー・ファイル構成

H2essentialで録音すると、microSDカードに次のようなファイルが作成されます。

録音ファイル
H2essentialで録音したファイルはmicroSDカードに保存されます。

録音ファイル名については「録音ファイル名について」を参照してください。

Exportフォルダー
ファイルのエクスポートを実行すると作成されます。エクスポートにより書き出されたファイルはExportフォルダー内に保存されます。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート)
Exportファイル
ファイルのエクスポートを実行すると作成されます。エクスポートにより書き出されたファイルはExportフォルダー内に保存されます。(→ファイルの形式を変更して書き出す(エクスポート)
TRASHフォルダー
H2essentialにSDカードを挿入することで自動的にTRASHフォルダーが作成されます。TRASHフォルダーに移動する操作を⾏ったファイルはTRASHフォルダー内に保存されます。(→録音中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する再生中のファイルをゴミ箱(TRASHフォルダー)に移動する

また、TRASHフォルダー内のファイルは、まとめて削除することができます。(→ゴミ箱(TRASHフォルダー)のファイルを削除する

録音ファイル名について

ファイル名は以下の形式で記録されます。

ファイル名の例説明
日付
録音した日付が数値で記録されます。

数値は「⽇付形式を設定する 」で設定した順番となります。

時間
時、分、秒の数値で記録されます。
NOTE

ファイルサイズが2GBを超えると、自動的に新しいファイルが作成され録音が継続されます。このとき新しく作成されるファイルの名前は、元のファイル名の後に「_001」が付いたものとなります。

オーディオインターフェースとして使用する

H2essentialへの⼊⼒信号をパソコンまたはスマートフォン/タブレットに送ることができ、パソコンまたはスマートフォン/タブレットの再⽣信号をH2essentialから出⼒することができます。

また、H2essentialをオーディオインターフェースとして使用中もH2essentialで録音することができます。

Macまたはスマートフォン/タブレットで使用する場合、ドライバは必要ありません。

Windowsで使用する場合はドライバが必要です。

パソコン(Windowsの場合) ドライバをインストールする

  1. zoomcorp.com/help/h2essentialからパソコンに「H2essential Driver」をダウンロードする
    NOTE

    最新の「H2essential Driver」は上記WEB サイトからダウンロードできます。

  2. インストーラーを起動して、指示に従って「H2essential Driver」をインストールする
    NOTE

    詳細なインストール手順については、ドライバパッケージに同封されている「InstallationGuide」を参照してください。

パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する

  1. H2essentialとパソコンまたはスマートフォン/タブレットをUSBケーブル(Type-C)で接続する
    スマートフォン/タブレット(USB Type-C)
    スマートフォン/タブレット(Lightning)
    パソコン(Windows/Mac)
    NOTE
    • データ転送に対応したUSBケーブルをご使用ください。

    • Lightning コネクタを搭載したiPhone/iPadと接続するには、Lightning - USB 3カメラアダプタが必要です。

    • Type-C - Lightningケーブルでは接続できません。

  2. ホーム画面で、(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「USB」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「オーディオ I/F」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)でパソコンまたはスマートフォン/タブレットへ出力するチャンネルを選択して(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    Stereo Mix各入力をミキサー画面で調整した音量バランスでステレオミックスし、パソコンまたはスマートフォン/タブレットに2チャンネル出力します。(→ 各マイク入力のモニターバランスを調節する
    Multi Track各入力を個別でパソコンまたはスマートフォン/タブレットに4チャンネル出力します。
  6. (操作キー2)/(操作キー3)でH2essentialで同時に録音するかどうかのモードを選択して(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    オーディオ I/F+録音H2essentialをオーディオインターフェースとして使用中に、H2essential本体で録音/再生ができます。
    オーディオ I/FのみH2essentialをオーディオインターフェースとして使用中に、H2essential本体で録音/再生できません。
    NOTE
    • 「オーディオ I/F+録音」は、サンプルレートが44.1 kHzまたは48 kHzに設定されているときのみ選択できます。(→サンプルレートを設定する

    • 「オーディオ I/Fのみ」を選択した場合は、すべてのサンプルレートが使⽤可能です。サンプルレートはパソコンまたはスマートフォン/タブレット側で設定でき、44.1 kHz、48 kHz、96 kHzから選択できます。

    HINT

    「オーディオ I/F+録音」ではH2essentialのサンプルレート設定をパソコンまたはスマートフォン/タブレット側から変更できません。パソコンまたはスマートフォン/タブレット側からサンプルレートを指定する場合は「オーディオ I/Fのみ」を選択してください。

  7. (操作キー2)/(操作キー3)で電源を選択して(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    USBUSBバスパワーで電源が供給されます。
    電池本体の電池を使用します。
    NOTE
    • 「USB」を選択するとパソコンからUSBケーブルを通して電源が供給されますが、パソコンのUSBバスパワー給電能力によっては、バスパワーで動作できない場合があります。その場合は「電池」を選択して電池で動作させて接続してください。

    • 「電池」を選択すると外部機器からの電源供給はせずにH2essentialに⼊れた電池での駆動になります。

  8. パソコンまたはスマートフォン/タブレットでアプリケーションを起動し、「オーディオ」または「入出力」デバイスとしてH2essentialを選択する
    NOTE
    • パソコンの「サウンド」の設定でH2essentialが選択できない場合も、32-bit float形式に対応しているアプリケーションの「オーディオ」または「入出力」デバイスとしてH2essentialを選択することで32-bit float形式のオーディオインターフェースとして使用できます。

    • アプリケーションの操作方法については、各アプリケーションの取扱説明書を参照してください。

入力の設定やモニターバランスを調節する

H2essentialをオーディオインターフェースとして使用する場合は、レコーダーとしての使用時と同様の入力設定やモニター調整ができます。

以下の参照先をご覧になり、入力設定やモニター調整を行なってください。

参照先説明
プラグインパワーを使用するプラグインパワーに対応しているマイクをMIC/LINE IN端子に接続する場合の設定を行います。
ノイズを軽減する(低域カット)低域をカットして、⾵雑音やボーカルのポップノイズなどを軽減できます。
⼊力音をモニターするヘッドフォンなどを使⽤して⼊力音をモニターし、⾳量を調節します。
各マイク入力のモニターバランスを調節するミキサー画面で⼊⼒⾳のモニターバランスを調整することができます。また、⼊⼒⾳やそれらがステレオミックスされた信号の⾳量をレベルメーターで確認することができます。

出力設定をする

出力レベルを調節する

オーディオインターフェース使用時に、PHONE/LINE OUT端子から出力するヘッドフォンや外部機器へのライン出力レベルを調節できます。

操作について詳しくは、「出力設定をする」を参照してください。

NOTE

録音される音声とUSB端子から出力される音声のレベルには影響しません。

オーディオインターフェースの設定をする

ループバックを設定する

パソコンやスマートフォン/タブレットの再生音とH2essentialへの入力音をミックスして、もう一度パソコンやスマートフォン/タブレットに送る(ループバック)ことができます。

パソコンで再生した音楽にナレーションをつけてパソコンで録音したり、ストリーム配信することができます。

  1. オーディオインターフェースモード使用時のホーム画面で、(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「オーディオ I/F」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「ループバック」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「ON」または「OFF」を選択して、(操作キー4)で決定する

    「ON」を選択すると、ループバック機能がONになります。

ダイレクトモニターを設定する

H2essentialの入力音をパソコンやスマートフォン/タブレットを経由せずに、H2essentialから出力します。これにより遅延のないモニタリングが可能です(ダイレクトモニター機能)。

  1. オーディオインターフェースモード使用時のホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「オーディオ I/F」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「ダイレクトモニター」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「ON」を選択して、(操作キー4)で決定する

USB受信音量を調節する

パソコンからの再⽣⾳量が⼤きい場合など、受信⾳量の設定を変更することで⾳量を調節することができます。

  1. オーディオインターフェースモード使用時のホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「オーディオ I/F」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「受信音量」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)でUSB入力レベルを調節して、(操作キー4)で決定する

    「Mute」、または-40 dB ~ +40 dBの範囲で調節できます。

パソコンまたはスマートフォン/タブレットとの接続を解除する

  1. オーディオインターフェースモード使用時のホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「終了」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「終了」を選択して、(操作キー4)で決定する

パソコンなどにファイルを転送する

H2essentialをパソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続して、microSDカード内のファイルの確認や移動ができます。

パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「USB」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「ファイル転送」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で電源を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    USBUSBバスパワーで電源が供給されます。パソコンに接続するときはこちらを選択します。
    電池本体の電池を使用します。スマートフォン/タブレットに接続するときはこちらを選択します。

    ファイル転送画面が表示されます。

    NOTE
    • 「USB」を選択するとパソコンからUSBケーブルを通して電源が供給されますが、パソコンのUSBバスパワー給電能力によっては、バスパワーで動作できない場合があります。その場合は「電池」を選択して電池で動作させて接続してください。

    • 「電池」を選択すると外部機器からの電源供給はせずにH2essentialに⼊れた電池での駆動になります。

  5. H2essentialとパソコンまたはスマートフォン/タブレットをUSB ケーブル(Type-C)で接続する
    スマートフォン/タブレット(USB Type-C)
    スマートフォン/タブレット(Lightning)
    パソコン(Windows/Mac)
    NOTE
    • データ転送に対応したUSBケーブルをご使用ください。

    • Lightning コネクタを搭載したiPhone/iPadと接続するには、Lightning - USB 3カメラアダプタが必要です。

  6. パソコンまたはスマートフォン/タブレットでmicroSDカードに保存されているファイルを操作する

パソコンまたはスマートフォン/タブレットとの接続を解除する

  1. パソコンまたはスマートフォン/タブレット側で接続を解除する
    • Windows の場合:

      「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」でH2essentialを選択する。

    • macOS の場合:

      H2essentialのアイコンをゴミ箱にドラッグ&ドロップする。

    • スマートフォン/タブレットの場合:

      各機器の取扱説明書を参照してください。

  2. (操作キー1)を押す

    確認画面が表示されます。

  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「終了」を選択して、(操作キー4)で決定する

    ホーム画面 に戻ります。

microSDカードを管理する

microSDカードを初期化する

microSDカードの性能を最大限に発揮させるため、H2essential用に初期化します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「SDカード」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「フォーマット」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    microSDカードが初期化されます。

    NOTE
    • (RECキー)を押しながら電源を入れることで、microSDカードを初期化する画面を表示することもできます。

    • 新しく購入したmicroSD カードや他の機器で使用していたmicroSD カードは、性能を最大限に発揮するために必ずフォーマットしてください。

    • microSDカードを初期化すると、全てのデータが消去されますので、ご注意ください。

microSDカードをテストする

microSDカードの書き込み速度が、H2essentialで録音したデータを保存するのに問題ない性能かテストします。

短時間で行うクイックテストと、microSDカードの全領域を検査するフルテストがあります。

クイックテストを行う

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「SDカード」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「クイックテスト」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    カードの性能テストが始まります。

    テストが終了すると、判定結果が表示されます。

    NOTE

    性能テスト判定が「OK」になっても書き込み不良が起きないことを保障するものではありません。あくまで目安として考えてください。

    HINT

    テストの途中、(操作キー1)を押してテストを中止することができます。

フルテストを行う

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「SDカード」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「フルテスト」を選択して、(操作キー4)で決定する

    フルテストに必要な所要時間が表示されます。

  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    カードの性能テストが始まります。

    テストが終了すると、判定結果が表示されます。

    アクセスレートMAXが100%になるとNGになります。

    NOTE

    性能テスト判定が「OK」になっても書き込み不良が起きないことを保障するものではありません。あくまで目安として考えてください。

    HINT

    テストの途中、(操作キー1)でテストを中止することができます。

ゴミ箱(TRASHフォルダー)のファイルを削除する

ゴミ箱に移動したファイルを削除してゴミ箱を空にし、SDカードの空き容量を増やすことができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「SDカード」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「ゴミ箱を空にする」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    ゴミ箱内のファイルがすべて削除されます。

    NOTE

    この操作は取り消すことができません。慎重に行ってください。

各種設定を行う

表示言語を設定する

H2essentialの画面で表示される言語を変更することができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「言語設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で表示したい言語を選択して、(操作キー4)で決定する
    HINT

    ご購⼊後や出荷時の状態に戻した後にはじめて電源をONにした場合は、ガイド音の設定後にこの画面が自動的に表示されます。

⽇時を設定する

ファイル名に付く⽇付や録⾳ファイルに記録される日時を設定します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「日付/時刻」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「日時設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で設定したい項目を選択して、(操作キー4)で決定する
  6. (操作キー2)/(操作キー3)で数値を変更して、(操作キー4)で決定する
  7. 手順5、6を繰り返して、日時を設定する
  8. すべての項目を設定したら、(操作キー2)/(操作キー3)で(OKキー)を選択して、(操作キー4)で決定する
    HINT

    ご購⼊後や出荷時の状態に戻した後にはじめて電源をONにした場合は、日付形式の設定後にこの画面が自動的に表示されます。

⽇付形式を設定する

ファイル名に付く⽇付や録⾳ファイルに記録される日付形式を変更します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「日付/時刻」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「日付形式」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で日付形式を選択して、(操作キー4)で決定する

    設定される日付形式の具体例が、現在の日付設定で画面下部に表示されます。

    設定値説明
    YYMMDD年、⽉、⽇の順で表⽰します。
    MMDDYY月、日、年の順で表⽰します。
    DDMMYY日、月、年の順で表示します。
    HINT

    ご購⼊後や出荷時の状態に戻した後にはじめて電源をONにした場合は、表示言語の設定後にこの画面が自動的に表示されます。

ディスプレイの明るさを設定する

ディスプレイの表示が薄い場合や濃すぎて見づらい場合は、明るさ(輝度)を調節します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「画面の明るさ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で画面の明るさを選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    暗い常にディスプレイのバックライトは暗くなります。
    標準標準の明るさでディスプレイが点灯します。
    明るいディスプレイがより明るく点灯します。

LEDの明るさを設定する

LEDが明るくてH2essentialが目立ってしまう場合にLEDの明るさを暗くして目立たなくすることができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「LEDの明るさ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)でLEDの明るさを選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    暗いLEDが最も暗くなります。
    標準LEDが中間の明るさになります。
    明るい初期値の明るさになります。

電池の種類を選択する

ディスプレイに電池残量を正確に表示するために、H2essentialで使⽤する電池の種類を正しく選択します。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「電源設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「電池タイプ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で電池の種類を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    アルカリアルカリ乾電池
    ニッケル水素ニッケル水素蓄電池
    リチウムリチウム乾電池
    HINT

    ご購⼊後や出荷時の状態に戻した後にはじめて電源をONにした場合は、日時設定後に電池の種類の設定が表示されます。

ディスプレイの省電力設定をする

省電力のため、一定時間何も操作をしないとディスプレイのバックライトが暗くなるように設定できます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「電源設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「省電力設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で無操作時にディスプレイのバックライトが暗くなるまでの時間を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    30秒、1分、3分、5分無操作のまま設定した時間が経過すると、ディスプレイのバックライトが暗くなります。
    OFFディスプレイのバックライトは常に明るく点灯します。

電源を⾃動でOFFする時間を設定する

H2essentialは操作をしない状態で一定時間が経過すると自動的に電源が切れるよう設定できます。

常に電源をONにしたい場合は、オートパワーオフの設定をOFFにしてください。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「電源設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「オートパワーオフ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で電源が切れるまでの時間を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    OFF電源が⾃動的に切れません。
    10分、60分、10時間操作をしない状態で設定した時間が経過すると、自動的に電源が切れます。
    NOTE

    以下の場合は、オートパワーオフの設定に関わらず自動的に電源は切れません。

    • 録音/再生中

    • H2essentialをオーディオインターフェースとして使用中

    • H2essentialのファイル転送機能を使用中

    • カードテストの実行中

    • ファームウェアアップデートの実行中

ガイド音(アクセシビリティ)

ガイド音を設定する(アクセシビリティ)

ディスプレイで選択中の設定項目名を音声で読み上げたり、エラーメッセージや録音開始/停止、音量変更などを知らせるビープ音を鳴らすことができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「アクセシビリティ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「ガイド音」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で設定項目を選択して、(操作キー4)で決定する
    設定値説明
    ABC+ビープ

    (「ABC」はインストールした言語名が表示されます。)

    インストールした言語で設定項目を音声で読み上げ、エラーメッセージや録音開始/停止、音量変更などを知らせるビープ音を鳴らします。

    お買い上げ時は英語がインストールされていますが、お好みの言語をインストールして読み上げることができます。(→ガイド音をインストールする

    ビープのみエラーメッセージや録音開始/停止、音量変更などを知らせるビープ音を鳴らします。音声読み上げは行いません。
    OFFガイド音をOFFにします。
    NOTE
    HINT
    • ご購⼊後はじめて電源をONにした場合は、この画面が自動的に表示されます。

    • ホーム画面で(MENUキー)を長押しすることで、ガイド音を即座にON/OFFすることもできます。(→ガイド音をショートカット操作でON/OFFする

ガイド音の音量を設定する

読み上げ音声やビープ音の音量を調節できます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「アクセシビリティ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「音量」を選択して、(操作キー4)で決定する
  5. (操作キー2)/(操作キー3)で音量を選択して、(操作キー4)で決定する

    音量は小/中/大から選択できます。

    NOTE

    ここで決めた⾳量は最終的に(VOLUME)で調節されたものが反映されて出⼒されます。(VOLUME)で調整した音量も考慮して設定してください。

ガイド音の情報を確認する

アクセシビリティのガイド音として使用している言語やバージョンを確認することができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「アクセシビリティ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「バージョン」を選択して、(操作キー4)で決定する

    バージョン画面が表示され、アクセシビリティのガイド音として使用している言語やバージョンを確認することができます。

ガイド音をショートカット操作でON/OFFする

使用場面に応じて、ガイド音を即座にON/OFFできる機能です。

  1. ホーム画面で、 (MENUキー)を長押しする

    ガイド音がONまたはOFFになります。

    ホーム画面切り替えを知らせるメッセージを表示します(ガイド音でも通知します)。

ガイド音をインストールする

お買い上げ時はガイド音の言語が英語になっております。

ガイド音をインストールすることで、言語の変更、アップデートを行うことができます。

ガイド音のインストールに必要な最新のアクセシビリティインストール用ファイルは ZOOMのWeb サイト(zoomcorp.com/help/h2essential)からダウンロードできます。

H2essentialのダウンロードページにある「H2essential アクセシビリティ・インストールガイド」に従ってください。

工場出荷時の状態に戻す

H2essentialの設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「設定初期化」を選択して、(操作キー4)で決定する
  4. (操作キー2)/(操作キー3)で「実行」を選択して、(操作キー4)で決定する

    H2essentialが工場出荷時の状態となり電源がOFFになります。

    NOTE

    設定初期化を実行すると、すべての設定が工場出荷時の設定に書き換えられます。この操作は慎重に行ってください。

ファームウェアを管理する

ファームウェアのバージョンを確認する

H2essentialのファームウェアのバージョンを確認することができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「システム設定」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. (操作キー2)/(操作キー3)で「ファームウェア」を選択して、(操作キー4)で決定する

    ファームウェアのバージョンが表示されます。

ファームウェアをアップデートする

H2essentialのファームウェアを、最新のバージョンにアップデートできます。

最新のファームウェアアップデート用ファイルは ZOOMのWeb サイト(zoomcorp.com/help/h2essential)からダウンロードできます。

H2essentialのダウンロードページにある「H2essential ファームウェア・アップデートガイド」に従ってください。

スマートフォン/タブレットからH2essentialを操作する

専⽤無線アダプター(BTA-1 など)を接続すると、専⽤のコントローラーアプリケーション「ZOOM Handy Control & Sync」を使用して、スマートフォン/タブレットからH2essentialをワイヤレスで操作できます。

NOTE
  • あらかじめ専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」をスマートフォン/タブレットにインストールしておく必要があります。 専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」は App Storeからダウンロードできます。 アプリでの設定や操作の方法については、専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」の取扱説明書を参照してください。

  • アプリからのリモートコントロールが不要なときはBTA-1を外しておくと電池持続時間を長くすることができます。

  1. H2essentialの電源をOFFにした状態で右側面のREMOTE端子のカバーを外し、専⽤無線アダプター(BTA-1 など)を接続する
  2. ディスプレイに表示が出るまで、(電源/HOLDスイッチ)を「」側(本体底面側)にスライドして、電源を入れる

    H2essentialが接続待機になります。

  3. スマートフォン/タブレットで専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」を起動し、アプリで接続操作を行う

    接続が完了すると、「Control Appと接続しました!」と表示されます。

    アプリでの設定や操作の⽅法については、専用アプリ「ZOOM Handy Control & Sync」の取扱説明書を参照してください。

スマートフォン/タブレットと接続を解除する

スマートフォン/タブレットでアプリを終了することで、接続解除を行うことができます。

H2essentialからBTA-1を外すことで、H2essentialと「ZOOM Handy Control & Sync」との接続を解除することもできます。

H2essentialの最新情報を確認する

H2essentialのディスプレイ上に、製品に関するヘルプの2次元コードを表示することができます。

  1. ホーム画面(MENUキー)を押す

    メニュー画面が表示されます。

  2. (操作キー2)/(操作キー3)で「ヘルプ」を選択して、(操作キー4)で決定する
  3. ヘルプ画面上に表示された2次元コードをスマートフォン/タブレットなどで読み取る。

付録

故障かな?と思う前に

H2essentialの動作がおかしいと感じられたときは、まず次の項目を確認してください。

録音/再生のトラブル

音が出ない、もしくは非常に小さい

接続した機器や⼊⼒からの⾳が聞こえない、もしくは⾮常に⼩さい

  • ヘッドフォンの⾳量を確認してください。

  • ⼊⼒端⼦にCD プレーヤーなどを接続しているときは、接続した機器の出⼒レベルを上げてください。

  • ⼊⼒信号のモニター設定を確認してください。(→⼊力音をモニターする

モニター音が歪む

  • (VOLUME)で音量を調節してください。

録音できない

「MIC INPUT OVERLOAD!」と表示される

  • 入力される音声が大きすぎます。マイクと音源の距離を離してください。

  • 風によって大きなノイズが入力されることがあります。屋外で録音する場合や話者の口に近付けて録音する場合などマイクに直接風が当たる場合は、ノイズを軽減する低域カット設定をおすすめします。(→ノイズを軽減する(低域カット)

出力の音量調整ができない

  • 出力設定の「音量制御」設定を確認してください。(VOLUME)で出力の音量調節をしたい場合は、「ノブ」に設定してください。「固定」に設定している場合は「固定レベル」で音量調節をします。(→出力設定をする

その他のトラブル

USB端子をパソコンまたはスマートフォン/タブレットに接続しても認識されない

  • データ転送に対応したUSBケーブルを使用してください。

  • H2essentialをパソコンまたはスマートフォン/タブレットに認識させるためには、 H2essential側で動作モードを選択する必要があります。(→オーディオインターフェースとして使用するパソコンなどにファイルを転送する

  • 使用しているパソコンまたはスマートフォン/タブレットとアプリケーションが32-bit float形式に対応していることを確認してください。

  • パソコンの「サウンド」の設定でH2essentialが選択できなくても、32-bit float形式に対応しているアプリケーションの「オーディオ」または「入出力」デバイスとしてH2essentialを選択することで32-bit floatのオーディオインターフェースとして使用できます。

  • Windowsで32-bit float形式を使用するには、ドライバが必要です。ドライバはZOOMのWEBサイト(zoomcorp.com/help/h2essential)からダウンロードできます。

電池の持続時間が短い

以下の設定を行うことで、電池持続時間を長くできる場合があります。

アクセシビリティのアップデートを促される

H2essentialメタデータ一覧

WAVファイルのBEXTチャンクに埋め込まれるメタデータ

タグ説明備考
zSPEED=フレームレート
zTAKE=テイク番号
zUBITS=ユーザービット
zSCENE=シーン名システム設定>日付/時刻
zTAPE=
zCIRCLED=
zTRKn=トラック名
zNOTE=

WAVファイルのiXMLチャンクに埋め込まれるメタデータ

○ = YES × = NO

iXMLマスタータグiXMLサブタグ記録読み出し備考
<PROJECT>×
<SCENE>システム設定>日付/時刻
<TAKE>×
<TAPE>×
<CIRCLED>×
<WILD TRACK>××
<FALSE START>××
<NO GOOD>××
<FILE UID>×
<UBITS>×
<NOTE>×
<BEXT>××
<USER>××

iXMLマスタータグiXMLサブタグ記録読み出し備考
<SPEED>
<SPEED><NOTE>×
<SPEED><MASTER_SPEED>×
<SPEED><CURRENT_SPEED>×
<SPEED><TIMECODE_RATE>×
<SPEED><TIMECODE_FLAG>×
<SPEED><FILE_SAMPLE_RATE>録音設定>サンプルレート
<SPEED><AUDIO_BIT_DEPTH>×
<SPEED><DIGITIZER_SAMPLE_RATE>×録音設定>サンプルレート
<SPEED><TIMESTAMP_SAMPLES_SINCE_MIDNIGHT_HI>×
<SPEED><TIMESTAMP_SAMPLES_SINCE_MIDNIGHT_LO>×
<SPEED><TIMESTAMP_SAMPLE_RATE>×録音設定>サンプルレート

iXMLマスタータグiXMLサブタグ記録読み出し備考
<SYNC_POINT_LIST>
<SYNC_POINT><SYNC_POINT_TYPE>××
<SYNC_POINT><SYNC_POINT_FUNCTION>××
<SYNC_POINT><SYNC_POINT_COMMENT>××
<SYNC_POINT><SYNC_POINT_LOW>××
<SYNC_POINT><SYNC_POINT_HIGH>××
<SYNC_POINT><SYNC_POINT_EVENT_DURATION>××

iXMLマスタータグiXMLサブタグ記録読み出し備考
<HISTORY>
<HISTORY><ORIGINAL_FILENAME>×
<HISTORY><PARENT_FILENAME>××
<HISTORY><PARENT_UID>××

iXMLマスタータグiXMLサブタグ記録読み出し備考

<FILE_SET>

<FILE_SET><TOTAL_FILES>×
<FILE_SET><FAMILY_UID>×
<FILE_SET><FAMILY_NAME>××
<FILE_SET><FILE_SET_START_TIME_HI>××
<FILE_SET><FILE_SET_START_TIME_LO>××
<FILE_SET><FILE_SET_INDEX>×

iXMLマスタータグiXMLサブタグ記録読み出し備考
<TRACK_LIST>
<TRACK_LIST><TRACK_COUNT>×
<TRACK><CHANNEL_INDEX>×
<TRACK><INTERLEAVE_INDEX>×
<TRACK><NAME>×
<TRACK><FUNCTION>××

ミキサーブロックダイヤグラム

録音/録音待機時

再生時

仕様

入力内蔵マイクMid

(FRONT/REAR)

指向性単一指向性
感度‒37 dB/1 Pa 1 kHz
最大入力音圧120 dB SPL
内蔵マイクSide指向性双指向性
感度-39 dB/1 Pa 1 kHz
最大入力音圧122 dBSPL
MIC/LINE IN端子コネクタステレオミニジャック
入力インピーダンス2 kΩ
最大入力レベル‒7 dBu
プラグインパワー3.3 V
出力PHONE / LINE OUT端⼦コネクタステレオミニジャック
最大出力レベル20 mW + 20 mW(32 Ω負荷時)
出力インピーダンス10 Ω以下
内蔵スピーカータイプ20 mm × 30 mm 楕円型ダイナミックスピーカー
実用最大出力250 mW
レコーダー録音フォーマットWAV

44.1/48/96 kHz、32-bit float

ステレオ/モノラル

BWFおよびiXMLフォーマット対応

記録メディアmicroSDHCメモリーカード

microSDXCメモリーカード

動作確認済みmicroSDカードはZOOMのWEBサイト(zoomcorp.com/help/h2essential)で確認してください。

表示1.3インチ フルカラーLCD(240x240ドット)
USBコネクタ USB Type-C

※データ転送に対応したUSB ケーブルを使用してください。USB バスパワー動作対応。

オーディオインターフェースUSB2.0 High Speed
入出力数4in2out(Multi)

2in2out(Stereo)

サンプリング周波数44.1/48/96 kHz(AIF Only)

44.1/48 kHz (AIF + REC)

ビット深度24-bit /32-bit float
ファイル転送USB2.0 High Speed
電源単三電池×2(アルカリ乾電池、ニッケル⽔素蓄電池、リチウム乾電池)

AC アダプター(ZOOM AD-17):DC 5 V/1 A

※USB バスパワー動作対応

連続使用時の電池持続時間の目安

※値はあくまで目安です。

※電池持続時間は当社試験法によるものです。使用条件により大きく変わります。

FRONTステレオ録音、48 kHz/32-bit float録音、ヘッドフォンなし、REMOTEなし、省電力タイマー1分アルカリ乾電池:約11時間

ニッケル水素蓄電池(1900 mAh):約9時間

リチウム乾電池:約20時間30分

FRONT+REARステレオ録音、48 kHz/32-bit float録音、ヘッドフォンなし、REMOTEなし、省電力タイマー1分アルカリ乾電池:約8時間

ニッケル水素蓄電池(1900 mAh):約8時間

リチウム乾電池:約17時間30分

FRONTステレオ+外部マイク録音、96 kHz/32-bit float録音、ヘッドフォンあり(33 Ω負荷)、REMOTEあり、省電力タイマーオフアルカリ乾電池:約4時間

ニッケル水素蓄電池(1900 mAh):約4時間30分

リチウム乾電池:約9時間30分

消費電力最大 3 W
外形寸法60 mm (W) × 44 mm (D) × 97 mm (H)
質量(電池含む)170 g

※ 0 dBu = 0.775 Vrms

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-4-3
Z2I-5437-01