直感的にミックス
モノラル8チャンネル、ステレオ2チャンネル、合計12チャンネルの入力を備える『LiveTrak L-12』は、メニューに入ることなく、アナログミキサーのように全ての設定をキーやノブでフィジカルに操作可能。各チャンネルには、3バンドEQを搭載し、モノラルチャンネルにはコンプレッサー機能、高品位なセンドエフェクトも搭載しています。視認性に優れた12セグメントのLEDメーターも備え、ライブ演奏のミキシングを思いのままに行える高い操作性を提供します。
マルチに録音
最高24ビット/96kHzのWAVフォーマットで全12トラックの同時レコーディングが可能。フェーダー通過前の信号を録音するため、ライブ中のミックス操作の影響を受けずに各トラックの音をSDカードに記録できます。
ミックスダウンやオーバーダビングが行えるほか、録音データをコンピュータに移して、DAWでさらに本格的なオーディオ編集作業が行えます。
* 96kHzサンプリング選択時は、エフェクト、EQ、オーバーダブ、マスタートラック、オーディオ・インターフェース機能が使用できません。また、MONITOR OUT A~Eから個別のミックスバランスで出力できません。
5系統のモニター
5系統のモニターミックスを出力できるヘッドフォンアウトを装備し、演奏者一人ひとりに、好みのミックスバランスを供給することが可能。ハイパワーなヘッドフォンアンプを内蔵し、ラウドなステージでも余裕の大音量でヘッドフォンを鳴らすことができます。
オーディオ・インターフェース
『L-12』は、14イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェースとしても利用可能。コンピューターのジッタに影響されないアシンクロナス(非同期)転送システムを採用し、最高48kHzのサンプリングレートで、全12チャンネルの入力とマスターフェーダー通過後の信号をDAWに録音することができます。また、パソコンからの再生信号をステレオチャンネルに割り当てることもでき、バックトラックに合わせた同期演奏を行ったり、演奏者のヘッドフォンにクリックガイドを送ることも可能です。iOSデバイスとも接続(*)できるクラスコンプライアントモードにも対応しています。*
*Apple Lightning - USBカメラアダプタが別途必要です。
妥協なき高音質設計
ZOOM史上最高性能のマイクプリアンプ
EIN -128 dBuの超低ノイズフロアに、+60dBの最大入力ゲインを実現。音の入り口であるマイクプリアンプには、ZOOM史上最高性能をマークする高品位なオーディオ設計が施されています。
最高24ビット/96kHzのハイレゾ音質
SDカードへのマルチトラック・レコーディングでは、最高96kHzのサンプリング周波数、24ビットまたは16ビットのWAVフォーマットで、高精細なオーディオ録音が可能。オーディオ・インターフェースモードでは最高48kHzのサンプリング周波数に対応し、パソコンのDAWソフトでレコーディングすると同時に、SDカードにもマルチトラック・レコーディングを行うことができます。
便利なオートレコーディング機能
ある一定レベル以上の音に反応して自動的に録音を開始する、オートレコーディング機能を内蔵。この機能を利用すれば、ギターのコードやスネアのヒットをきっかけにレコーディングをスタートさせることが可能です。また、RECボタンを押す2秒前にさかのぼって録音できるプリレコーディング機能も内蔵。オンタイムよりも早くライブがスタートした場合でも、2秒前にまでさかのぼって頭欠けすることなく演奏を収録することができます。
USBメモリで録音データをシェア
USBメモリを接続できるUSBホスト端子を搭載し、マスタートラックを含む任意のトラックの録音データをUSBメモリに書き出すことが可能。例えば、ライブ演奏のステレオミックスを作ってバンドメンバーに配布することができます。また、各種ミキサー設定を含む全トラックの録音データ(プロジェクト)のバックアップをとることも可能です。
LiveTrak L-12導入事例
株式会社ユウクリが運営をする、ライブ配信も可能なeスポーツ/ビジネススタジオレンタルサービスの「e-Create Space」。大迫力の200インチLEDビジョンや充実した機材などイベントや配信に適した設備が完備されており、ZOOMのLiveTrak™『L-12』も活躍している。詳細は、こちらの記事「eスポーツ配信とクリエイター」をご覧ください。
同梱品
L-12パッケージには、以下のものが同梱されています。:
- ACアダプタ(AD-19)
- USB2.0ケーブル
- クイックガイド
別売アクセサリ:
- ラックマウント・アダプタ(RKL-12)
- フットスイッチ (FS01)
- キャリングバッグ(CBL-20)