遠隔地のミュージシャンと、
オンラインでジャムセッション!

遠く離れたバンドメンバーと、いつでも思い立ったらセッションしたい ── 。そんなミュージシャンの夢をかなえるデバイスが、構想・開発に2年半をかけて、ついに形になりました。

パソコン不要で最大6人までのセッション演奏が行える『S6 SessionTrak』は、高速インターネット接続が可能なLANポートを内蔵するリモートセッション・ユニットです。サーバーを介さない*『S6』本体同士の直接相互通信(Peer to Peer)により、高音質なオンラインセッション環境を構築可能。バンドメンバーが北海道にいても九州にいても、半径1,000km圏程度の距離なら、実際に同じスタジオに入って演奏するのと変わらないほどの極小レイテンシ**。日本国内の『S6』ユーザー同士なら「今空いてる?じゃあ、セッションしよう!」と、いつでも気軽に声をかけて、すぐにジャムセッションをスタートすることができます。

日本全国に散らばったバンドメンバーをひとつにまとめる、リモートセッション・ユニット『S6 SessionTrak』。

Win / Mac用アプリ「ZOOM S6 Network Checker」で、お使いのインターネット環境が製品の要求を満たすかを確認することができます。製品ご購入前に、必ずお試しください。

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S6 SessionTrak

オープン価格


( S6本体、専用アプリ「ZOOM SessionTrak」の価格を含む )

* セッションルームへの入場時のみ、一時的にサーバーへの接続を行っています。** 光ケーブル契約のインターネット回線推奨。

S6フロント面を斜め上から

GOOD DESIGN AWARD 2023
「グッドデザイン・ベスト100」を受賞

GOOD DESIGN AWARD 2023 BEST 100

パソコン不要で最大6人のミュージシャンとのリモートセッションが行える『S6 SessionTrak』が、GOOD DESIGN AWARD 2023において「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。


GOOD DESIGN AWARD審査員より、以下の評価コメントをいただきました。

超低レイテンシー技術にて遠隔における音楽セッションをほぼ違和感なく可能にした製品である。実現するための課題を「音符=時間」と捉えれば、機器同士のデータ授受によるズレをいかに小さくできるかが重要だが、実現条件があるものの実際5m離れて会話する程度のズレで最大6人までのセッションを実現してしまった。PCなどを用意せずとも本製品に直接ケーブルをつなぐだけで高音質を可能としたシンプルさは、リテラシーに関係がなく誰でも使いやすい。音楽という違和感を感じやすい感性領域にテクノロジーがまた一歩近づいたという点でこれを高く評価。本製品によって音楽のみならずナレーション、ラジオ業界など様々な場面でも応用活用されているという点も含め、今後が極めて楽しみである。

「グッドデザイン・ベスト100」は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、審美性、提案性、可能性などにおいて総合的に優れているとして高い評価を受けた100件です。

グッドデザイン賞公式WEBサイト

セッションスタートまで、わずか3ステップ!

煩わしいパソコン設定、アカウント登録、サブスクリプション支払いは、すべて不要です。


S6と接続されるインターネット通信、電源アダプタ、楽器、モニタースピーカーなどの概念図

①電源アダプタ、LANケーブル、マイクや楽器、ヘッドフォンなどを繋いで電源オン

S6と同一のルームナンバーを他のメンバーにシェアする図

② あなた専用に準備されたセッションルームに入室、ルームナンバーをメンバーに共有

S6を使って、遠隔地のメンバーとセッションする概念図

③招待されたルームナンバーをS6のタッチパネルで入力し、メンバーがセッションルームに集合。すぐにリモートセッション開始!

S6とギタリスト
S6とベーシスト
手に持ったiPhone上に表示される、S6専用アプリ「ZOOM SessionTrak」

アプリで簡単に入室

iOSアプリ「ZOOM SessionTrak」を使えば、セッションルームへの招待がさらに簡単、スムーズに。まずセッションの主催者が『S6』本体に表示されるバーコードをスキャンして、メンバーにシェア。メンバーそれぞれが所有するS6本体に入室用バーコードが表示されるので、それをアプリでスキャンすれば、セッションルームへの入室が即完了。メンバーが揃い次第、すぐにセッションスタートです!

S6_zoom_session_icon

App Storeからダウンロード
S6上のタッチパネルに表示される、二次元バーコード
S6の左側面にあるLAN端子と、接続されたLANケーブル
『S6』の相互直接通信イメージ

ドラマーのカウントに合わせて、演奏しよう

会話の伝送にのみ重点を置いたWEB会議アプリでは、大幅なデータ圧縮とノイズキャンセル処理による楽器音の著しい劣化が避けられません。また、サーバーを介することで120~250 msec程度の遅延が生じ、音楽の演奏においては致命的な一拍以上のレイテンシが発生していまいます。

『S6 SessionTrak』では、非圧縮の44.1 kHz/16bitリニアのオーディオ信号を、サーバーを介さずに『S6』同士で相互に直接通信するPeer to Peer(P2P)接続を採用。つまり、遠く離れたドラマーのカウントに合わせて、最大6人のメンバーが「せーの!」で、ド頭一拍目から入る曲を演奏することだって、もちろんまったく問題ありません。

日本地図と東京を中心とした半径1000キロメートルの範囲を表す円

東京を起点とした半径1,000km圏 ※国土地理院地図データ (https://maps.gsi.go.jp/) をもとに株式会社ズームが作成

音の距離感は、
たったの5メートル

光ファイバー契約の有線LANでインターネットに接続することで、およそ1,000キロメートル離れた端末同士で最適化標準レイテンシ15 msecを達成。この15msecの遅延はリアルワールドでは「5メートル離れた場所で演奏される楽器音が耳に到達するまでの時間」に相当します。東京を起点とすると、北海道から九州までのほぼ全域が半径1,000キロメートル圏内。つまり日本全国に散らばったメンバーが『S6』を介してリモートセッションすると、16帖クラス(25平方メートル)の練習スタジオでセッションを行うのと同じ感覚(音の距離感)で演奏することができます。

※ネットワークの混雑状況により通信品質は変化します。本図はレイテンシやリアルタイムセッションの可否を保証するものではありません。

S6パッケージデザイン

同梱品

  • S6 SessionTrak
  • ACアダプタ
  • オペレーションマニュアル

別売アクセサリ

  • ポッドキャスト用マイクパック(ZDM-1PMP)
  • ダイナミックマイクロフォン(ZDM-1)
  • 密閉型モニターヘッドフォン(ZHP-1)
  • 汎用ソフトシェルケース(SCU-40)

S6斜め画像