膨大な取材旅行と研究を通して、ナショナルジオグラフィックの探検家兼フォトグラファーのMartin Edströmの手による360º映像とバーチャルリアリティ体験は、世界最大の洞窟であるソンドン洞窟(ベトナム)から、南ルアングワ国立公園(ザンビア)の野生のライオンの群れを追った初の360ºVRドキュメンタリー制作まで様々だ。
IVAR Studiosのチームと共に、Martin Edströmは常に映像やオーディオの新たな表現方法を実現するテクノロジーを探し求めている。
人々にインパクトを与えるストーリーを紡ぎ出していくには、私自身がそこから何かを感じ取る必要があります。人々が日常からかけ離れた時と場所へ連れて来られたような、頬に風を感じるような、そういったものである必要があります。その大きな原動力となるのが、その世界観に没入できるオーディオなのです。"
「撮影の仕事はモジュラー的にならざるを得ないことがあって、クルー4名で撮影できる時もあれば、ドキュメンタリーの仕事ではいわゆる"撮って出し"のようなことをしなくてはならない時もあります。そういう状況ですから、臨機応変に対応できるカメラやオーディオ機材がどうしても必要で、その点ZOOMの機材は完璧に対応できるんです。」
MartinはZOOMのレコーダーとマイクを長年愛用し、今やZOOM製品が彼の制作の中心となっている。IVAR Studioのチームとともに撮影に出る時は、アンビソニックマイクとラべリアマイクの同期にZOOM『F8n』を使うのが定番セットになっている。
「一方で『H3-VR』や『H6』のシンプルさも大好きです。アンビソニックで録りたい場面でも単純に全部の機材を持って行けないこともよくあります。ネパールやノルウェーの山々をパックラフトしたり、キルギスの平原を何日も馬に乗らなくてはならない場合などでは、用意できる機材は極めて限定的になります。そんな時に、ZOOMの交換式マイクカプセルという設計思想の素晴らしさが光りますね。」
Martin EdströmとIVAR Studioの最新情報は、IVAR Studios WebサイトとMartin Edströmサイト をご覧ください。