オペレーションマニュアル

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オペレーションマニュアルについて

このマニュアルは将来必要となることがありますので、必ず参照しやすいところに保管してください。

本書の内容および製品の仕様は予告なしに変更されることがあります。

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  • iPhone、iPad、iPadOS およびMac は、Apple Inc. の商標です。

  • App Store は、Apple Inc. のサービスマークです。

  • iOS は、米国Cisco の商標または登録商標です。

  • Android、Google Play は、Google LLC の商標です。

  • 文中のイラスト及び表示画面は、実際の製品と異なる場合があります。

用語について

パッチメモリー

使用エフェクト、アンプ、エフェクトのON/OFF やパラメーターの設定値を記録したものを“ パッチメモリー”と呼び、簡単に呼び出すことができます。エフェクトの呼び出しや保存はパッチメモリー単位で行います。1 つのパッチメモリーには最大6エフェクト+1ペダルエフェクトが登録でき、300個まで保存できます。

エフェクトタイプ

エフェクトタイプには各種ギターエフェクトや、アンプ/キャビネットのシミュレーションモデルが用意されています。パッチメモリーに登録するエフェクトは、エフェクトタイプの中から選択できます。

カテゴリ

エフェクトは種類ごとにカテゴリ分けされています。

オートセーブ

パッチメモリーやエフェクトの設定変更を自動的に保存する機能です。

ECO モード

操作をやめてから10時間経過したときに電源を自動的にオフする機能です。

ルーパー

フレーズを録音して最大でモノラル80秒のフレーズを録音し、繰り返し再生することができます。

リズムパターンと同期することもできます。

プリセレクト

選択しているパッチメモリーの音色を保持したまま、離れた番号のパッチメモリーに切り替えることができる機能です。

G2 FOUR/G2X FOURの構成

信号の流れ

パッチメモリー
入力されたギターの音は、エフェクト、アンプ/スピーカーキャビネットを順に経由します。(→エフェクトのパラメーターを調節する)
ルーパー
録音したフレーズをループ再生できます。(→ルーパーに合わせて演奏する
リズム
内蔵のリズムパターンでドラム音源を再生することができます。(→リズムを使用する
マスターEQ
全体の音質を調節します。パッチメモリーを切り替えても設定は保持されます。(→全体の音質と出力レベルを調節する
チューナー
接続したギターのチューニングを行います。(→チューナーを使用する
マスターボリューム
全体の音量を調節します。パッチメモリーを切り替えても設定は保持されます。(→全体の音質と出力レベルを調節する
USB AUDIO
オーディオインターフェース機能でパソコンやスマートフォンと音声データのやり取りができます。(→オーディオインターフェース機能を使用する
AUX IN
スマートフォン、携帯音楽プレーヤーなどの音声を再生することができます。
OUTPUT
アンプまたはパワードモニターを接続します。
PHONES
ヘッドフォンを接続します。

メモリーの概念(パッチメモリー)

パッチメモリー

使用エフェクト、並び順、各エフェクトのON/OFF やパラメーターの設定値を記録したものです。エフェクトの呼び出しや保存はパッチメモリー単位で行い、300個のパッチメモリーを記録することができます。

各部の役割

フロントパネル

カーソルキー
パッチメモリーやエフェクトなどの項目を選択します。

足でも操作できます。

ディスプレイ
選択中のパッチメモリーやエフェクトの名称、パラメーターの設定値などを表示します。
パラメーターノブ
エフェクトのパラメーター調節、各種設定を行います。
エクスプレッションペダル/インジケーター(G2X FOURのみ)
ペダルエフェクトの効果を調節します。(→ペダルエフェクトを設定する

ペダル先端部を踏み込むと、ペダルエフェクトのON/OFFを切り替えます(ON時はインジケーターが点灯します)。

フットスイッチ/インジケーター
パッチメモリーの選択、エフェクトのON/OFFができます。

EFFECT画面 表示中は、インジケーターでエフェクトのON/OFFを確認できます。

リアパネル

入力端子
ギターを接続します。
AUX IN 端子
携帯音楽プレーヤーなどを接続します。
出力端子
ギターアンプやパワードモニターを接続します。
コントロール入力端子(G2 FOURのみ)
エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)を接続して、ペダルエフェクトの調節をします。
電源スイッチ
電源をON/OFF します。
DC9V AC アダプター端子
専用のACアダプター(ZOOM AD-16)を接続します。

サイドパネル

USB(Type-C)端子
パソコンやスマートフォン/タブレットと接続して、オーディオインターフェースとして使用できます。

また、Handy Guitar Labを使用すると、スマートフォン/タブレット上でパッチメモリーの管理やエフェクトの編集・追加などができます。

USBバスパワー動作に対応しています。

PHONES出力端子
ヘッドフォンを接続します。
HINT

「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」はApp Store またはGoogle Playからダウンロードできます。

ディスプレイに表示される画面について

G2 FOUR/G2X FOURの操作は、ディスプレイの画面を見ながらキーやノブを使って行います。

ここではディスプレイに表示される画面について説明します。

MEMORY画面

電源投入時に表示されます。

パッチメモリーが表示され、演奏したいパッチメモリーや、編集したいパッチメモリーを選択できます。

パッチメモリー番号
表示中のパッチメモリーは、フットスイッチで選択できます。

を押すと、前/次のパッチメモリーを選択します。を押すと、10個離れたパッチメモリーを選択します。

選択中のパッチメモリーはハイライトされます。

パッチメモリー名
選択中のパッチメモリー名が表示されます。

MEMORY画面を表示させるには

EFFECT画面

パッチメモリーの編集を行います。

エフェクト
選択中のパッチメモリー内のエフェクトが表示されます。

を押すと、エフェクトを選択できます。選択中のエフェクトは、一段上に表示されます。

選択中のパッチメモリー名
表示中のエフェクト
ディスプレイには3つまでのエフェクトを表示できます。黒い丸は、現在表示されているエフェクトの位置を示しています。

EFFECT画面を表示させるには

LIBRARY画面

パッチメモリーのエフェクトを変更できます。

選択中のエフェクト
選択中のエフェクトは、中央で大きく表示されます。
エフェクトリスト
縦列に同じカテゴリのエフェクトが並んでいます。同じカテゴリのエフェクトを選択するには、を押します。

を押すと、別のカテゴリのエフェクトを選択できます。

LIBRARY画面を表示させるには

EFFECT画面 で変更したいエフェクトを選択して、またはを押します。

LIBRARY画面を終了させるには

を押すと、選択中のエフェクトを確定して、EFFECT画面 を表示します。

MENU画面

G2 FOUR/G2X FOURの各種設定を行います。

設定項目
設定項目がアイコンで表示され、を押して選択します。
フットスイッチ
画面に表示されているアイコンに対応するフットスイッチを押すと、設定画面を表示します。

MENU画面の操作

  1. を長押しして、MENU画面を表示する

  2. を押して、設定したい項目のアイコンを表示させる

    各設定の詳細については、参照先をご覧ください。

    エフェクトの並び順を変更します。(→エフェクトの並び順を変更するパッチメモリーの名前を変更します。(→パッチメモリーの名前を変更する
    パッチメモリーを保存/コピーします。(→パッチメモリーをコピー/保存するパッチメモリーを削除します。(→パッチメモリーを削除する
    G2 FOUR/G2X FOURを接続する出力機器を選択します。(→接続先を設定するオートセーブ機能のON/OFFを切り替えます。(→オートセーブを設定する
    プリセレクト機能のON/OFFを切り替えます。(→プリセレクト機能を使うECOモードのON/OFFを切り替えます。(→ECO モードを設定する
    電源起動時のOUTPUT表示のON/OFFを切り替えます。(→起動時の設定を変更するディスプレイのコントラストを調節します。(→ディスプレイのコントラストを調節する
    工場出荷時の状態に戻します。(→工場出荷時の設定に戻す内蔵エクスプレッションペダルの感度を調節します。(G2X FOURのみ)(→ペダルを調節する(G2X FOURのみ)
    ファームウェアのバージョンを確認します。(→ファームウェアのバージョンを確認する
  3. アイコンに対応するフットスイッチを押す

    選択した設定画面が表示されます。

    例:「OUTPUT」を選択するときは、を押します。

  4. を押して、設定を選択する
  5. を押す

    設定を確定して、MEMORY画面またはEFFECT画面に戻ります。

接続する

ギター
携帯音楽プレーヤーなど
音量は接続機器側で行います。
ACアダプター(ZOOM AD-16)
パワードモニター
ギターアンプ
エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)(G2 FOURのみ)
ペダルでエフェクトの調節ができます。
パソコン(Mac/Windows)、スマートフォン、タブレット
USBケーブル(Type-C)で接続します。

G2 FOUR/G2X FOURをオーディオインターフェースとして使用したり、Handy Guitar Labを使用できます。

ヘッドフォン
HINT

iOS/iPadOS/Android用アプリケーション「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」を使用すると、パッチメモリー管理やエフェクトの編集・追加が可能です。「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」はApp StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。

電源をON/OFF する

電源を入れる

  1. アンプやパワードモニターの音量を最小にする
    NOTE

    ノイズの発生や故障を防ぐために、パワードモニターやギターアンプは接続が終わってから電源をオンにしてください。

  2. を“ON” にする

    G2 FOUR/G2X FOURの電源が入り、ディスプレイにOUTPUT設定画面が表示されます。

  3. を押して接続先を選択し、を押す
    設定説明
    AMPギターアンプに適したサウンドになります。
    LINEヘッドフォンやモニタースピーカーに適したサウンドになります。
    起動時のOUTPUT設定について
    • 初期設定では起動時のOUTPUT設定が有効(「YES」)に設定されており、起動ごとにOUTPUT設定画面が表示されますので、接続先を設定します。

    • 起動時のOUTPUT設定は、無効(「NO」)にすることもできます。(→起動時の設定を変更する

  4. アンプやパワードモニターの音量を上げる
    ECO モードについて
    • 初期設定ではECOモードが「ON」に設定されており、操作が行われないまま10時間が経過すると、自動的に電源が切れます。

    • ECOモードは、「OFF」にすることもできます。(→ ECO モードを設定する

電源を切る

  1. アンプやパワードモニターの音量を最小にする
  2. を“OFF” にする

    ディスプレイの表示が消えます。

全体の音質と出力レベルを調節する

G2 FOUR/G2X FOURの出力音の音量、音質を調節できます。

  1. を押して、MEMORY画面を表示する
  2. を回して出力音の音質、音量を調節する

    低域(Lo)/中域(Mid)/高域(Hi)/音量(Vol)を調節します。

    調節後しばらくすると、元の画面に戻ります。

パッチメモリーを切り替えて演奏する(MEMORY画面)

G2 FOUR/G2X FOURは、エフェクトを“パッチメモリー” で管理します。1つのパッチメモリーには最大6 エフェクト+1ペダルエフェクトを登録して、それぞれのON/OFF やパラメーターの設定を保存できます。

MEMORY画面では、使用するパッチメモリーを切り替えながら演奏できます。

  1. MEMORY画面、フットスイッチを押して、パッチメモリーを選択する
  • を押すと、前/次のパッチメモリーを選択します。

  • を押すと、10個離れたパッチメモリーを選択できます。

  • MEMORY画面で表示されているパッチメモリーは、フットスイッチを押して直接選択できます。

    選択中のパッチメモリーのインジケーターが点灯します。

HINT
  • パッチメモリーは最大で300個まで作成できます。

  • MEMORY画面表示中はプリセレクト機能が使用できます。あらかじめ次に選択するパッチメモリーを選択しておいてワンタッチで切り替えることができ、ライブ演奏時に離れたところにあるパッチメモリーに切り替えるときに便利です。(→プリセレクト機能を使う

プリセレクト機能を使う

MEMORY画面ではプリセレクト機能が使用できます。

プリセレクト機能をON にすると、を押してパッチメモリーを切り替えたときに変更をスタンバイ状態とし、フットスイッチを押したときにパッチメモリーの変更が確定します。

離れたパッチメモリーを直接選択することができ、ライブ演奏時に便利です。

プリセレクト機能をON/OFFする

  1. を長押しして、MENU画面を表示する
  2. を押して「PRESELECT」を選択し、「PRESELECT」に対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    PRESELECT画面が表示されます。

  3. を押して、ON/OFF を切り換える
    設定説明
    ONプリセレクト機能をONにします。
    OFFプリセレクト機能をOFFにします。
  4. を押す

    設定を確定して、MEMORY画面またはEFFECT画面に戻ります。

プリセレクト機能をONにしたときのパッチメモリーの選択のしかた

  1. MEMORY画面を押して、次に選択するパッチメモリーを表示する

    例:パッチメモリー「001」を演奏中に、「012」を選択した場合

    次に選択するパッチメモリーに対応するフットスイッチ(この場合は)のインジケーターが点滅します。

  2. インジケーターが点滅しているフットスイッチを押して選択を確定する

    を押したときにパッチメモリーが切り替わり、対応するフットスイッチのインジケーターが点灯します。

エフェクトを調節する(EFFECT画面)

エフェクトの変更や、パラメーター調節などの操作はEFFECT画面で行います。

パッチメモリーの編集をすることができます。

変更内容の保存について
  • オートセーブ機能をONにすると、パッチメモリーの変更内容は自動的に保存されます(初期設定はONです)。(→ オートセーブを設定する

  • オートセーブ機能をOFFにした場合はパッチメモリーは自動で保存されません。パッチメモリーの内容を変更すると、ディスプレイ右上にが表示され保存されている設定から変わったことを示します。

    必要に応じて保存してください。(→ パッチメモリーをコピー/保存する

エフェクトをON/OFF する

EFFECT画面ではパッチメモリーで使用しているエフェクト/アンプがディスプレイに表示され、フットスイッチでお好みのエフェクトをON/OFFすることができます。

  1. エフェクトをON/OFFしたいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、ON/OFFしたいエフェクトをディスプレイに表示させる

    ディスプレイには3つのエフェクトが表示されます。フットスイッチではディスプレイに表示されているエフェクトのON/OFFができます。

  3. フットスイッチを押して、エフェクトをON/OFFする

    エフェクトON時はインジケーターが点灯します。

    OFFのエフェクトはインジケーターが消灯し、ディスプレイのエフェクトアイコンが薄く表示されます。

    HINT

    フットスイッチに特殊機能が割り当てられているエフェクトがあります(押している間のみエフェクトON など)。エフェクト調節画面で特殊機能を選択することができます。(→ フットスイッチの特殊機能について

エフェクトを変更する

パッチメモリーのエフェクトをお好みのエフェクトに変更します。

  1. エフェクトを変更したいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、変更したいエフェクトを選択する
  3. またはを押す

    エフェクトの一覧(LIBRARY画面)が表示されます。LIBRARY画面では選択しているエフェクトの音のみを確認することができます。

  4. を押して、エフェクトを選択する
    • :同じカテゴリ内の前/次のエフェクトを選択します。

    • :前/次のカテゴリを選択します。

    HINT

    を回すとエフェクト調節画面が表示され、選択中のエフェクトのパラメーターを調節することができます。(→エフェクトのパラメーターを調節する

  5. を押す

    選択したアンプまたはエフェクトに変更され、EFFECT画面に戻ります。

    NOTE
    • パッチメモリーで使用しているエフェクトがHandy Guitar Lab上で削除されているときは、削除されたエフェクトはと表示され無効になります。

    • AMP、PEDAL、Rhythm、Looperカテゴリのエフェクトは、1つのパッチメモリー中にそれぞれ1つだけ選択できます。

    • LIBRARY画面表示中は、選択中のエフェクト音のみが出力されます。パッチメモリー全体の音を確認する場合は、MEMORY画面EFFECT画面 を表示してください。

    HINT

    各エフェクトの説明はHandy Guitar Labで確認することができます。

エフェクトを追加するには

などの数字のアイコンの箇所にはエフェクトが割り当てられていません。手順2で数字のアイコンを選択し、手順3〜でエフェクトを選択することによってエフェクトを追加できます。

追加したエフェクトの位置は、「エフェクトの並び順を変更する 」で変更できます。

エフェクトを削除するには

手順2で削除したいエフェクトを選択し、手順4でなどの数字のアイコンを選択します。

パッチメモリーのエフェクト数について

G2 FOUR/G2X FOURでは6つのエフェクト+1ペダルエフェクトを自由に組み合わせることができますが、処理能力の限界を超えた場合には、“PROCESS OVERFLOW” と表示され、エフェクトがバイパス状態になります。この状態を解除するには、いずれかのエフェクトタイプを変更してください。

エフェクトのパラメーターを調節する

パッチメモリーで使用している各エフェクトの調節を行います。

  1. エフェクトのパラメーターを調節したいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、パラメーターを調節したいエフェクトを選択する
  3. を回す

    選択したエフェクトのパラメーター調節画面が表示されます。

  4. を回してエフェクトのパラメーターを調節する

    調節後しばらくすると、元の画面に戻ります。

    アンプなどの一部のエフェクトは、パラメーターが多いため設定画面を2ページ使用します。

    を押して、調節するパラメーターを表示します。

    HINT
    • TimeやRate などのエフェクトパラメーターで音符マークを選択すると、テンポに同期させることができます。(→テンポを変更する

    • 各エフェクトの説明はHandy Guitar Labで確認することができます。

    • エフェクトを変更/追加/削除するには(→エフェクトを変更する

フットスイッチの特殊機能について

フットスイッチを押している間のみエフェクトをON にするなど、フットスイッチに特殊機能が割り当てられているエフェクトがあります。特殊機能を選択するパラメーターは、ディスプレイ上に白黒反転表示されます。

エフェクトの並び順を変更する

パッチメモリーのエフェクトをお好みの並び順に変更します。

  1. エフェクトの並び順を変更したいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、並べ変えるエフェクトを選択する
  3. を長押しして、MENU画面を表示する
  4. を押して「MOVE」を選択し、「MOVE」に対応するフットスイッチ(このばあいは)を押す

    MOVE画面が表示されます。

  5. を押して、エフェクトをお好みの位置に移動する
  6. を押す

    並べ替えが確定し、EFFECT画面 に戻ります。

テンポを変更する

リズム、ルーパー、ディレイエフェクトや、一部のモジュレーションエフェクトで使用するテンポを調節することができます。

テンポはパッチメモリーごとに設定します。

  1. テンポを変更したいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、BPMモジュールを選択する
  3. 対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    フットスイッチを押した間隔でテンポを設定することができます。(タップテンポ)

    設定したテンポの間隔でインジケーターが点滅します。

    HINT
    • テンポは♩=40 ~ 250 の間で設定できます。

    • を回すとテンポ調節画面が表示され、テンポを設定することができます。

      設定したテンポはディスプレイに表示されます。

      設定後しばらくすると元の画面に戻ります。

パッチメモリーを管理する

パッチメモリーの名前を変更する

  1. 名前を変更したいパッチメモリーを表示させる(→パッチメモリーを切り替えて演奏する(MEMORY画面)
  2. を長押しして、MENU画面を表示する
  3. を押して「PATCH NAME」を選択し、「PATCH NAME」に対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    PATCH NAME画面が表示されます。

  4. を押して、カーソルを移動する
  5. を押して、文字を挿入する
    • を長押しすると、文字を連続して変更することができます。

    • を押すと、カーソルの前の文字を削除できます。

    • を長押しすると、すべての文字を削除できます。

  6. を押す

    名前を確定して、MEMORY画面に戻ります。

HINT

使用可能な文字/記号は次の通りです。

! % & ' + , - . = _ (space) A–Z, a–z, 0–9

パッチメモリーをコピー/保存する

オートセーブ機能がOFF のときは(初期設定はON)、エフェクト、アンプ調節や音量設定などの変更は自動で保存されません。その場合は手動で保存します。

パッチメモリーを他の場所に保存(コピー)することもできます。

HINT

オートセーブ機能について詳しくは、「オートセーブを設定する」を参照してください。

  1. を長押しして、MENU画面を表示する
  2. を押して「COPY」を選択し、「COPY」に対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    COPY画面が表示されます。

    オートセーブ機能(→オートセーブを設定する)がOFFのときは、「COPY」の変わりに「SAVE」が表示されますので、「SAVE」を選択してください。

  3. を押してコピーしたいパッチメモリーを選択し、を押す
  4. を押してコピー/保存先のパッチメモリーを選択し、を押す

    パッチメモリーがコピー/保存され、MEMORY画面 に戻ります。

    「Empty」と表示されているパッチメモリーは、空きのパッチメモリーです。

    HINT
    • 手順3または4でを押し「CANCEL」を選択してを押すと、コピー/保存をキャンセルしてMEMORY画面 に戻ります。

    • オートセーブ機能をOFF にした場合はパッチメモリーは自動で保存されません。オートセーブ機能をOFFのときにパッチメモリーの内容を変更すると、画面右上にが表示され保存されている設定から変わったことを示します。(→オートセーブを設定する

    • オートセーブ機能がOFFのときは、手順2で「COPY」の代わりに「SAVE」が表示されます。(→オートセーブを設定する

パッチメモリーを削除する

不要なパッチメモリーを削除します。

  1. を長押しして、MENU画面を表示する
  2. を押して「PATCH ERASE」を選択し、「PATCH ERASE」に対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    PATCH ERASE画面が表示されます。

  3. を押して、削除したいパッチメモリーを選択する

  4. を押して「ENTER」を選択し、を押す

    削除したパッチメモリーは空きとなり、「Empty」と表示されます。

    HINT

    手順4でを押し「CANCEL」を選択してを押すと、削除をキャンセルしてMEMORY画面 に戻ります。

パッチメモリーを作成する

パッチメモリーを新たに作成します。

  1. フットスイッチを長押しする

    NEW画面が表示されます。

  2. を押して作成先を選択し、を押す

    新しくパッチメモリーが作成され、EFFECT画面 が表示されます。

    エフェクトを変更する 」でエフェクトを割り当てて、パッチメモリーを編集します。

    NOTE

    パッチメモリーは300個保存することができます。空きがない場合はNEW画面が表示されません。不要なパッチメモリーを削除してから操作を行ってください。(→パッチメモリーを削除する

    HINT

    手順2でを押し「CANCEL」を選択してを押すと、作成をキャンセルしてMEMORY画面 に戻ります。

パッチメモリーの変更を元に戻す

パッチメモリーの変更を、パッチメモリー選択直後の状態または工場出荷状態に戻します。

  1. フットスイッチを長押しする

    REVERT画面が表示されます。

  2. を押して、どの状態にするか選択する
    設定説明
    PREVIOUSパッチメモリーを選択直後の状態に戻します。
    FACTORYパッチメモリーを工場出荷状態に戻します。
  3. を押す

    パッチメモリーを手順2で選択した状態に戻して、MEMORY画面 に戻ります。

    HINT

    手順2でを押し「CANCEL」を選択してを押すと、操作をキャンセルしてMEMORY画面 に戻ります。

チューナーを使用する

チューナーを有効にする

チューナーを有効にしてG2 FOUR/G2X FOURでギターをチューニングします。

  1. を長押しする

    チューナーが有効になりディスプレイにチューナー画面が表示されます。

  2. チューニングしたい弦を開放で弾き、ピッチを調整する
    • 最寄りの音名とピッチのズレが表示されます。

    • ピッチが合うと、左右のインジケーターが表示されます。

チューナーを終了するには

チューナー使用中にフットスイッチを押すと、チューナーを終了して元の画面が表示されます。

チューナーの設定を変更する

チューナーのや基準ピッチやタイプを変更したり、フラットチューニングの設定をすることができます。

出力方法を設定する

を回して出力方法を設定します。

設定説明
BYPASSエフェクトをバイパスしたギターの音を出力します。
MUTEギターの音を出力しません。
HINT

ギターアンプなどのEQや音量は、G2 FOUR/G2X FOURのエフェクトをバイパスすると調節しやすくなります。

チューナーの基準ピッチを変更する

を回して基準ピッチを変更します。

HINT

設定範囲は中央A=430 ~ 450 Hz です。

チューナータイプを選択する

を回してチューナータイプを選択します。

設定説明
CHROMATIC最寄りの音名(半音単位)を基準にしてズレを表示します。
その他のチューナータイプ選択したタイプに応じて最寄りの弦番号を表示し、本来合わせるべきピッチからどの程度ずれているかを表示します。選択できる種類は次の表の通りです。
表示解説弦番号/音名
7654321
GUITAR7弦ギターにも対応するギターの標準チューニングBEADGBE
OPEN A開放弦を鳴らすとAのコードになるオープンAチューニング-EAEAC#E
OPEN D開放弦を鳴らすとDのコードになるオープンDチューニング-DADF#AD
OPEN E開放弦を鳴らすとEのコードになるオープンEチューニング-EBEG#BE
OPEN G開放弦を鳴らすとG のコードになるオープンG チューニング-DGDGBD
DADGADタッピング奏法などでよく使われる変則チューニング-DADGAD

フラットチューニングを使用する

すべての弦を通常のチューニングよりも半音(♭× 1)、1 音(♭× 2)、1 音半(♭× 3)下げた状態にチューニングできます。

を回してフラットチューニングを設定します。

NOTE

チューナータイプが“CHROMATIC”のときは、フラットチューニングはできません。

ペダルを使用する

内蔵エクスプレッションペダル(G2X FOURのみ)または外部エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)(G2 FOURのみ)を操作して、パッチメモリーに選択されているペダルエフェクトのかかり方を変化させることができます。

ペダルエフェクトを設定する

  1. ペダルエフェクトを設定したいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、ペダルエフェクトを選択する
  3. を押してLIBRARY画面を表示し、を押してペダルエフェクトを選択する

    LIBRARY画面 表示中は、選択しているエフェクトの音のみを確認できます。

  4. を押す

    選択したペダルエフェクトに変更し、EFFECT画面 を表示します。

    NOTE

    1つのパッチメモリーの中で選択できるPEDALカテゴリのエフェクトは1つだけです。

  5. ペダルエフェクトが選択された状態で、を回してペダルエフェクトのパラメーターを調節する

    調節できるパラメーターは、ペダルエフェクトによって異なります。

  6. エクスプレッションペダルを操作する

    エフェクトのかかり方が変化します。

    手順5のエフェクト調節画面でが付いたパラメーターをペダルで調節できます。

ペダルを調節する(G2X FOURのみ)

内蔵のエクスプレッションペダルの感度を調節するため、ペダルのキャリブレーションを行います。

  1. を長押しして、MENU画面を表示する
  2. を押して「PEDAL」を選択し、「PEDAL」に対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    PEDAL CALIBRATION画面が表示されます。

  3. ペダルを踏んでいない状態(ペダルが一番上に上がっている状態)にしてを押す

  4. ペダルを最奥まで踏み込んだ状態にしてを押す
  5. を押す

    ペダルのキャリブレーションを完了し、MEMORY画面またはEFFECT画面が表示されます。

    HINT
    • 以下の場合には、ペダルの感度を調節します。

      • ペダルを踏んでもあまり効果がない。

      • 軽く踏んだだけなのに音量や音色が大きく変化してしまう。

    • “Error!” と表示された場合は、キャリブレーションを最初からやり直してください。

リズムを使用する

内蔵されたリズムに合わせて演奏することができます。

リズムエフェクトを設定する

G2 FOUR/G2X FOURでは、リズムはエフェクトの一つとして動作し、エフェクトのON/OFFで再生/停止を行います。

リズムの各種設定(リズムパターンの選択やテンポなど)は、EFFECT画面でリズムエフェクトを選択して行います。

リズムエフェクトはパッチメモリーごとに1つだけ設定できます。

  1. リズムエフェクトを設定したいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、リズムエフェクトを設定したいエフェクトを選択する
  3. またはを押してLIBRARY画面 を表示し、を押してリズムエフェクトを選択する

    リズムエフェクトは、LIBRARY画面一番右の列にあります。

  4. を押す

    EFFECT画面 を表示します。

  5. を回して、リズムエフェクトの設定を行う
    リズムパターン
    再生するリズムパターンを選択します。

    リズムパターンの種類は、「リズムパターン 」を参照してください。

    プリカウント
    ルーパーで録音を開始する前に、カウント音を再生するかしないかの設定をします。
    • OFF:プリカウントを再生しません。

    • ON:プリカウントを再生します。

    テンポ
    リズムのテンポを調節します。
    • 40 ~ 250の範囲で調節できます。

    • ここで調節したテンポは「テンポを変更する 」で調節するテンポと連動し、各エフェクトおよびルーパーと共有されます。

    音量
    リズムの音量を調節します。
    • 0 ~ 100の範囲で調節できます。

    HINT

    リズムの設定はリズムを再生しながら行うことができます。(→リズムを再生/停止する

リズムを再生/停止する

リズムを再生/停止します。

  1. を押して、リズムエフェクトをディスプレイに表示させる
  2. リズムエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    フットスイッチを押すたびに、再生/停止します。

    再生中はインジケーターが点灯します。

    HINT
    • リズムの再生中、を押してMEMORY画面 に切り替えてもリズムの再生を続けます。その場合、パッチメモリーを切り替えるとリズムが停止します。

    • を押してLIBRARY画面 に切り替えると、リズムは停止します。

リズムパターン

No.PatternNameTimSigNo.PatternNameTimSigNo.PatternNameTimSig
1GUIDE4/424R&B14/447JAZZ24/4
28BEATS14/425R&B24/448FUSION4/4
38BEATS24/42670S SOUL4/449SWING14/4
48BEATS34/42790S SOUL4/450SWING24/4
516BEATS14/428MOTOWN4/451BOSSA14/4
616BEATS24/429HIPHOP4/452BOSSA24/4
716BEATS34/430DISCO4/453SAMBA14/4
8ROCK14/431POP4/454SAMBA24/4
9ROCK24/432POPROCK4/455BREAKS14/4
10ROCK34/433INDIEPOP4/456BREAKS24/4
11ROCKABLY4/434EUROPOP4/457BREAKS34/4
12R'N'R4/435NEWWAVE4/45812/8 GRV12/8
13HARDROCK4/436ONEDROP4/459WALTZ3/4
14HEAVYMTL4/437STEPPERS4/460JZWALTZ13/4
15MTLCORE4/438ROCKERS4/461JZWALTZ23/4
16PUNK4/439SKA4/462CTWALTZ13/4
17FASTPUNK4/4402ND LINE4/463CTWALTZ23/4
18EMO4/441COUNTRY4/4645/4 GRV5/4
19TOMTOMBT4/442SHUFFLE14/465METRO33/4
20FUNK14/443SHUFFLE24/466METRO44/4
21FUNK24/444BLUES14/467METRO55/4
22FUNKROCK4/445BLUES24/468METRO
23JAZZFUNK4/446JAZZ14/4

ルーパーに合わせて演奏する

演奏したフレーズを録音して、最大でモノラル80秒のループフレーズを作ることができます。

ルーパーエフェクトを設定する

ルーパーの各種設定を行います。

G2 FOUR/G2X FOURでは、ルーパーはエフェクトの一つとして動作し、エフェクトのON/OFFで再生/停止を行います。

ルーパーの各種設定(フレーズの録音時間や音量など)は、EFFECT画面でルーパーエフェクトを選択して行います。

ルーパーエフェクトはパッチメモリーごとに1つだけ設定できます。

  1. ルーパーエフェクトを設定したいパッチメモリーのEFFECT画面 を表示させる
(→EFFECT画面を表示する
  2. を押して、ルーパーエフェクトを設定したいエフェクトを選択する

  3. またはを押してLIBRARY画面 を表示し、を押してルーパーエフェクトを選択する

    ルーパーエフェクトは、LIBRARY画面の右から2番目(アンプを使用時は一番右)の列にあり、「MONO LOOPER」、「STEREO LOOPER」のどちらかを選択できます。

    NOTE
    • モノラルルーパーの録音時間は1.5秒から80秒(UNDOがONの場合は40秒)です。

    • ステレオルーパーの録音時間は1.5秒から40秒(UNDOがONの場合は20秒)です。

  4. を押す

    EFFECT画面 を表示します。

  5. を回して、ルーパーエフェクトの設定を行う

    設定について詳しくは、各参照先をご覧ください。

    フレーズの録音時間
    フレーズの録音時間を設定します。(→録音時間を設定する
    UNDO機能の設定
    最後に重ねて録音したフレーズを取り消すUNDO機能のON/OFFを設定します。(→UNDO機能を設定する
    停止方法
    ループ再生の停止操作をしたときの停止方法を設定します。(→停止方法を設定する
    音量
    ルーパーの音量を調節します。(→音量を調節する

録音時間を設定する

フレーズの録音時間を設定します。

  1. ルーパーエフェクト設定画面(→ルーパーエフェクトを設定する)でを回す
    設定説明
    MANUAL手動で録音を停止するか、最大録音時間に達するまで録音します。
    ♩× 1 ~ 64四分音符1拍~ 64拍に設定します。実際に録音される時間はBPM(テンポ)の設定で決まります(→テンポを変更する

    録音時間(秒)=60÷BPM×拍数

    設定した録音時間が経過すると録音を停止してループ再生が開始されます。

    NOTE
    • 設定範囲はMANUAL、四分音符×1 ~四分音符×64 です。

    • ルーパーの録音時間はステレオでは1.5秒から40秒(UNDOがONの場合は20秒)、モノラルでは1.5秒から80秒(UNDOがONの場合は40秒)です。ステレオ/モノラルの切り替えについては「ルーパーエフェクトを設定する」を参照してください。

    • 録音範囲に収まらない場合、自動的に調節されます。

    • 録音時間を変更すると、録音データは消去されます。

UNDO機能を設定する

最後に重ねて録音したフレーズを取り消すUNDO機能のON/OFFを設定します。

  1. ルーパーエフェクト設定画面(→ルーパーエフェクトを設定する)でを回す
    設定説明
    ONUNDO機能が有効になります。
    OFFUNDO機能が無効になります。
    NOTE

    ルーパーの録音時間はステレオでは1.5秒から40秒(UNDOがONの場合は20秒)、モノラルでは1.5秒から80秒(UNDOがONの場合は40秒)です。ステレオ/モノラルの切り替えについては「ルーパーエフェクトを設定する」を参照してください。

停止方法を設定する

ループ再生の停止操作をしたときの停止方法を設定することができます。

  1. ルーパーエフェクト設定画面(→ルーパーエフェクトを設定する)でを回す
    設定説明
    INSTANT停止操作直後に停止します。
    FINISHループを最後まで再生してから停止します。
    FADE OUTループをフェードアウトしてから停止します。

音量を調節する

ルーパーの音量を調節します。

  1. ルーパーエフェクト設定画面(→ルーパーエフェクトを設定する)でを回す
    HINT

    0 ~ 100 の範囲で調節できます。

ルーパーのテンポについて

  • ルーパーのテンポはエフェクトやリズムと共有されています。

  • テンポは「テンポを変更する」で設定することができます。

  • 以下の場合に録音したループフレーズは、テンポを変更すると消去されます。

NOTE
  • リズムのプリカウント機能をONにすると、プリカウント後に録音が開始されます。(→リズムエフェクトを設定する

  • AUX IN端子から入力された音は録音されません。

HINT

リズム再生中(→リズムを使用する)はクオンタイズが有効になり、録音終了のタイミングが多少ずれても、自動的に補正され正確なタイミングでループ再生されます。

ルーパーの操作について

ルーパーの録音、再生などの操作は、EFFECT画面 でルーパーエフェクトを表示した状態で行います。

HINT
  • ルーパーの録音、再生中、を押してMEMORY画面 に切り替えても録音、再生を続けます。その場合、パッチメモリーを切り替えると録音、再生が停止し、録音データが消去されます。

  • を押してLIBRARY画面 に切り替えると、録音、再生を停止します。

フレーズを録音する

  1. フレーズ未録音状態で、ルーパーエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    録音を開始し、インジケーターが点灯します。

    インジケーターが点灯中のフットスイッチを2回押すと、録音をキャンセルします。

録音を停止してループ再生を開始する

  1. 録音中に、ルーパーエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    録音を停止し、ループ再生を開始します。

    NOTE
    • 最大録音時間に達すると、録音を停止してループ再生が開始されます。

    • 録音時間が「♩× 1 ~ 64」に設定されている場合は、設定した録音時間が経過すると録音を停止してループ再生が開始されます。(→録音時間を設定する

再生を停止する

  1. 再生中に、ルーパーエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を2回押す

    再生を停止し、インジケーターが消灯します。

録音したフレーズのループ再生を開始する

  1. 停止中に、ルーパーエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    再生を開始し、インジケーターが点灯します。

録音したフレーズに、別の演奏を重ねて録音する(オーバーダビング)

  1. 再生中に、ルーパーエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を押す

    オーバーダビングを開始します。

    • フレーズを最後まで再生した後は、フレーズの先頭に戻ってループ再生し、オーバーダビングを繰り返します。

    • オーバーダビング中にインジケーターが点灯しているフットスイッチを押すとオーバーダビングが終了し、フレーズの再生に戻ります。

最後に重ねて録音したフレーズを取り消す(UNDO機能)

UNDO機能がONに設定されているときは、UNDO機能を使うことができます。(→UNDO機能を設定する

  1. 再生中に、ルーパーエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を長押しする

フレーズを消去する

  1. 停止中に、ルーパーエフェクトに対応するフットスイッチ(この場合は)を長押しする

    録音したフレーズが消去されます。

オーディオインターフェース機能を使用する

G2 FOUR/G2X FOURは2in2out のオーディオインターフェースとして動作します。

G2 FOUR/G2X FOURからは、エフェクト処理後の2チャンネルのオーディオ信号をパソコンやスマートフォンに送ります。

パソコンやスマートフォンからは、エフェクト処理後の位置に2チャンネルのオーディオ信号を入力します。

入出力の位置については信号の流れを参照してください。

ドライバをインストールする

Windows

  1. zoomcorp.com からパソコンに「G2 FOUR Series Driver」をダウンロードする
    NOTE

    最新の「G2 FOUR Series Driver」は上記WEB サイトからダウンロードできます。

  2. インストーラーを起動して、ドライバをインストールする指示に従って「G2 FOUR Series Driver」をインストールします
    NOTE

    詳細なインストール手順については、ドライバパッケージに同封されている「InstallationGuide」を参照してください。

Macまたはスマートフォン/タブレット

Macまたはスマートフォン/タブレットで使用する場合、ドライバは必要ありません。

パソコンまたはスマートフォン/タブレットと接続する

  1. G2 FOUR/G2X FOURとパソコンまたはスマートフォン/タブレットをUSB ケーブルで接続する
    スマートフォン/タブレット(Android)
    スマートフォン/タブレット(iOS/iPadOS)
    パソコン(Windows/Mac)
    NOTE
    • データ転送に対応したUSB(Type-C)のUSBケーブルをご使用ください。

    • Lightningコネクタを搭載したiOS/iPadOSデバイスと接続するには、Lightning - USB 3カメラアダプタが必要です。

  2. を“ON” にする

    G2 FOUR/G2X FOURが起動し、スマートフォン/タブレットに接続されます。

    パソコンの場合は、手順3 に進んでください。

  3. パソコンの場合は、サウンドデバイスにG2 FOUR/G2X FOURを設定する

スマートフォン/タブレットからG2 FOUR/G2X FOURを操作する

iOS/iPadOS/Androidアプリケーション「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」を使って、スマートフォン/タブレットからG2 FOUR/G2X FOURを操作できます。

NOTE

あらかじめ専用アプリ「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」をスマートフォン/タブレットにインストールしておく必要があります。 専用アプリ「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」は App StoreまたはGoogle Playからダウンロードできます。 アプリでの設定や操作の方法については、専用アプリ「Handy Guitar Lab for G2 FOUR」の取扱説明書を参照してください。

  1. G2 FOUR/G2X FOURとスマートフォン/タブレットをUSB ケーブルで接続する
    スマートフォン/タブレット(Android)
    スマートフォン/タブレット(iOS/iPadOS)
    NOTE
    • データ転送に対応したUSB(Type-C)のUSBケーブルをご使用ください。

    • Lightningコネクタを搭載したiOS/iPadOSデバイスと接続するには、Lightning - USB 3カメラアダプタが必要です。

  2. を“ON” にする
  3. スマートフォン/タブレット上で、Handy Guitar Lab for G2 FOURを起動する

本体の設定をする

接続先を設定する

G2 FOUR/G2X FOURを接続する出力機器を選択します。

操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。

  1. MENU画面で「OUTPUT」を選択する
  2. を押して、接続先を選択する
    設定説明
    AMPギターアンプに適したサウンドになります。
    LINEヘッドフォンやモニタースピーカーに適したサウンドになります。
  3. を押す

    設定を確定して、MEMORY画面またはEFFECT画面に戻ります。

オートセーブを設定する

オートセーブ機能をON にすると、パッチメモリーの内容を変更したときに自動で保存することができます。

操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。

  1. MENU画面で「AUTO SAVE」を選択する
  2. を押して、ON/OFF を切り替える
    設定説明
    ONオートセーブ機能をON にします。
    OFFオートセーブ機能をOFF にします。
  3. を押す

    設定を確定して、MEMORY画面またはEFFECT画面に戻ります。

    HINT

    オートセーブ機能をOFF にした場合はパッチメモリーは自動で保存されません。

    パッチメモリーの内容を変更すると、MEMORY画面右上にが表示され、保存されている設定から変わったことを示します。必要に応じて保存してください。(→ パッチメモリーをコピー/保存する

ECO モードを設定する

操作をやめてから10 時間経過すると自動的に電源が切れるように設定します。

操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。

  1. MENU画面で「ECO」を選択する
  2. を押して、ON/OFFを切り替える
    設定説明
    ON操作をやめてから10 時間経過すると自動的に電源が切れます。
    OFFECOモードを無効にします。
  3. を押す

    設定を確定して、MEMORY画面またはEFFECT画面に戻ります。

起動時の設定を変更する

G2 FOUR/G2X FOURの起動時に接続する出力機器を選択するOUTPUT画面が表示されますが、起動ごとのOUTPUT設定を表示させないようにすることができます。

操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。

  1. MENU画面で「START-UP」を選択する
  2. を押して、YES/NOを切り替える
    設定説明
    YES起動時にOUTPUT画面を表示します。
    NO起動時にOUTPUT画面を表示しません。
  3. を押す

    設定を確定して、MEMORY画面またはEFFECT画面に戻ります。

ディスプレイのコントラストを調節する

ディスプレイのコントラストを調節します。

操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。

  1. MENU画面で「LCD」を選択する
  2. を押して、ディスプレイのコントラストを調節する

    設定値はディスプレイに表示されます。

  3. を押す

    設定を確定して、MEMORY画面またはEFFECT画面に戻ります。

ファームウェアを管理する

ファームウェアのバージョンを確認する

G2 FOUR/G2X FOURのファームウェアのバージョンを確認することができます。

操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。

  1. MENU画面で「VERSION」を選択する
  2. VERSION画面でバージョンを確認する

    ファームウェアやプリセットのバージョンが表示されます。

    G2 FOUR/G2X FOURのファームウェアバージョン
    プリセットのバージョン
    BOOTのバージョン

アップデートする

G2 FOUR/G2X FOURのファームウェアを、最新のものにアップデートできます。

最新のファームウェアはZOOM のWeb サイト(zoomcorp.com)からダウンロードできます。

工場出荷時の設定に戻す

工場出荷時の状態に戻すことができます。

操作について詳しくは、「MENU画面の操作」を参照してください。

  1. MENU画面で「ALL INIT」を選択する
  2. を押して、「YES」を選択する
  3. を押す

    初期化が実行され工場出荷時の設定に書き換えられます。

    NOTE

    初期化を実行すると、パッチメモリーを含むすべての設定が工場出荷時の設定に書き換えられます。この操作は慎重に行ってください。

    HINT

    初期化をキャンセルするには 、手順2で「NO」を選択します。

付録

故障かな?と思う前に

電源が入らない

音が出ない、非常に小さい

ノイズが多い

  • シールドケーブルが正常であることを確認する。

  • ZOOM純正のACアダプターを使用する。(→ 接続する

エフェクトが選択できない

  • エフェクトの処理量が制限を超えている場合、ディスプレイに“PROCESS OVERFLOW” と表示される。“PROCESS OVERFLOW” と表示されたエフェクトはバイパス状態になる。(→パッチメモリーのエフェクト数について

エクスプレッションペダルがうまく動作しない

仕 様

同時使用エフェクト数6 EFFECTS+PEDAL
パッチメモリーユーザーエリア300
サンプリング周波数44.1 kHz
A/D 変換24-bit 128倍オーバーサンプリング
D/A 変換24-bit 128倍オーバーサンプリング
信号処理32-bit
周波数特性20 Hz 〜 20 kHz ( + 0.5 dB - 0.5 dB)(10 kΩ負荷時)
ディスプレイドットマトリクスLCD(256 x 128 dot)
入力INPUT標準モノラルフォーンジャック

定格入力レベル:–20 dBu

入力インピーダンス(ライン):470 kΩ

AUX INステレオミニジャック

定格入力レベル:–10 dBu

入力インピーダンス(ライン):10 kΩ

出力L/R標準モノラルフォーンジャック

最大出力レベル:+9.3 dBu(出力負荷インピーダンス10 kΩ以上時)

PHONESステレオミニジャック

最大出力電力:20 mW + 20 mW(負荷 32 Ω時)

入力S/N122 dB
ノイズフロアー(残留ノイズ)L/R–99.3 dBu
PHONES–99.3 dBu
コントロール入力FP02M 入力(G2 FOURのみ)
電源ACアダプター DC9 V センターマイナス、500 mA(ZOOM AD-16)
USB端子:USB2.0 Type-C/対応ケーブル:Type-C ケーブル

Handy Guitar Lab:USB1.1 Full Speed

オーディオインターフェース:USB2.0 Full Speed、
44.1 kHz、32-bit、2in 2out

※データ転送に対応したUSB ケーブルを使用してください。USB バスパワー動作対応。

外形寸法G2 FOUR145 mm (D) x 184 mm (W) x 71 mm (H)
G2X FOUR150 mm (D) x 274 mm (W) x 71 mm (H)
質量G2 FOUR707 g
G2X FOUR951 g

※ 0 dBu = 0.775 V

〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4-4-3
Z2I-4645-02