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オペレーションマニュアルについて
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用語について
パッチメモリー
使用エフェクト、アンプ、エフェクトのON/OFF やパラメーターの設定値を記録したものを“ パッチメモリー”と呼び、簡単に呼び出すことができます。エフェクトの呼び出しや保存はパッチメモリー単位で行います。1 つのパッチメモリーには最大6 エフェクトが登録でき、240 個まで保存できます。
バンク
パッチメモリーを4 個単位でひとまとめにしたものを“ バンク” と呼び、バンクを切り替えることでパッチメモリーを素早く呼び出せます。バンクは60 個まで保存できます。
エフェクトタイプ
エフェクトタイプには各種ベースエフェクトや、アンプ/キャビネットのシミュレーションモデルが用意されています。パッチメモリーに登録するエフェクトは、エフェクトタイプの中から選択できます。
カテゴリ
エフェクトは種類ごとにカテゴリ分けされています。
オートセーブ
パッチメモリーやエフェクトの設定変更を自動的に保存する機能です。
ECO モード
操作をやめてから10 時間経過したときに電源を自動的にオフする機能です。
ルーパー
フレーズを録音して最大でステレオ45 秒のフレーズを録音し、繰り返し再生することができます。
SD カードを使用すると録音時間の拡張やフレーズの保存ができ、お手持ちのオーディオファイルをフレーズとして使用することもできます。
プリセレクト
選択しているパッチメモリーの音色を保持したまま、離れた番号のパッチメモリーに切り替えることができる機能です。
B6 の構成
信号の流れ
- INPUT
- 2台のベースを接続でき、スイッチで切り替えて使用できます。(→INPUT SELECTを切り替える)
- エフェクトボード
- 入力されたベースの音は、エフェクト、アンプ、スピーカーキャビネットを順に経由します。(→エフェクトを調節する)
- パッチレベル
- パッチメモリーのレベルを調節します。(→パッチメモリーの音量を設定する)
- DIモデリング
- 真空管タイプやソリッドステートタイプの特性を再現したDIのタイプを選択できます。(→DI TYPEを切り替える)
- OUTPUT VOL
- 各チャンネルごとに音量を調節します。パッチメモリーを切り替えても設定は保持されます。(→OUTPUT EQ 、音量を調節する)
- ルーパー
- 録音したフレーズをループ再生できます。ルーパーの配置はPRE とPOST から選択することができます。(→ルーパーに合わせて演奏する)
- リズム
- 内蔵のリズムパターンでドラム音源を再生することができます。(→リズムを使用する)
- SEND IN/OUT
- 外部エフェクターを使用できます。(→センド/リターンを使用する)
- チューナー
- 接続したベースのチューニングを行います。(→チューナーを使用する)
- OUTPUT EQ/PHASE INVERT
- 各チャンネルごとに音質を調節したり、位相を反転させます。パッチメモリーを切り替えても設定は保持されます(→OUTPUT EQ 、音量を調節する)
- マスターボリューム
- 全体の音量を調節します。パッチメモリーを切り替えても設定は保持されます。(→マスターレベルを調節する)
- XLR OUT
- OUTPUT-BALANCED端子からバランス出力します。PAミキサーなどを接続します。
- USB AUDIO
- オーディオインターフェース機能でパソコンと音声データのやり取りができます。(→オーディオインターフェース機能を使用する)
- AUX IN
- スマートフォン、携帯音楽プレーヤーなどの音声を再生することができます。
- AMP/LINE [PHONES]
- アンプまたはヘッドフォンを接続します。
INPUT SELECTについて
エレキベースとアップライトベースなど2本のベースをB6に接続して、切り替えて使うことができます。
入力端子にはインピーダンス選択スイッチを装備していますので、接続するベースに合った入力が可能です。
DIセクションについて
B6は真空管タイプやソリッドステートタイプのDI特性を再現したDIセクションを搭載し、お好みに応じて4タイプから選択できます。
DIのタイプは専用スイッチで簡単に選択できます。
DIはDirect Injection Boxの略で、エレキベースから出力されるハイインピーダンス信号をローインピーダンスに変換する機器です。接続するとベースから出力された信号を効率よくPAシステムなどに送ることができ、ライブやレコーディングで使用するときにノイズを拾いにくくなります。
また、DIはそれぞれ色々な特性を持っており、音色にも影響します。B6は代表的な4タイプのDIを搭載していますので、プレイスタイルや好みに合わせたDIを選択することができます。
BYPASSについて
メモリーの概念 ( パッチメモリー/バンク )
パッチメモリー
使用エフェクト、並び順、各エフェクトのON/OFF やパラメーターの設定値を記録したものです。エフェクトの呼び出しや保存はパッチメモリー単位で行い、240 個のパッチメモリーを記録することができます。
バンク
パッチメモリーを4 個単位でひとまとめにしたものです。60 個のバンクを記録することができます。
PLAY MODEについて
B6 には4 つのPLAY MODE があり、PLAY MODE 選択セクション( → 各部の役割)でワンタッチで選択できます。
目的に応じて使い分けながら演奏します。
PLAY MODE | 説明 |
---|---|
タッチスクリーンにルーパー画面を表示し、フットスイッチでルーパーを操作できます。 | |
タッチスクリーンにバンクとバンク内のパッチメモリーを表示し、フットスイッチでパッチメモリーを選択できます。 | |
タッチスクリーンにパッチメモリー名を大きく表示し、フットスイッチでバンク、パッチメモリーを選択できます。 | |
タッチスクリーンにパッチメモリーで使用しているエフェクトを表示し、フットスイッチで各エフェクトをON/OFF できます。 |
タッチスクリーンの操作について
B6 は操作や設定をタッチスクリーンで行うことができます。
ここではタッチスクリーンの操作のしかたについて説明します。
タッチスクリーンに表示される画面について
PLAY MODE画面
電源投入時や、PLAY MODE 選択セクション( → 各部の役割)でPLAY MODE を選択したときに表示されます。
メニュー画面
B6 の全ての機能はメニュー画面でアイコンで配置され、タッチすることにより簡単に各機能にアクセスすることができます。
メニュー画面を表示するには
PLAY MODE 画面表示中
ツールバーを下方向へスワイプします。
各設定画面表示中
を繰り返しタッチします。
メニュー画面の操作
- 選択中のバンク
- 選択中のパッチメモリー
- メニュー画面は4ページあり、現在表示されている画面の位置を示しています。
アイコンをタッチして設定/調節したい機能を選択します。
前/次のページを表示します。
- 前のページを表示
- 左端から右にスワイプ
- 次のページを表示
- 右端から左にスワイプ
メニュー画面下部のバーを上方向にスワイプするとPLAY MODE画面に戻ります。
メニュー画面表示中も選択中のPLAY MODE は有効で、フットスイッチで操作をすることができます。
メニュー画面のアイコンは、ドラッグ(タッチしたまま左右/上下に移動)して並び替えることができます。
各機能画面の操作
タッチやドラッグで操作を行います。
項目選択:タッチ
移動/調節:ドラッグ(タッチしたまま左右/上下に移動)
一つ前の画面に戻るには
タッチスクリーン左上に が表示されているときは、タッチすると一つ前の画面戻ることができます。
リスト項目をスクロールするには
リスト項目が多くタッチスクリーン内に項目が収まりきらないときは、右端にスクロールバーが表示されます。
タッチスクリーンを上または下にドラッグすると、表示をスクロールすることができます。
- スクロールバー
各部の役割
フロントパネル
- PLAY MODE 選択セクション
- B6 のPLAY MODE を選択します( 選択したモードが点灯します)。
PLAY MODE について詳しくは、PLAY MODEについてをご覧ください。
- パラメーターノブ
- エフェクトのパラメーター調節、各種設定を行います。
- タッチスクリーン
- パッチメモリーやバンクの選択、設定、B6 本体の設定などをタッチ操作で行えます。
操作のしかたについて詳しくは、タッチスクリーンの操作についてをご覧ください。
- タップスイッチ
- タップテンポの調節ができます。
長押しすると、チューナーを使用できます。
- 入力選択スイッチ
- 入力を選択します(選択中の入力が点灯します)。
- DIタイプスイッチ
- DIのタイプを選択します(選択中のタイプが点灯します)。
- フットスイッチ/フットスイッチ機能表示
- パッチメモリーやバンクの選択、エフェクトのON/OFF、ルーパーの操作ができます。
フットスイッチで操作可能な機能が点灯します。
- バイパススイッチ
- バイパスのON/OFF、バイパスのしかたを選択します(選択中の設定が点灯します)。
リアパネル
- 出力端子部
- GROUND LIFTスイッチ:OUTPUT-BALANCED端子のグランドへの接続/解除を切り替えます。
CONNECT():グランドピンがグランドに接地します。
LIFT():グランドピンがグランドから切り離されます。グランドループによるノイズが発生したときに有効です。
OUTPUT-BALANCED端子:PAシステムに接続します。
AMP/LINE [PHONES]端子:ベースアンプ、モニタースピーカー、ヘッドフォンを接続します。
- 入力端子部
- INPUT1、2端子:ベースを接続します。
インピーダンス選択スイッチ1、2:接続するベースに合わせてインピーダンスを切り替えます。
- EXTERNAL LOOP 端子
- 外部エフェクターを接続します。
SEND 端子:外部エフェクターの入力端子と接続します。
RETURN 端子:外部エフェクターの出力端子と接続します
- SD カードスロット
- SDカードをセットすると、以下のことができます。
ループフレーズの録音時間の拡張/保存
インパルス・レスポンスデータの読み込み
B6をカードリーダーとして使用
ファームウェアアップデート
SD/SDHC/SDXC 規格対応カードに対応しています。
SD カードはB6 で初期化してご使用ください。(→ SD カードを初期化する)
- 電源スイッチ
- 電源をON/OFF します。
- DC9V AC アダプター端子
- 専用のAC アダプター(ZOOM AD-16)を接続します。
- マスターノブ
- B6 の音量を調節します。
- AUX IN 端子
- 携帯音楽プレーヤーなどを接続します。
- コントロール入力端子
- エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)を接続して、ペダルエフェクトの調節をします。
- REMOTE 端子
- 専用無線アダプター(ZOOM BTA-1 など)を接続します。
iOS/iPadOSアプリケーション「Handy Guitar Lab for B6」を使って、iPhone/iPadからワイヤレスでB6を操作できます。
- USB(Micro-B)端子
- パソコンを接続すると、以下のことができます。
B6をオーディオインターフェースとして使用
Guitar Labを使ってB6を操作
B6をカードリーダーとして使用
メニュー画面
メニュー画面に表示されるアイコンの機能一覧です。
アイコン | 説明 | アイコン | 説明 |
---|---|---|---|
エフェクトのパラメーターを調節します。(→ エフェクトを調節する) | パッチメモリーのエフェクトを並び替えます。(→ エフェクトの並び順を変更する) | ||
パッチメモリーにエフェクトを追加します。(→ エフェクトを追加する) | パッチメモリーからエフェクトを削除します。(→ エフェクトを削除する) | ||
パッチメモリーのエフェクト/アンプを変更します。(→ エフェクトを変更する) | パッチメモリーを作成します。(→ パッチメモリーを作成する) | ||
パッチメモリー名やパッチレベルの設定を行います。(→ パッチメモリーの音量を設定する、パッチメモリーの名前を変更する) | パッチメモリーの全ての設定を行います。(→ 全ての設定を一つの画面で行う) | ||
リズムを使用します。(→ リズムを使用する) | センド/リターンの設定を行います。(→ センド/リターンを使用する) | ||
インパルス・レスポンス(IR)を使用します。(→ インパルス・レスポンス(IR)を使用する) | インパルス・レスポンス(IR)データを読み込みます。(→ インパルス・レスポンス(IR)データを読み込む) | ||
バンクを作成します。(→ バンクを作成する) | バンクの並び順を変更します。(→ バンクの並び順を変更する) | ||
パッチメモリーの並び順を変更します。(→ パッチメモリーの並び順を変更する) | バンクを削除します。(→ バンクを削除する) | ||
パッチメモリーを削除します。(→ パッチメモリーを削除する) | パッチメモリーを保存します。(→ パッチメモリーを保存する) | ||
システム設定の変更や確認、SD カードの管理を行います。(→ ファームウェアのバージョンを確認する、SD カードを管理する) | エフェクトやリズム、ルーパーで使用するテンポを設定します。(→ マスターテンポを調節する) | ||
USB オーディオの設定を行います。(→ オーディオインターフェースの設定をする) | オートセーブ機能のON/OFF を切り換えます。(→ オートセーブを設定する) | ||
タッチスクリーンの明るさを調節したり、ECO モードのON/OFF を切り換えます。(→ タッチスクリーンの明るさを調節する、ECO モードを設定する) | チューナーの詳細設定を行います。(→ チューナーの設定を変更する) | ||
チューナーを使用します。(→ チューナーを使用する) | 各入力チャンネルごとに出力音の音質等を設定します。(→ OUTPUT EQ 、音量を調節する) | ||
プリセレクト機能のON/OFFを切り替えます。(→ プリセレクト機能を使う) | タッチスクリーンにパッチメモリー名を大きく表示してパッチメモリーを選択します。(→ バンクとパッチメモリーを切り替えて演奏する) | ||
タッチスクリーンにパッチメモリーで使用しているエフェクトを表示します。(→ エフェクトのON/OFF を切り替えて演奏する) | バンク内の4つのパッチメモリーをフットスイッチで選択できます。(→ 1 つのバンクの中でパッチメモリーを切り替えて演奏する) | ||
ルーパーを使用します。(→ ルーパーに合わせて演奏する) |
メニュー画面のアイコンは、ドラッグ(タッチしたまま左右/上下に移動)して並び替えることができます。
接続する
- ベース
- INPUT1またはINPUT 2端子に接続します。接続するベースに合わせてインピーダンス選択スイッチでインピーダンスを切り替えてください。
:一般的なエレクトリックベースを使用する場合
:ピエゾピックアップを搭載したアコースティックベースを使用する場合
- 携帯音楽プレーヤーなど
- 音量は接続機器側で行います。
- SDカード
- ループフレーズの録音時間を拡張したり、ループフレーズを保存することができます。
また、IRデータを取り込んだり、ファームウェアアップデートを行うこともできます。
- 専用無線アダプター(ZOOM BTA-1など)
- iOS/iPadOSアプリケーションHandy Guitar Lab for B6を使って、ワイヤレスでB6を操作できます。
- ACアダプター(ZOOM AD-16)
- PAミキサーなど
- でOUTPUT-BALANCED端子のグランドへの接続/解除を切り替えることができます。
CONNECT():グランドピンがグランドに接地します。
LIFT():グランドピンがグランドから切り離されます。グランドループによるノイズが発生したときに有効です。
- ベースアンプ
- ヘッドフォン
- パワードモニター
- 外部エフェクター
- SEND端子をエフェクターの入力端子、RETURN端子をエフェクターの出力端子に接続します。
- エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)
- ペダルでエフェクトの調節ができます。
- パソコン(Mac/Windows)
- MicroUSBケーブルで接続します。
B6をオーディオインターフェースとして使用したり、Guitar Labを使用できます。
パソコン用アプリケーション「Guitar Lab」を使用すると、パッチメモリー管理やエフェクトの編集・追加が可能です。「Guitar Lab」はZOOM のWEB サイト(zoomcorp.com )からダウンロードできます。
iOS/iPadOS アプリケーション「Handy Guitar Lab for B6」を使用すると、B6 のリモートコントロールが可能です。「Handy Guitar Lab for B6」はApp Store からダウンロードできます。
SD カードをセットする
B6 にSD カードをセットすると、以下のことができます。
ループフレーズの録音時間を拡張したり、ループフレーズを保存できます。
お手持ちのインパルス・レスポンスデータやサードパーティ製インパルス・レスポンスデータを読み込んで使用できます。
B6 をカードリーダーとして使用できます。
ファームウェアアップデートを行えます。
電源をON/OFF する
電源を入れる
電源を切る
INPUT SELECTを切り替える
エレキベースとアップライトベースなど2本のベースをB6に接続して、切り替えて使うことができます。
ベースをINPUT 1、INPUT 2端子に接続し、インピーダンス選択スイッチを接続したベースに合わせてください。(→ 接続する)
DI TYPEを切り替える
B6は真空管タイプとソリッドステートタイプのDI特性を再現したDIセクションを搭載しており、4種類から選択できます。
DIセクションはOUTPUT-BALANCED端子とAMP/LINE[PHONES]端子の両方の出力に有効です。
BYPASSを切り替える
B6のエフェクト部をバイパスすることができます。また、DIセクションを含むすべてをバイパスすることもできます。
マスターレベルを調節する
B6 から出力する音量を調節します。
設定範囲は-∞~+ 6 dB です。
ノブ中央で0 dB 設定となります。
OUTPUT EQ 、音量を調節する
B6 の出力音の音量、音質をチャンネルごとに調節できます。
本設定はAMP/LINE[PHONES]端子の出力に有効ですが、「VOL」設定はOUTPUT-BALANCED端子の出力にも有効です。
エフェクトのON/OFF を切り替えて演奏する
EFFECT BOARD モードではパッチメモリーで使用しているエフェクト/アンプがタッチスクリーンに表示され、フットスイッチでお好みのエフェクトをON/OFF することができます。
バンクとパッチメモリーを切り替えて演奏する
タッチスクリーンにバンクとパッチメモリー名を大きく表示して、バンクやパッチメモリーを選択できます。
プリセレクト機能を使う
BANK/PATCHモードではプリセレクト機能が使用できます。
プリセレクト機能をON にすると、バンクやパッチメモリーを切り替えたときに変更をスタンバイ状態とし、を押したときにパッチメモリーの変更が確定します。
離れたパッチメモリーを直接選択することができ、ライブ演奏時に便利です。
プリセレクト機能をON/OFFする
プリセレクト機能をON/OFFできます。
プリセレクト機能をONにしたときのパッチメモリーの選択のしかた
1 つのバンクの中でパッチメモリーを切り替えて演奏する
タッチスクリーンにバンクを表示して、バンク内の4 つのパッチメモリーをワンタッチで選択できます。
ルーパーに合わせて演奏する
演奏したフレーズを録音して、最大でステレオ45 秒のループフレーズを作ることができます。
ルーパーの操作について
フレーズを録音する
フレーズ未録音状態(「READY」表示中)でを押す、またはをタッチします。
録音中にを押すと、録音を停止します。
録音を停止してループ再生を開始する
録音中にを押す、またはをタッチします。
最大録音時間に達すると、録音を停止してループ再生が開始されます。
録音時間が「♩× 1 ~ 64」に設定されている場合は、設定した録音時間が経過すると録音を停止してループ再生が開始されます。(→ 録音時間を設定する)
再生を停止する
再生中にを押す、またはをタッチします。
録音したフレーズのループ再生を開始する
停止中にを押す、またはをタッチします。
録音したフレーズに、別の演奏を重ねて録音する(オーバーダビング)
再生中にを押す、またはをタッチします。
フレーズを最後まで再生した後は、フレーズの先頭に戻ってループ再生し、オーバーダビングを繰り返します。
オーバーダビング中にを押すとオーバーダビングが終了し、フレーズの再生に戻ります。
最後に重ねて録音したフレーズを取り消す(UNDO機能)
を押す、またはをタッチします。
取り消したフレーズを復活させる(REDO 機能)
を押す、またはをタッチします。
フレーズを消去する
を押す、またはをタッチします。
録音したフレーズが消去されます。
ルーパーを設定する
ルーパーの各種設定を行います。
録音時間を設定する
フレーズの録音時間を設定します。
音量を調節する
ルーパーの音量を調節します。
ステレオ/モノラルを設定する
録音するフレーズをステレオまたはモノラルに切り替えることができます。
停止方法を設定する
ループ再生の停止操作をしたときの停止方法を設定することができます。
ルーパーの位置を変更する
ルーパーの位置を変更することができます。
SD カードを使う
B6 にSD カードをセットすると、フレーズの録音時間を拡張したり、作成したフレーズを保存できます。また、お手持ちのオーディオファイルを読み込んで、フレーズとして使用することもできます。
フレーズを作成してSD カードに保存する
SD カードに保存したフレーズを選択する
エフェクトを調節する
オートセーブ機能をON にすると、パッチメモリーの変更内容は自動的に保存されます(初期設定はON です)。(→ オートセーブを設定する)
オートセーブ機能をOFF にした場合はパッチメモリーは自動で保存されません。パッチメモリーの内容を変更すると、タッチスクリーン右上にが表示され保存されている設定から変わったことを示します。
をタッチするとパッチメモリーを保存する画面が表示されますので、必要に応じて保存してください。
(→ パッチメモリーを保存する)
エフェクトをON/OFF する
パッチメモリーのエフェクトを個別にON/OFF します。
エフェクトを変更する
パッチメモリーのエフェクトをお好みのエフェクトに変更します。
パッチメモリーのエフェクト数について
B6 では6 個のエフェクトを自由に組み合わせることができますが、処理状況が100% を超えないようアンプまたはエフェクトタイプを選んでください。
処理状況はカテゴリまたはエフェクトを選択する画面で確認できます。
処理状況が100% を超えてしまうエフェクトを選択すると、以下の表示が出てエフェクトが選択できず元の画面に戻ります。
この場合は、いずれかのアンプまたはエフェクトを変更/削除し、処理状況が100% を超えないようにしてください。
エフェクトを調節する
パッチメモリーで使用している各エフェクトの調節を行います。
ラージエフェクトについて
EFFECT BOARD モード時やエフェクト調節画面で大きく表示されているエフェクトはラージエフェクトと呼び、エフェクト2 つ分消費します。
ラージエフェクトはパラメーターが多いため設定画面を2 ページ使用します。画面下部のまたはをタッチして画面ページを選択します。
- 次の画面を表示
- 前の画面を表示
フットスイッチの特殊機能について
フットスイッチを押している間のみエフェクトをON にするなど、フットスイッチに特殊機能が割り当てられているエフェクトがあります。特殊機能を選択するパラメーターは、タッチスクリーン上に白黒反転表示されます。
エフェクトの並び順を変更する
パッチメモリーのエフェクトをお好みの並び順に変更します。
エフェクトを追加する
パッチメモリーにお好みのエフェクトを追加します。
B6 では6 個のエフェクトを自由に組み合わせることができます。(→ パッチメモリーのエフェクト数について)
エフェクトを削除する
パッチメモリーから不要なエフェクトを削除します。
全ての設定を一つの画面で行う
パッチメモリーの編集操作を一つの画面で行うことができます。
- 編集操作を行いたいパッチメモリーを選択する
- メニュー画面でをタッチする
- パッチメモリーの編集を行う
アンプ/エフェクトをON/OFFする
ON/OFF するアンプまたはエフェクト上のインジケーターをタッチします。
赤点灯がON、消灯がOFF です。
アンプ/エフェクトを変更する
「CHANGE EFFECTS」をタッチします。
変更したいアンプまたはエフェクトをタッチすると、タッチしたアンプまたはエフェクトがリストに表示されますので、エフェクトを変更するの操作にしたがってアンプ/エフェクトを変更します。
エフェクトの並び順を変更する
エフェクトタイプのアイコンをドラッグしてお好みの位置に移動させます。
エフェクトを追加する
「ADD EFFECTS」をタッチします。
が表示されますので、エフェクトを追加するの操作にしたがってエフェクトを追加します。
エフェクトを削除する
「DELETE EFFECTS」をタッチします。
削除したいエフェクトのをタッチすると、パッチメモリーからエフェクトが削除されます。
エフェクトを調節する
調節したいエフェクトをタッチします。
エフェクト調節画面が表示されますので、エフェクトを調節するの操作にしたがってエフェクトを調節します。
パッチメモリーの名前を変更する
をタッチします。
キーボードをタッチしてパッチメモリー名を入力します。(→ パッチメモリーの名前を変更する )
パッチメモリーの音量を設定する
「PATCH SETTINGS」をタッチします。
LEVEL つまみをドラッグしてパッチメモリーの音量を調節します。(→ パッチメモリーの音量を設定する)
パッチメモリーの音量を設定する
パッチメモリーごとに音量を設定することができます。
パッチメモリーの名前を変更する
パッチメモリーの名前を変更することができます。
マスターテンポを調節する
リズム、ルーパー、ディレイエフェクトや一部のモジュレーションエフェクトで使用するテンポを調節することができます。
パッチメモリーを管理する
パッチメモリーを保存する
オートセーブ機能がOFF のときは(初期設定はON)、エフェクト、アンプ調節や音量設定などの変更は自動で保存されません。その場合は手動で保存します。
パッチメモリーを他の場所に保存することもできます。
オートセーブ機能について詳しくは、オートセーブを設定するを参照してください。
上書きする場合
「SAVE」をタッチ→「SAVE」をタッチします。
- 保存するパッチメモリー
- 保存先
- ハイライト表示されます。
違う場所に保存する場合
パッチメモリーの並び順を変更する
パッチメモリーの並び順を変更することができます。
パッチメモリーを削除する
不要なパッチメモリーを削除します。
パッチメモリーを作成する
パッチメモリーを新たに作成します。
バンクを管理する
バンクの並び順を変更する
バンクの並び順を変更することができます。
バンクを削除する
不要なバンクを削除します。
バンクを作成する
バンクを新たに作成します。
外部エクスプレッションペダルを使用する
外部エクスプレッションペダル(ZOOM FP02M)を接続すると、PEDAL カテゴリのエフェクトを使用できます。エクスプレッションペダルを操作してエフェクトのかかり方を変化させることができます。
チューナーを使用する
チューナーを有効にする
チューナーを有効にしてB6でベース をチューニングします。
チューナーを終了するには
チューナー使用中にを押すと、チューナーを終了して元の画面が表示されます。
チューナーの設定を変更する
チューナーのや基準ピッチやタイプを変更したり、フラットチューニングの設定をすることができます。
- メニュー画面でをタッチする
- チューナーの設定を変更する
チューナーの基準ピッチを変更する
「CALIBRATION」つまみを上下にドラッグ、またはを回して基準ピッチを変更します。
設定範囲は中央A=435 ~ 445 Hz です。
チューナータイプを選択する
お好みのチューナータイプをタッチします。
設定 | 説明 |
---|---|
CHROMATIC | 最寄りの音名(半音単位)を基準にしてズレを表示します。 |
BASS | 5弦、6弦ベースにも対応するベースギターの標準チューニングです。選択したタイプに応じて最寄りの弦番号を表示し、本来合わせるべきピッチからどの程度ずれているかを表示します。 |
「BASS」のチューニング(LBはLow B、HCはHigh Cを表します。)
弦番号 | LB | 4 | 3 | 2 | 1 | HC |
音名 | B | E | A | D | G | C |
フラットチューニングを使用する
すべての弦を通常のチューニングよりも半音(♭× 1)、1 音(♭× 2)、1 音半(♭× 3)下げた状態にチューニングできます。
お好みのフラットチューニングをタッチします。
チューナータイプが“CHROMATIC” のときは、フラットチューニングはできません。
リズムを使用する
内蔵されたリズムに合わせて演奏することができます。
リズムを有効にする
リズムを有効にして、リズムを再生したり、リズムの設定をします。
リズムを設定する
リズムの各種設定を行います。
リズムパターンを選択する
再生するリズムパターンを選択します。
プリカウントを設定する
ルーパーで録音を開始する前に、カウント音を再生するかしないかの設定をします。
テンポを調節する
リズムのテンポを調節します。
音量を調節する
リズムの音量を調節します。
リズムを再生/停止する
リズムを再生/停止します。
リズムパターン
No. | PatternName | TimSig | No. | PatternName | TimSig | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | GUIDE | 4/4 | 35 | NewWave | 4/4 | |
2 | 8Beats1 | 4/4 | 36 | OneDrop | 4/4 | |
3 | 8Beats2 | 4/4 | 37 | Steppers | 4/4 | |
4 | 8Beats3 | 4/4 | 38 | Rockers | 4/4 | |
5 | 16Beats1 | 4/4 | 39 | Ska | 4/4 | |
6 | 16Beats2 | 4/4 | 40 | 2nd Line | 4/4 | |
7 | 16Beats3 | 4/4 | 41 | Country | 4/4 | |
8 | Rock1 | 4/4 | 42 | Shuffle1 | 4/4 | |
9 | Rock2 | 4/4 | 43 | Shuffle2 | 4/4 | |
10 | Rock3 | 4/4 | 44 | Blues1 | 4/4 | |
11 | ROCKABLY | 4/4 | 45 | Blues2 | 4/4 | |
12 | R'n'R | 4/4 | 46 | Jazz1 | 4/4 | |
13 | HardRock | 4/4 | 47 | Jazz2 | 4/4 | |
14 | HeavyMtl | 4/4 | 48 | Fusion | 4/4 | |
15 | MtlCore | 4/4 | 49 | Swing1 | 4/4 | |
16 | Punk | 4/4 | 50 | Swing2 | 4/4 | |
17 | FastPunk | 4/4 | 51 | Bossa1 | 4/4 | |
18 | Emo | 4/4 | 52 | Bossa2 | 4/4 | |
19 | TomTomBt | 4/4 | 53 | Samba1 | 4/4 | |
20 | Funk1 | 4/4 | 54 | Samba2 | 4/4 | |
21 | Funk2 | 4/4 | 55 | Breaks1 | 4/4 | |
22 | FunkRock | 4/4 | 56 | Breaks2 | 4/4 | |
23 | JazzFunk | 4/4 | 57 | Breaks3 | 4/4 | |
24 | R&B1 | 4/4 | 58 | 12/8 Grv | 12/8 | |
25 | R&B2 | 4/4 | 59 | Waltz | 3/4 | |
26 | 70's Soul | 4/4 | 60 | JzWaltz1 | 3/4 | |
27 | 90's Soul | 4/4 | 61 | JzWaltz2 | 3/4 | |
28 | Motown | 4/4 | 62 | CtWaltz1 | 3/4 | |
29 | HipHop | 4/4 | 63 | CtWaltz2 | 3/4 | |
30 | Disco | 4/4 | 64 | 5/4 Grv | 5/4 | |
31 | Pop | 4/4 | 65 | Metro3 | 3/4 | |
32 | PopRock | 4/4 | 66 | Metro4 | 4/4 | |
33 | IndiePop | 4/4 | 67 | Metro5 | 5/4 | |
34 | EuroPop | 4/4 | 68 | Metro |
センド/リターンを使用する
センド/リターン用の端子に外部エフェクターを接続して使用することができます。
センドやリターンの位置は自由に設定でき、設定した内容はパッチメモリーごとに保存できます。
「FxLoop」
センド/リターン選択画面で設定した位置から外部エフェクターへ信号を送り、同じ位置に戻します。
「Send」
センド/リターン選択画面で設定した位置から外部エフェクターへ信号を送ります。
「Return」
センド/リターン選択画面で設定した位置に外部エフェクターから信号を戻します。
センド/リターンを削除するには:→ エフェクトを削除する
センド/リターンを変更するには:→ エフェクトを変更する
エフェクト追加画面からセンド/リターンを追加することもできます。(→ エフェクトを追加する)
インパルス・レスポンス(IR)を使用する
インパルス・レスポンスとは、空間の音響特性をキャプチャしてデータ化したものです。
スピーカーキャビネットから出力されるベースの音をマイクで収録した際の音響特性をキャプチャすることによって、様々なスピーカーキャビネットの特長がデータ化され、エフェクトとして使用することができます。
スピーカーキャビネットから出力することなく、リアルなベースサウンドを再現することができます。
B6 では、インパルス・レスポンスデータをあらかじめ36 個用意しています。
また、お手持ちのインパルス・レスポンスデータやサードパーティ製インパルス・レスポンスデータを読み込んで使用することもできます。
インパルス・レスポンス(IR)を使用する
パッチメモリーにインパルス・レスポンスを割り当てます。
インパルス・レスポンス(IR)データを読み込む
お手持ちのインパルス・レスポンスデータやサードパーティ製インパルス・レスポンスデータを読み込みます。
以下の形式のインパルス・レスポンスデータが読み込み可能です。
形式:WAV
サンプリング周波数:44.1 kHz ~ 192 kHz
オーディオインターフェース機能を使用する
B6 は2in2out のオーディオインターフェースとして動作します。
B6 からは、エフェクト処理後の2 チャンネルのオーディオ信号をパソコンに送ります。
パソコンからは、エフェクト処理後の位置に2 チャンネルのオーディオ信号を入力します。
入出力の位置については信号の流れを参照してください。
ドライバをインストールする
Windows
Mac または iOS/iPadOSデバイス
Mac またはiOS/iPadOS デバイスで使用する場合、ドライバは必要ありません。
パソコンに接続する
オーディオインターフェースの設定をする
録音レベルの調節やモニターバランスなどを設定できます。
- メニュー画面でをタッチする
- オーディオインターフェースの設定をする
パソコンへ送る音量(録音レベル)を調節する
を回す、または「RECORDING GAIN」つまみを上下にドラッグして録音レベルを調節します。
設定範囲は- 6 dB ~ + 6 dB です。
モニターのバランスを調節する
を回す、または「MONITOR BALANCE」つまみを上下にドラッグしてパソコンからの出力信号と、ダイレクト信号(B6 の音声)のバランスを調節します。
設定値はつまみの上に表示されます。
設定範囲は0 ~ 100 です。「0」でダイレクト信号のみ、「100」でパソコンからの出力信号のみとなります。
iOS/iPadOS デバイスと接続する
専用無線アダプター(ZOOM BTA-1 など)を接続すると、iOS/iPadOS アプリケーションHandy Guitar Lab for B6を使って、iPhone/iPad からワイヤレスでB6 を操作できます。
B6 の電源をON にする前に、専用無線アダプター(ZOOM BTA-1 など)を取り付けてください。
専用アプリはApp Store からダウンロードしてください。
本体の設定をする
オートセーブを設定する
オートセーブ機能をON にすると、パッチメモリーの内容を変更したときに自動で保存することができます。
タッチスクリーンの明るさを調節する
タッチスクリーンの明るさを調節することができます。
ECO モードを設定する
操作をやめてから10 時間経過すると自動的に電源が切れるように設定します。
ファームウェアを管理する
ファームウェアのバージョンを確認する
B6 のファームウェアのバージョンを確認することができます。
アップデートする
B6 のファームウェアを、最新のものにアップデートできます。
最新のファームウェアアップデート用ファイルはZOOM のWeb サイト(zoomcorp.com )からダウンロードできます。
工場出荷時の設定に戻す
工場出荷時の状態に戻すことができます。
SD カードを管理する
SD カードの情報を確認する
SD カードの空き容量を確認することができます。
SD カードを初期化する
SD カードの性能を最大限に発揮させるため、B6 用に初期化します。
市販のSD カードや、他のパソコンで初期化されたSD カードを使用する場合は、最初にB6で初期化する必要があります。SD カードを初期化すると、SD カードに保存された全てのデータは消去されますので、ご注意ください。
カードリーダーとして使用する
B6 をパソコンと接続して、カードリーダーとして使用することができます。
パソコンから、ルーパーのフレーズ、お手持ちのインパルス・レスポンスデータやサードパーティ製インパルス・レスポンスデータを転送し、B6 で読み込むことができます。
B6 のフォルダー・ファイル構成
B6 のSD カードには次のようなフォルダー・ファイルが作成されます。
- インパルス・レスポンス用WAV ファイルをこのフォルダに入れると、B6 に読み込むことができます。
- (→ インパルス・レスポンス(IR)データを読み込む)
- インパルス・レスポンス用WAV ファイル
- ルーパーで録音したフレーズは、このフォルダに保存されます。
- ( →フレーズを作成してSD カードに保存する)
- オーディオファイルをこのフォルダに入れると、ルーパーのフレーズとして読み込むことができます。
- (→ SD カードに保存したフレーズを選択する)
- B6 のルーパー設定ファイル
- ルーパーで録音したフレーズ
故障かな?と思う前に
電源が入らない
電源スイッチが“ON” になっていることを確認する。
接続を確認する。(→ 接続する)
音が出ない、非常に小さい
接続を確認する。(→ 接続する)
選択している入力チャンネルが正しいかどうか確認する。(→INPUT SELECTを切り替える )
各エフェクトのレベルを調節する。(→ エフェクトを調節する)
パッチメモリーのレベルを調節する。(→ パッチメモリーの音量を設定する)
アウトプットボリュームを調節する。(→ マスターレベルを調節する)
エクスプレッションペダルで音量の調節を行っている場合は、適切な音量になるようにペダルの位置を調節する。
ノイズが多い
シールドケーブルが正常であることを確認する。
ZOOM 純正のAC アダプターを使用する。(→ 接続する)
エフェクトが選択できない
エフェクト選択時にエフェクトの処理量が制限を超えてしまう場合、ディスプレイに“PROCESS OVERFLOW”と表示され、エフェクト選択ができません。(→ パッチメモリーのエフェクト数について)
エクスプレッションペダルがうまく動作しない
ペダルエフェクトを選択する。(→外部エクスプレッションペダルを使用する )
エクスプレッションペダルの接続を確認する。(→接続する )
DAW に録音したレベルが小さい
録音レベルの設定値を確認する。(→ オーディオインターフェースの設定をする)
SD カード使用時、ルーパーに正しく録音できない
SD カードは消耗品です。書き込み・消去を繰り返していくうちに速度の低下がみられることがあります。
B6 でカードの初期化を行うと改善される可能性があります。(→ SD カードを初期化する)
SD カードの初期化を行っても動作が改善されない場合、SD カードを交換する事をおすすめします。動作確認済みリストはZOOM のWEB サイトからご確認ください。
NOTE動作確認済みSD/SDHC/SDXC カードは特定のSD カードの記録性能を保証するものではありません。
このリストは、適切なカードを見つけるためのガイドラインとして提供されています。
仕 様
同時使用エフェクト数 | 6 EFFECTS | |
パッチユーザーエリア | 240 | |
サンプリング周波数 | 88.2 kHz | |
A/D 変換 | 24-bit 128 倍オーバーサンプリング | |
D/A 変換 | 24-bit 128 倍オーバーサンプリング | |
信号処理 | 32-bit | |
周波数特性 | 20 Hz 〜 40 kHz ( + 0.5 dB - 0.5 dB)(10 kΩ負荷時) | |
ディスプレイ | 4.3 インチ TFT カラーLCD(480 x 272 pixels) | |
入力 | INPUT 1/2 | 標準モノラルフォーンジャック 定格入力レベル:–20 dBu 入力インピーダンス(ライン):1/10 MΩ(スイッチ切り替え) |
RETURN | 標準モノラルフォーンジャック 定格入力レベル:–20 dBu 入力インピーダンス(ライン):1 MΩ | |
AUX IN | ステレオミニジャック 定格入力レベル:–10 dBu 入力インピーダンス(ライン):10 kΩ | |
出力 | AMP/LINE [PHONES] | 標準ステレオフォーンジャック 最大出力レベル:ライン+ 11.4 dBu(出力負荷インピーダンス10 kΩ以上時)/フォーン 24 mW + 24 mW(負荷 32 Ω時) |
OUTPUT-BALANCED | XLRジャック インピーダンス:100 Ω(HOT-GND、COLD-GND)/200 Ω(HOT-COLD) GND LIFT(スイッチ切り替え) | |
SEND | 標準モノラルフォーンジャック 最大出力レベル:+ 11.4 dBu(出力負荷インピーダンス10 kΩ 以上時) | |
ノイズフロアー(残留ノイズ) | AMP/LINE [PHONES] | –96.0 dBu |
OUTPUT-BALANCED | –100.0 dBu | |
SEND | –99.0 dBu | |
コントロール入力 | FP02M 入力 | |
電源 | ACアダプター DC9 V センターマイナス、500 mA(ZOOM AD-16) | |
USB | 端子:USB2.0 Micro-B /対応ケーブル:Micro-B ケーブル GuitarLab:USB1.1 Full Speed オーディオインターフェース:USB2.0 High Speed、44.1/88.2 kHz、32-bit(88.2 kHz時は16-bit)2in 2out マスストレージクラス:USB2.0 High Speed ※データ転送に対応したUSB ケーブルを使用してください。USB バスパワー動作非対応。 | |
SD カード | 規格 | SD/SDHC/SDXC 規格対応カード |
LOOPER | WAV:44.1 kHz、16-bit ステレオ | |
IR | WAV:44.1 kHz ~ 192 kHz、16-bit/24-bit/32-bit | |
REMOTE | 専用無線アダプター(ZOOM BTA-1 など) | |
外形寸法 | 228 mm (D) x 418 mm (W) x 65 mm (H) | |
質量 | 1890 g |
※ 0 dBu = 0.775 V