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オペレーションマニュアルについて
このマニュアルは将来必要となることがありますので、必ず参照しやすいところに保管してください。
本書の内容および製品の仕様は予告なしに変更されることがあります。
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iPhone、iPad、iPadOS およびMac は、Apple Inc. の商標です。
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用語について
パッチメモリー
使用エフェクト、アンプ、エフェクトのON/OFF やパラメーターの設定値を記録したものを“ パッチメモリー”と呼び、簡単に呼び出すことができます。エフェクトの呼び出しや保存はパッチメモリー単位で行います。1 つのパッチメモリーには最大6エフェクト+1ペダルエフェクトが登録でき、300個まで保存できます。
エフェクトタイプ
エフェクトタイプには各種ギターエフェクトや、アンプ/キャビネットのシミュレーションモデルが用意されています。パッチメモリーに登録するエフェクトは、エフェクトタイプの中から選択できます。
カテゴリ
エフェクトは種類ごとにカテゴリ分けされています。
オートセーブ
パッチメモリーやエフェクトの設定変更を自動的に保存する機能です。
ECO モード
操作をやめてから10時間経過したときに電源を自動的にオフする機能です。
ルーパー
フレーズを録音して最大でモノラル80秒のフレーズを録音し、繰り返し再生することができます。
リズムパターンと同期することもできます。
プリセレクト
選択しているパッチメモリーの音色を保持したまま、離れた番号のパッチメモリーに切り替えることができる機能です。
G2 FOUR/G2X FOURの構成
信号の流れ
- パッチメモリー
- 入力されたギターの音は、エフェクト、アンプ/スピーカーキャビネットを順に経由します。(→エフェクトのパラメーターを調節する)
- ルーパー
- 録音したフレーズをループ再生できます。(→ルーパーに合わせて演奏する )
- リズム
- 内蔵のリズムパターンでドラム音源を再生することができます。(→リズムを使用する)
- マスターEQ
- 全体の音質を調節します。パッチメモリーを切り替えても設定は保持されます。(→全体の音質と出力レベルを調節する )
- チューナー
- 接続したギターのチューニングを行います。(→チューナーを使用する )
- マスターボリューム
- 全体の音量を調節します。パッチメモリーを切り替えても設定は保持されます。(→全体の音質と出力レベルを調節する )
- USB AUDIO
- オーディオインターフェース機能でパソコンやスマートフォンと音声データのやり取りができます。(→オーディオインターフェース機能を使用する)
- AUX IN
- スマートフォン、携帯音楽プレーヤーなどの音声を再生することができます。
- OUTPUT
- アンプまたはパワードモニターを接続します。
- PHONES
- ヘッドフォンを接続します。
メモリーの概念(パッチメモリー)
パッチメモリー
使用エフェクト、並び順、各エフェクトのON/OFF やパラメーターの設定値を記録したものです。エフェクトの呼び出しや保存はパッチメモリー単位で行い、300個のパッチメモリーを記録することができます。
各部の役割
フロントパネル
- カーソルキー
- パッチメモリーやエフェクトなどの項目を選択します。
足でも操作できます。
- ディスプレイ
- 選択中のパッチメモリーやエフェクトの名称、パラメーターの設定値などを表示します。
- パラメーターノブ
- エフェクトのパラメーター調節、各種設定を行います。
- エクスプレッションペダル/インジケーター(G2X FOURのみ)
- ペダルエフェクトの効果を調節します。(→ペダルエフェクトを設定する)
ペダル先端部を踏み込むと、ペダルエフェクトのON/OFFを切り替えます(ON時はインジケーターが点灯します)。
- フットスイッチ/インジケーター
- パッチメモリーの選択、エフェクトのON/OFFができます。
EFFECT画面 表示中は、インジケーターでエフェクトのON/OFFを確認できます。
リアパネル
- 入力端子
- ギターを接続します。
- AUX IN 端子
- 携帯音楽プレーヤーなどを接続します。
- 出力端子
- ギターアンプやパワードモニターを接続します。
- コントロール入力端子(G2 FOURのみ)
- エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)を接続して、ペダルエフェクトの調節をします。
- 電源スイッチ
- 電源をON/OFF します。
- DC9V AC アダプター端子
- 専用のACアダプター(ZOOM AD-16)を接続します。
サイドパネル
- USB(Type-C)端子
- パソコンやスマートフォン/タブレットと接続して、オーディオインターフェースとして使用できます。
また、Handy Guitar Labを使用すると、スマートフォン/タブレット上でパッチメモリーの管理やエフェクトの編集・追加などができます。
USBバスパワー動作に対応しています。
- PHONES出力端子
- ヘッドフォンを接続します。
「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」はApp Store またはGoogle Playからダウンロードできます。
ディスプレイに表示される画面について
G2 FOUR/G2X FOURの操作は、ディスプレイの画面を見ながらキーやノブを使って行います。
ここではディスプレイに表示される画面について説明します。
MEMORY画面
EFFECT画面
LIBRARY画面
MENU画面
G2 FOUR/G2X FOURの各種設定を行います。
- 設定項目
- 設定項目がアイコンで表示され、/を押して選択します。
- フットスイッチ
- 画面に表示されているアイコンに対応するフットスイッチ〜を押すと、設定画面を表示します。
MENU画面の操作
接続する
- ギター
- 携帯音楽プレーヤーなど
- 音量は接続機器側で行います。
- ACアダプター(ZOOM AD-16)
- パワードモニター
- ギターアンプ
- エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)(G2 FOURのみ)
- ペダルでエフェクトの調節ができます。
- パソコン(Mac/Windows)、スマートフォン、タブレット
- USBケーブル(Type-C)で接続します。
G2 FOUR/G2X FOURをオーディオインターフェースとして使用したり、Handy Guitar Labを使用できます。
- ヘッドフォン
iOS/iPadOS/Android用アプリケーション「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」を使用すると、パッチメモリー管理やエフェクトの編集・追加が可能です。「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」はApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。
電源をON/OFF する
電源を入れる
電源を切る
全体の音質と出力レベルを調節する
G2 FOUR/G2X FOURの出力音の音量、音質を調節できます。
パッチメモリーを切り替えて演奏する(MEMORY画面)
G2 FOUR/G2X FOURは、エフェクトを“パッチメモリー” で管理します。1つのパッチメモリーには最大6 エフェクト+1ペダルエフェクトを登録して、それぞれのON/OFF やパラメーターの設定を保存できます。
MEMORY画面では、使用するパッチメモリーを切り替えながら演奏できます。
- MEMORY画面 で///、フットスイッチ〜を押して、パッチメモリーを選択する
/を押すと、前/次のパッチメモリーを選択します。
/を押すと、10個離れたパッチメモリーを選択できます。
MEMORY画面で表示されているパッチメモリーは、フットスイッチ〜を押して直接選択できます。
選択中のパッチメモリーのインジケーターが点灯します。
パッチメモリーは最大で300個まで作成できます。
MEMORY画面表示中はプリセレクト機能が使用できます。あらかじめ次に選択するパッチメモリーを選択しておいてワンタッチで切り替えることができ、ライブ演奏時に離れたところにあるパッチメモリーに切り替えるときに便利です。(→プリセレクト機能を使う )
プリセレクト機能を使う
MEMORY画面ではプリセレクト機能が使用できます。
プリセレクト機能をON にすると、///を押してパッチメモリーを切り替えたときに変更をスタンバイ状態とし、フットスイッチ〜を押したときにパッチメモリーの変更が確定します。
離れたパッチメモリーを直接選択することができ、ライブ演奏時に便利です。
プリセレクト機能をON/OFFする
プリセレクト機能をONにしたときのパッチメモリーの選択のしかた
エフェクトを調節する(EFFECT画面)
エフェクトの変更や、パラメーター調節などの操作はEFFECT画面で行います。
パッチメモリーの編集をすることができます。
オートセーブ機能をONにすると、パッチメモリーの変更内容は自動的に保存されます(初期設定はONです)。(→ オートセーブを設定する)
オートセーブ機能をOFFにした場合はパッチメモリーは自動で保存されません。パッチメモリーの内容を変更すると、ディスプレイ右上にが表示され保存されている設定から変わったことを示します。
必要に応じて保存してください。(→ パッチメモリーをコピー/保存する)
EFFECT画面を表示する
エフェクトをON/OFF する
EFFECT画面ではパッチメモリーで使用しているエフェクト/アンプがディスプレイに表示され、フットスイッチでお好みのエフェクトをON/OFFすることができます。
エフェクトを変更する
パッチメモリーのエフェクトをお好みのエフェクトに変更します。
エフェクトを追加するには
などの数字のアイコンの箇所にはエフェクトが割り当てられていません。手順2で数字のアイコンを選択し、手順3〜でエフェクトを選択することによってエフェクトを追加できます。
追加したエフェクトの位置は、「エフェクトの並び順を変更する 」で変更できます。
エフェクトを削除するには
手順2で削除したいエフェクトを選択し、手順4でなどの数字のアイコンを選択します。
パッチメモリーのエフェクト数について
G2 FOUR/G2X FOURでは6つのエフェクト+1ペダルエフェクトを自由に組み合わせることができますが、処理能力の限界を超えた場合には、“PROCESS OVERFLOW” と表示され、エフェクトがバイパス状態になります。この状態を解除するには、いずれかのエフェクトタイプを変更してください。
エフェクトのパラメーターを調節する
パッチメモリーで使用している各エフェクトの調節を行います。
フットスイッチの特殊機能について
フットスイッチを押している間のみエフェクトをON にするなど、フットスイッチに特殊機能が割り当てられているエフェクトがあります。特殊機能を選択するパラメーターは、ディスプレイ上に白黒反転表示されます。
エフェクトの並び順を変更する
パッチメモリーのエフェクトをお好みの並び順に変更します。
テンポを変更する
リズム、ルーパー、ディレイエフェクトや、一部のモジュレーションエフェクトで使用するテンポを調節することができます。
テンポはパッチメモリーごとに設定します。
パッチメモリーを管理する
パッチメモリーの名前を変更する
使用可能な文字/記号は次の通りです。
! % & ' + , - . = _ (space) A–Z, a–z, 0–9
パッチメモリーをコピー/保存する
オートセーブ機能がOFF のときは(初期設定はON)、エフェクト、アンプ調節や音量設定などの変更は自動で保存されません。その場合は手動で保存します。
パッチメモリーを他の場所に保存(コピー)することもできます。
オートセーブ機能について詳しくは、「オートセーブを設定する」を参照してください。
パッチメモリーを削除する
不要なパッチメモリーを削除します。
パッチメモリーを作成する
パッチメモリーを新たに作成します。
パッチメモリーの変更を元に戻す
パッチメモリーの変更を、パッチメモリー選択直後の状態または工場出荷状態に戻します。
チューナーを使用する
チューナーを有効にする
チューナーを有効にしてG2 FOUR/G2X FOURでギターをチューニングします。
チューナーを終了するには
チューナー使用中にフットスイッチ〜を押すと、チューナーを終了して元の画面が表示されます。
チューナーの設定を変更する
チューナーのや基準ピッチやタイプを変更したり、フラットチューニングの設定をすることができます。
出力方法を設定する
を回して出力方法を設定します。
設定 | 説明 |
---|---|
BYPASS | エフェクトをバイパスしたギターの音を出力します。 |
MUTE | ギターの音を出力しません。 |
ギターアンプなどのEQや音量は、G2 FOUR/G2X FOURのエフェクトをバイパスすると調節しやすくなります。
チューナーの基準ピッチを変更する
を回して基準ピッチを変更します。
設定範囲は中央A=430 ~ 450 Hz です。
チューナータイプを選択する
を回してチューナータイプを選択します。
設定 | 説明 |
---|---|
CHROMATIC | 最寄りの音名(半音単位)を基準にしてズレを表示します。 |
その他のチューナータイプ | 選択したタイプに応じて最寄りの弦番号を表示し、本来合わせるべきピッチからどの程度ずれているかを表示します。選択できる種類は次の表の通りです。 |
表示 | 解説 | 弦番号/音名 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | ||
GUITAR | 7弦ギターにも対応するギターの標準チューニング | B | E | A | D | G | B | E |
OPEN A | 開放弦を鳴らすとAのコードになるオープンAチューニング | - | E | A | E | A | C# | E |
OPEN D | 開放弦を鳴らすとDのコードになるオープンDチューニング | - | D | A | D | F# | A | D |
OPEN E | 開放弦を鳴らすとEのコードになるオープンEチューニング | - | E | B | E | G# | B | E |
OPEN G | 開放弦を鳴らすとG のコードになるオープンG チューニング | - | D | G | D | G | B | D |
DADGAD | タッピング奏法などでよく使われる変則チューニング | - | D | A | D | G | A | D |
フラットチューニングを使用する
すべての弦を通常のチューニングよりも半音(♭× 1)、1 音(♭× 2)、1 音半(♭× 3)下げた状態にチューニングできます。
を回してフラットチューニングを設定します。
チューナータイプが“CHROMATIC”のときは、フラットチューニングはできません。
ペダルを使用する
内蔵エクスプレッションペダル(G2X FOURのみ)または外部エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)(G2 FOURのみ)を操作して、パッチメモリーに選択されているペダルエフェクトのかかり方を変化させることができます。
ペダルエフェクトを設定する
ペダルを調節する(G2X FOURのみ)
内蔵のエクスプレッションペダルの感度を調節するため、ペダルのキャリブレーションを行います。
リズムを使用する
内蔵されたリズムに合わせて演奏することができます。
リズムエフェクトを設定する
G2 FOUR/G2X FOURでは、リズムはエフェクトの一つとして動作し、エフェクトのON/OFFで再生/停止を行います。
リズムの各種設定(リズムパターンの選択やテンポなど)は、EFFECT画面でリズムエフェクトを選択して行います。
リズムエフェクトはパッチメモリーごとに1つだけ設定できます。
リズムを再生/停止する
リズムを再生/停止します。
リズムパターン
No. | PatternName | TimSig | No. | PatternName | TimSig | No. | PatternName | TimSig |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | GUIDE | 4/4 | 24 | R&B1 | 4/4 | 47 | JAZZ2 | 4/4 |
2 | 8BEATS1 | 4/4 | 25 | R&B2 | 4/4 | 48 | FUSION | 4/4 |
3 | 8BEATS2 | 4/4 | 26 | 70S SOUL | 4/4 | 49 | SWING1 | 4/4 |
4 | 8BEATS3 | 4/4 | 27 | 90S SOUL | 4/4 | 50 | SWING2 | 4/4 |
5 | 16BEATS1 | 4/4 | 28 | MOTOWN | 4/4 | 51 | BOSSA1 | 4/4 |
6 | 16BEATS2 | 4/4 | 29 | HIPHOP | 4/4 | 52 | BOSSA2 | 4/4 |
7 | 16BEATS3 | 4/4 | 30 | DISCO | 4/4 | 53 | SAMBA1 | 4/4 |
8 | ROCK1 | 4/4 | 31 | POP | 4/4 | 54 | SAMBA2 | 4/4 |
9 | ROCK2 | 4/4 | 32 | POPROCK | 4/4 | 55 | BREAKS1 | 4/4 |
10 | ROCK3 | 4/4 | 33 | INDIEPOP | 4/4 | 56 | BREAKS2 | 4/4 |
11 | ROCKABLY | 4/4 | 34 | EUROPOP | 4/4 | 57 | BREAKS3 | 4/4 |
12 | R'N'R | 4/4 | 35 | NEWWAVE | 4/4 | 58 | 12/8 GRV | 12/8 |
13 | HARDROCK | 4/4 | 36 | ONEDROP | 4/4 | 59 | WALTZ | 3/4 |
14 | HEAVYMTL | 4/4 | 37 | STEPPERS | 4/4 | 60 | JZWALTZ1 | 3/4 |
15 | MTLCORE | 4/4 | 38 | ROCKERS | 4/4 | 61 | JZWALTZ2 | 3/4 |
16 | PUNK | 4/4 | 39 | SKA | 4/4 | 62 | CTWALTZ1 | 3/4 |
17 | FASTPUNK | 4/4 | 40 | 2ND LINE | 4/4 | 63 | CTWALTZ2 | 3/4 |
18 | EMO | 4/4 | 41 | COUNTRY | 4/4 | 64 | 5/4 GRV | 5/4 |
19 | TOMTOMBT | 4/4 | 42 | SHUFFLE1 | 4/4 | 65 | METRO3 | 3/4 |
20 | FUNK1 | 4/4 | 43 | SHUFFLE2 | 4/4 | 66 | METRO4 | 4/4 |
21 | FUNK2 | 4/4 | 44 | BLUES1 | 4/4 | 67 | METRO5 | 5/4 |
22 | FUNKROCK | 4/4 | 45 | BLUES2 | 4/4 | 68 | METRO | |
23 | JAZZFUNK | 4/4 | 46 | JAZZ1 | 4/4 |
ルーパーに合わせて演奏する
演奏したフレーズを録音して、最大でモノラル80秒のループフレーズを作ることができます。
ルーパーエフェクトを設定する
ルーパーの各種設定を行います。
G2 FOUR/G2X FOURでは、ルーパーはエフェクトの一つとして動作し、エフェクトのON/OFFで再生/停止を行います。
ルーパーの各種設定(フレーズの録音時間や音量など)は、EFFECT画面でルーパーエフェクトを選択して行います。
ルーパーエフェクトはパッチメモリーごとに1つだけ設定できます。
録音時間を設定する
フレーズの録音時間を設定します。
UNDO機能を設定する
最後に重ねて録音したフレーズを取り消すUNDO機能のON/OFFを設定します。
停止方法を設定する
ループ再生の停止操作をしたときの停止方法を設定することができます。
音量を調節する
ルーパーの音量を調節します。
ルーパーのテンポについて
ルーパーのテンポはエフェクトやリズムと共有されています。
テンポは「テンポを変更する」で設定することができます。
以下の場合に録音したループフレーズは、テンポを変更すると消去されます。
リズムのプリカウント機能をONにすると、プリカウント後に録音が開始されます。(→リズムエフェクトを設定する )
AUX IN端子から入力された音は録音されません。
リズム再生中(→リズムを使用する)はクオンタイズが有効になり、録音終了のタイミングが多少ずれても、自動的に補正され正確なタイミングでループ再生されます。
ルーパーの操作について
ルーパーの録音、再生などの操作は、EFFECT画面 でルーパーエフェクトを表示した状態で行います。
フレーズを録音する
録音を停止してループ再生を開始する
再生を停止する
録音したフレーズのループ再生を開始する
録音したフレーズに、別の演奏を重ねて録音する(オーバーダビング)
最後に重ねて録音したフレーズを取り消す(UNDO機能)
UNDO機能がONに設定されているときは、UNDO機能を使うことができます。(→UNDO機能を設定する )
取り消したフレーズを復活させる(REDO 機能)
フレーズを消去する
オーディオインターフェース機能を使用する
G2 FOUR/G2X FOURは2in2out のオーディオインターフェースとして動作します。
G2 FOUR/G2X FOURからは、エフェクト処理後の2チャンネルのオーディオ信号をパソコンやスマートフォンに送ります。
パソコンやスマートフォンからは、エフェクト処理後の位置に2チャンネルのオーディオ信号を入力します。
入出力の位置については信号の流れを参照してください。
ドライバをインストールする
Windows
Macまたはスマートフォン/タブレット
Macまたはスマートフォン/タブレットで使用する場合、ドライバは必要ありません。
パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する
スマートフォン/タブレットからG2 FOUR/G2X FOURを操作する
iOS/iPadOS/Androidアプリケーション「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」を使って、スマートフォン/タブレットからG2 FOUR/G2X FOURを操作できます。
あらかじめ専用アプリ「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」をスマートフォン/タブレットにインストールしておく必要があります。 専用アプリ「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」は App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。 アプリでの設定や操作の方法については、専用アプリ「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」の取扱説明書を参照してください。
本体の設定をする
接続先を設定する
G2 FOUR/G2X FOURを接続する出力機器を選択します。
操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。
オートセーブを設定する
オートセーブ機能をON にすると、パッチメモリーの内容を変更したときに自動で保存することができます。
操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。
ECO モードを設定する
操作をやめてから10 時間経過すると自動的に電源が切れるように設定します。
操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。
起動時の設定を変更する
G2 FOUR/G2X FOURの起動時に接続する出力機器を選択するOUTPUT画面が表示されますが、起動ごとのOUTPUT設定を表示させないようにすることができます。
操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。
ディスプレイのコントラストを調節する
ディスプレイのコントラストを調節します。
操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。
ファームウェアを管理する
ファームウェアのバージョンを確認する
G2 FOUR/G2X FOURのファームウェアのバージョンを確認することができます。
操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。
アップデートする
G2 FOUR/G2X FOURのファームウェアを、最新のものにアップデートできます。
最新のファームウェアはZOOM のWeb サイト(zoomcorp.com)からダウンロードできます。
工場出荷時の設定に戻す
工場出荷時の状態に戻すことができます。
操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。
付録
故障かな?と思う前に
電源が入らない
電源スイッチが“ON” になっていることを確認する。(→電源をON/OFF する )
接続を確認する。(→ 接続する)
音が出ない、非常に小さい
接続を確認する。(→ 接続する)
各エフェクトのレベルを調節する。(→エフェクトのパラメーターを調節する )
アウトプットボリュームを調節する。(→全体の音質と出力レベルを調節する )
エクスプレッションペダルで音量の調節を行っている場合は、適切な音量になるようにペダルの位置を調節する。
チューナーのアウトプットが“MUTE” になっていないことを確認する。(→出力方法を設定する)
ノイズが多い
シールドケーブルが正常であることを確認する。
ZOOM純正のACアダプターを使用する。(→ 接続する)
エフェクトが選択できない
エフェクトの処理量が制限を超えている場合、ディスプレイに“PROCESS OVERFLOW” と表示される。“PROCESS OVERFLOW” と表示されたエフェクトはバイパス状態になる。(→パッチメモリーのエフェクト数について)
エクスプレッションペダルがうまく動作しない
仕 様
同時使用エフェクト数 | 6 EFFECTS+PEDAL | |
パッチメモリーユーザーエリア | 300 | |
サンプリング周波数 | 44.1 kHz | |
A/D 変換 | 24-bit 128倍オーバーサンプリング | |
D/A 変換 | 24-bit 128倍オーバーサンプリング | |
信号処理 | 32-bit | |
周波数特性 | 20 Hz 〜 20 kHz ( + 0.5 dB - 0.5 dB)(10 kΩ負荷時) | |
ディスプレイ | ドットマトリクスLCD(256 x 128 dot) | |
入力 | INPUT | 標準モノラルフォーンジャック 定格入力レベル:–20 dBu 入力インピーダンス(ライン):470 kΩ |
AUX IN | ステレオミニジャック 定格入力レベル:–10 dBu 入力インピーダンス(ライン):10 kΩ | |
出力 | L/R | 標準モノラルフォーンジャック 最大出力レベル:+9.3 dBu(出力負荷インピーダンス10 kΩ以上時) |
PHONES | ステレオミニジャック 最大出力電力:20 mW + 20 mW(負荷 32 Ω時) | |
入力S/N | 122 dB | |
ノイズフロアー(残留ノイズ) | L/R | –99.3 dBu |
PHONES | –99.3 dBu | |
コントロール入力 | FP02M 入力(G2 FOURのみ) | |
電源 | ACアダプター DC9 V センターマイナス、500 mA(ZOOM AD-16) | |
USB | 端子:USB2.0 Type-C/対応ケーブル:Type-C ケーブル Handy Guitar Lab:USB1.1 Full Speed オーディオインターフェース:USB2.0 Full Speed、 44.1 kHz、32-bit、2in 2out ※データ転送に対応したUSB ケーブルを使用してください。USB バスパワー動作対応。 | |
外形寸法 | G2 FOUR | 145 mm (D) x 184 mm (W) x 71 mm (H) |
G2X FOUR | 150 mm (D) x 274 mm (W) x 71 mm (H) | |
質量 | G2 FOUR | 707 g |
G2X FOUR | 951 g |
※ 0 dBu = 0.775 V